Miranda July

今日久々に立ち寄ったコーヒー屋さんでコーヒーが出てくるのを待っていた時、隣の女性が傍に置いていた本があった。僕の角度からは本のタイトルを全部は読み取ることができなかったけれど不思議なことに何となく本の内容や雰囲気が伝わって来た。黒の装丁で 「THE FIRST…」まで読み取れた。

その方の雰囲気も優しそうだったので勇気を出して誰の何の本なのか聞いてみたら良かったけれど面倒くさがってやめてしまった。ちょっと後悔。

帰宅して久々に本棚から無作為に何冊か取り出した。
昔からハマって読んだ本と内容を全く覚えていないものとあともう一冊。黄色の装丁の海外小説。最近はお会いできていないのだけれど10年近く前から良くして頂いていた方に誕生日か何かのタイミングで「きっと工藤くん好きだと思うから。」と頂いた本だった。そういえば頂いてからちゃんと読んでいなかった事を思い出し読み始めた。(これを書いている時点でまだ読み終わっていない。)

読み進めてゆくと本当に面白い。あの時何で読まなかったんだろうとまたしても後悔。「読み終えたら感想を送ります!」と伝えていたのに。

作者のことが何も分からずじまいだったので調べる。

ミランダ・ジュライ。

いい名前。

いちばんここに似合う人

他にどんな本を書いているのだろうと調べてみるとなんと今日隣の席に座っていた女性の傍らにあった本!

最初の悪い男

まさしくこれだった。

同じ空間にいて惹かれた本。きっと何かの縁なのだろうから手元にあるこの本を読み終えたら読んでみようと思う。時が経って場所が違っても誰かとどこかで繋がっている。そんな気分になった。読み終えたら今度はちゃんと感想を送ろう。


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