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ナッツの万馬券倶楽部 #51


オークス(G1)は見事にアーモンドアイが二冠目を手に入れた。
アーモンドアイの母フサフサパンドラは現役時代オークス2着で終わっているので、母の無念も晴らせドラマチックに無事に終えれと思う。
アパパネ以来の牝馬三冠馬の誕生も見えてきた。



そんなこんなで今週は3歳馬の頂点を決める日本ダービー(G1)が行われる。

牡馬クラシック第1戦の皐月賞(G1)は、大本命と目されていたダノンプレミアムが、レース1週間前に負傷によって回避を表明。
一気に混戦ムードとなる中、7番人気のエポカドーロが戴冠を遂げた。
2着には9番人気のサンリヴァル、3着には8番人気のジェネラーレウーノが入線。
人気上位馬がことごとく馬群に沈んで、波乱の決着となった。

クラシック第2戦となる日本ダービーへの最終切符を巡って、3つのトライアルが行なわれた。
青葉賞(G2)はゴーフォザサミット、京都新聞杯(G2)はステイフーリッシュ、そしてプリンシパルS(OP)はコズミックフォースが勝って、それぞれダービーの出走権を手にした。







ダノンプレミアムは日本ダービーでも人気を集め主役に躍り出そう。
ただ、レースは弥生賞(G2)以来。
他馬に比べてレース間隔が空きすぎている気も。
レース感覚が鈍っていなければいいが。
それ以外にもダービーで問題があるとすれば、先行脚質であることと、体調が持続しているかどうかということ。
早め早めの競馬で突き放すという芸当は、マイル戦とか、舞台で言えば中山や阪神向き。
直線の長い東京で、しかも2400mのレースでまったく問題はないとは言えない。
弥生賞以来のレースとなりますから、完調でないとなおさら不安が増す。
それでも、能力だけで勝ってしまう可能性も否定はできない。
それぐらいのポテンシャルがある馬だとは思う。




続いて2番人気になりそうなのがブラストワンピース。
まさかの皐月賞(G1)に出走していない2頭が皐月賞馬を抑えての上位人気を占める感じになりそう。
ブラストワンピースは毎日杯(G3)を制して、無傷の3連勝中。2400mも経験済み。
強い所とやっていないという批判的な声もあるが、毎日杯で2着馬だったキベオンはNHKマイルC(G1)で2着に入っているので、G1級の能力はあると思う。




皐月賞馬のエポカドーロは父がオルフェーヴルだから距離も延びて問題ないと思うし、評価が上がらず、また人気の盲点になるようならば、面白い存在。
2冠達成の可能性もゼロではない。




皐月賞(G1)で2着だったサンリヴァルは相変わらず不気味な存在。
惨敗もなく堅実的な成績を残している。
そのわりには低評価で馬券的には旨みがある。
最も僕が好きそうな馬である。




皐月賞3着だったジェネラーレウーノはすごいスタミナお化けという印象。
皐月賞では前残らないでしょという展開でメチャメチャ飛ばしていて3着に残っている。
日本ダービーでは距離も延び、スタミナが活かされる展開になれば面白い。




皐月賞4着のステルヴィオも安定した実績。
人気順でこそ皐月賞よりも下がりそうだが、今回の日本ダービーは人気が拮抗しそう。
距離延長がプラスになるとも思えないので推しづらい部分はあるが鞍上がルメールなので恐いのも事実。




皐月賞でキタノコマンドールが脚をすごく使えていたし、一番運がある馬っていう意味でも注目したい。
去年まで皐月賞は4着までしかダービーの優先出走権がなかったのが、今年から5着までになったところで、きっちり5着に入り、運も兼ね揃えている。
5着に敗れたが、最後方から大外を回り最速タイの上がりをマークしている。
目一杯の力を出さずに5着を取れたっていうのが一番大きいかなと思います。
また、ギベオンが回避した事により、デムーロ騎手がキタノコマンドールになるという意味でも、この馬はツイている。
昔から運の強いがダービー馬になると言われているだけに今年はまさしくキタノコマンドールがピッタリではないだろうか。




