出張オレンジの人 #25 生田神社

画像1 今回は、生田神社です。 生田神社は、兵庫県神戸市中央区下山手通一丁目にある1800年以上の歴史を持つ神社です。 かつて、現在の神戸市中央区の一帯が社領であった所から、神地神戸(かんべ)の神戸(かんべ)がこの地の呼称となり、近年に神戸(こうべ)と呼ばれるようになり、これが神戸の地名の語源です。 祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)であり、機殿(はたどの)で神服を織られる神様です。 糸を合わせながら織り成す、 人と人との縁を結ぶ、恋愛成就、夫婦円満の神様です。 地元では「生田さん」として親しまれています。
画像2 当初は、砂山(いさごやま)に祀られていました。 799年の大洪水により砂山の麓が崩れ、現在地にある生田の森に移転したらしいです。 大洪水の際、社の周囲には松の木が植えられていたが、洪水を防ぐ役割を全く果たさなかった為、今でも生田の森には1本も松の木は植えられていません。 元旦には門松は立てず杉飾りを立てるらしいです。 社殿は、1938年の神戸大水害・1945年の神戸大空襲・1995年の阪神・淡路大震災など何度も災害などの被害にあい、そのつど復興されてきたことから、「蘇る神」としての崇敬も受けています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?