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徘徊して俳諧しよう 俳キング宣言

「俳」とは「人」に「非」らず。自然の情景、そこにある物(生き物も人工物もすべて)や事件を切りとる。

「俳」とは「人」に「非」らず。自分という人を離れて、別の人あるいは動植物・対象物・風景になりきる。

「俳」とは「人」に「非」らず。自分がスゴい、自分が見つけたと誇るのではなく、見つけた相手・題材・対象・事件の面白さに没入する。

「諧」とは「皆」に「言」う。みんなに「これって面白いだろう!」と思うことを切りとってわかちあう。

「諧」とは「皆」が「言」う。みんなが「そんな見方があったか!」と思わず言ってしまうことを見つける。

「諧」とは「皆」で「言」う。自分はきっかけ。みんなで「もしかしたらこうかも?」とつくりかえてゆく。

ゆえに「俳諧」は明確な主語を持たないアート。対象によって、集まったみんなによって、人知と自然の境目なくジェネレートする「発見的創造」の面白さを愛でる。

「みつけた」というより「みつかった」。「つくった」というより「できた」。野生の感性に導かれるままにうろつき、野生の感受に従って一瞬を切り取り、十七文字で表現する。

「徘徊 hiking」して「俳諧 Haiking」しよう。

俳キング宣言。

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