ダービートライアルでもある青葉賞(G2)を勝って出走権を手にしたのがゴーフォザサミット。
青葉賞じたいも6番人気で勝ち、成績じたいも負け過ぎ感はあるしフロック視がちだと思うが、負けているレースは1800mのレースばかり。
2000m以上のレースでは負けなし。
日本ダービーと同じ距離、同じコース、同じ舞台を経験しているのは正直デカい。
蛯名騎手は25度目の日本ダービー、悲願のダービー制覇となればそれはそれで感動もデカい。




京都新聞杯(G2)を勝ったステイフーリッシュも不気味な存在。
実績から見ても強いのか弱いのかイマイチ分かりづらいww
ただ、人気している時より人気していない時のが走る印象。
今回は然程人気しないと思うので激走パターンなのでは?!




タイムフライヤーの人気の下がり方が面白い。
腐ってもG1馬。
1番人気でしっかりとホープフルS(G1)を勝っている。
ホープフルSで負かした相手よりも人気が下がるとはww
鞍上も内田騎手。
旬な時事ネタを使えば、日大のアメフト部の騒動が世間を騒がせている。
元アメフト部監督が内田監督。
これは何かのサインなのでは?!
内田騎手が1枠(白)、潔白なのか?!
もし2枠(黒)なら面白かったww
内田元監督の御言葉を借りまして、内田騎手に言いたい。
「出来ませんでした」では、すまないぞww




グレイルは共同通信杯(G3)を1番人気で7着以来、人気が低迷気味。
この馬も京都2歳S(G3)を勝っているので腐っても重賞馬。
ハーツクライ産駒なので距離延長はむしろプラスと考えてよさそうな気がする。




さらに距離が延びて面白そうなのはオウケンムーン。
父が菊花賞馬オウケンブルースリ、母父にエリシオの血。
距離延長はプラス材料でしかない血統。
オウケンブルースリの父は日本ダービーとジャパンカップと東京2400mのG1を二つも勝った馬である。
トニービンの血が流れているだけに東京向き、魅力でしかない。
人気の方はだいぶ下降しているが3連勝した実績は並大抵の馬では無理だと思う。




皐月賞1番人気ながら期待を裏切ったのがワグネリアン。

でも、やはり東京スポーツ杯2歳S(G3)での勝ち方は強かった。
中山コースで2連敗しているが、中山よりも東京向きと考えれば、今回は東京コースに変わるのでプラスと考えれる。




たいした実績ではないが青葉賞(G2)2着だったエタリオウは不気味な存在。
4戦連続2着、勝ちこそないが堅実的な走り。
そのうち3戦連続2400mのレースに出走している。
東京2400mのレースも経験済み。
どの馬よりも経験値は豊富。
そして鞍上がボウマン。
運の話をするならば、1勝馬ながら青葉賞(G2)2着に入り、ダービー出走権利を手に入れているのでこの馬にもチャンスはあると思う。
3着以内に入れば万馬券確定www




ジャンダルムはビリーヴの仔なだけに距離延長がどうしてもプラスと思えない。
デイリー杯2歳S(G2)を勝っているだけに1600m辺りがベストではないだろうか。










【ナッツの予想】
◎ダノンプレミアム
○オウケンムーン
▲ワグネリアン
△グレイル
△キタノコマンドール
△ステイフーリッシュ
△ジェネラーレウーノ
△エタリオウ





今回は印多めですが、今回のレースは荒れると僕は予想しています。

今年の日本ダービーは18頭中12頭が重賞馬。
下馬評の馬にも充分にチャンスがありえそうな予感。

平成最後の日本ダービー‼︎
目指すは6955頭の頂点はどの馬か!

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