前回のおさらい

☑ 奈良の素材を使った料理メニューが決定！
☑ 料理に使う奈良の素材をご紹介！
☑ パーティーで行う「流しそうめん」の竹すらも奈良産
☑ パーティー前夜の料理仕込み
☑ 深夜に胡麻を「練り胡麻」にする作業への恨み節

今日のnoteでは「奈良づくしパーティー」当日の様子をレポートします！
※『奈良づくしパーティーin東京』は、2015年に開催したものです。

「奈良づくしパーティー」開催場所は東京・新宿

今回パーティーが開催されたのは東京・新宿。会場は新宿御苑にあるレンタルキッチンスペース『Garden Kitchen』。調理器具や食器など一通り揃っているので、料理をしながらのイベントに最適の会場です。

パーティースタート！奈良の“おいしい”てんこ盛り！

奈良のお酒で乾杯して、パーティースタート！
お昼時だったので皆さん空腹MAX！奈良の素材をふんだんに使った料理を、いっせいにいただきます。

色鮮やかな大和野菜のバーニャカウダーや、

古代米の古代チーズ（蘇）リゾット、

夜中に無心ですった胡麻は、吉野葛のおかげで立派な胡麻豆腐となりました。ぷるぷる。

そして大和牛のローストビーフ！見て下さい～この綺麗なサシの入ったお肉を！輝いていますでしょ？大和牛は柔らかく、ペロリと平らげてしまいました。瞬殺です。かなりの量を用意したのに、本当に皆さん食べるのが早かった...。

ひとつひとつの料理に舌鼓を打ちながら、「これは何？」「これも奈良の食材なの？」と、皆さん珍しい食材に興味津々。奈良の食材に興味を持ってもらえて、おっくん（@okumasaya）もこの嬉しそうな表情！

こちらは奈良特産品の柿を使った「柿ジャム」をのせたクッキー。実はNaraDeWaで商品企画・開発をしている、奈良土産の試作品なのです。

奈良の日本酒「御代菊」も進む進む！会場が和気あいあいとした雰囲気になったところで、少し奈良のお話をしましょうか。

奈良県橿原市の魅力をPR

パーティーには奈良県橿原市（かしはらし）職員の山崎さんが駆けつけ、橿原市の魅力をPR。
「皆さん、“橿原”という地名が読めますか？」
「これは“かしはら”と読みます」
「普段この“橿”という漢字を使うことはほぼ無いので、これを機会に覚えていただければと思います」

ええ、わたしはもちろん28歳くらいまで読めませんでした。
「おっくん、出身どこ？」
「え？奈良県の...これ何て読むの？ナニ原市？」
そんなレベルでした。

橿原市には神武天皇をお祀りしている『橿原神宮』や、藤原京の中心施設である藤原宮があった『藤原京跡』、重要伝統的建造物群保存地区に指定され、江戸時代の町並みがそのまま残っている『今井町』など、貴重な観光資源がたくさんあります。

どれも穏やかな空気が流れる、歴史ある場所。ぜひ奈良を訪れた際には、奈良市から少し足を伸ばして橿原市にも遊びに行ってみて下さいね。

無駄に総合旅行業務取扱管理者の資格を持っている（←趣味で）わたしのオススメは、やはり橿原神宮ですかね。早朝の橿原神宮はそれはそれは神聖な雰囲気で、心が洗われるような感じがします。

橿原神宮駅近辺に宿泊するなら、『THE KASHIHARA』や『橿原オークホテル』ですね。THE KASHIHARAには温泉大浴場があるのでゆっくり疲れを取ることができます。橿原オークホテルに泊まったら、近所に『栄温泉』という昔ながらの銭湯があるのでそこに行くといいですよ。

あとはそうですね... 9月頃にホテイアオイという青い花が一面に咲き誇る『本薬師寺』も素敵ですし、夏に風鈴祭りがおこなわれる『おふさ観音』も良いです。派手さはないものの、ほっこり優しい気持ちになれる橿原市、いいですよ。

大盛り上がりだった「流しそうめん」

さて、パーティーも後半に突入。ここで皆さんお待ちかね、流しそうめんの登場です！
奈良で伐採・成形し、東京まで運搬してきた渾身の竹樋（たけどい）を室内に設置。いよいよそうめんが流れますよ～！

な、流れた！三輪そうめんが、流れました！
これぞジャパニーズ夏の風物詩、流しそうめん！流れるだけで興奮する麺類は、世界中探しても恐らくそうめんだけでしょう。偉大です。

流れるだけでこんなにも人を笑顔にする麺類、そうめん。最強です。
ちなみにコシの強い奈良県の三輪そうめんは、流しそうめんにもぴったり！今年の夏は奈良の三輪そうめんで流しそうめんをしてみてはいかがですか？

さらにパーティーでは、料理研究家で奈良市の観光大使も務めている海豪うるるさんが、いつもと一味違ったそうめんの美味しい食べ方を伝授！そうめんを『グリーンカレー』や『豆乳キムチ』で食べてみたりと、そうめんの新しい可能性に驚きの連続でした。（もちろん美味しかったです♡）

「奈良づくしパーティー」を振り返って

こうして大盛況のうちに終了した「奈良づくしパーティー」。NaraDeWaとしても初めてのイベントでしたが、参加してくださった皆さんの食べっぷりと、この笑顔が見れたことが何よりです。

そして奈良のおいしい食材でお腹も満たされ、奈良について少しでも興味を持ってもらえるきっかけになったことから、イベントは成功と言えるでしょう。

最後にNaraDeWaとして「奈良づくしパーティー」を振り返った点をまとめておきます。またイベントをする時に、更にパワーアップした催しができるように、ね！

奈良づくしパーティーの良かった点
☑ 「奈良の食べ物を知ることができた！」と言ってもらえた
☑ 「次のイベントも来たい！」と言ってもらえた
☑ 「奈良にも美味しいものがあるんだね！」と言ってもらえた

奈良づくしパーティーの反省点
☑ 採算よりも満足度を重視したため、赤字
☑ 規模の割にスタッフが少なかったため、準備の負担が大きかった

次回へ向けての改善点
☑ もう少し気軽にできるイベントを定期的にするべき
☑ 採算や人員を考慮するべき

「奈良に関するこんなイベントしたい～！」というアイデアがありましたら、ぜひNaraDeWaまでご連絡ください。
全力で奈良をPRするイベント、やります！

執筆：SAORIGRAPH（@saorigraph）
編集：きしぽみ（@kishipomi）