スパイダーマンファーフロムホーム(?)見にいきました!

〜気になった点〜
今回の敵のミステリオの言葉で、「人は信じるものを求めている。それが正しいかどうかは関係ない。」みたいなことを言うのです。
フェイクニュースとは知らずに拡散してしまう騙されることってありますよね。
一次情報をつかむことって大事ですが、誰の言うことを信じるのか。宗教にも近いですが。。
その軸を磨く力は養い続けるべきだなと感じました。。。
しっかし、あのピーターがフューリーにミステリオはインチキって伝えに行った時の、あの、最新のプロジェクションマッピングを使った精神攻撃は完璧だった。。このバーチャルは信じざるを得ない。
あんなの見せられたら、バーチャルとリアルの境目なんて、もはやない。リアルがバーチャル、バーチャルがリアル。
落合陽一もデジタルネイチャーで言ってたと思うけど、媒体となるPCがどんどん意識されなくなり、リアルとデジタルの境界が染み出しつつある。
デジタルからリアルへの顕現、リアルからデジタルへは起こりうる流れ。
そうなった時に、媒体は溶け、現象と現象が直接結びつく。
近代、言葉というツールでフレーム化・圧縮し、二項対立で比較しなければ議論できないという、言葉に落とし込めない本質を言葉にしないと議論できないという矛盾で、自由という定義すらできていない。

ここで考えられるのが東洋的アプローチである。
荘子の「胡蝶の夢」という話がある。
ある時、荘子は蝶になる夢を見る。
夢から覚めたて、もしかしたらこのヒトであるときは蝶が見ている夢かもしれないと感じる。

荘子は、圧倒的本質という不変のものがあり、そこから、ヒトであること・蝶であることという事象が直接結びつき、入れ替わるに過ぎない
と考えた。
もう一つ例を挙げると、「古池や蛙飛び込む水の音」。
蛙が飛び込むという客観的視座、水の音を聞くという主観的視座の軽やかな転換。
これも同じく物化の考えに通じる。
この考え、言葉を介さず事象が直接結びつく東洋的思考こそが、奇しくもPCのディープラーニングという機械学習と類似点を持つ。

今起こりつつある、PCを取り巻く新たな自然体系に対して、近代の「自由」の議論さえ片付いていない現実。
今、東洋的思考こそが新たな時代の鍵となるかもしれない。
#スパイダーマン
#デジタルネイチャー読んでみてね
#ぼくはまだ2章の途中までだけどね

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