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好きな観光地に住むということ。

広島県にある宮島は、皆さんご存知の通り一大観光地です。

来島者数は毎年新記録を更新し続けていて、昨年1年間だけでのべ400万人を超えたそうです。

ちなみに東京の人口は2015年の段階で920万人、東京人の約半分近くの人があの小さな島へ渡っているということになります。


宮島って、地図で見ると「あれ、意外とでっかいね」って思うのですが

厳島神社を始めとする観光エリアってほんのちょびっとなんです。

宮島の中心エリアは道も狭く駐車場もないので、観光の人はそのわずかなエリアしか立ち寄ることはありません。

車でずーっと裏手にいったあたりにもお家はあるのですが、ほんのわずか。

島の裏側に関しては陸路では行けない原生林になっているそうです。


私が宮島に仕事で通ううちにまず思ったのは、「観光のイメージしかないけど、(わずかだけど)住んでここで生活している人がいるんだなぁ」ということでした。

ぱっと見全然生活感がないのですが、ちょっと裏手の町家通りなんかに入ると、観光や、地元向けの商店の方などが多く暮らしています。

宮島が好きな一人の観光客だった私ですが、これがもし、自分も島民になったらどんな感じなんだろう!というワクワクと好奇心から2拠点生活がスタートしました。


これはものすごく観光地ならはだと思うんですが、

みんな休暇に、楽しむためや大切な人との思い出を作りに宮島を訪れます。

中には、普通の旅行だけなく、結婚記念日や、誕生日など記念日で宿泊する方もたくさんいます。

そうした理由からか、島に来る人はみんな楽しそうだったり、幸せそうだったりします。

そういうのを見ると、あぁ、なんかいいなぁと思うのです。

そして、自分も元々はそうやって宮島を訪れて好きになったうちの一人だから、今来ているこの人達も、もっと好きになって欲しいなぁと優しい気持ちになれる気がします。


比較するのもちょっと変ですが、

ディスニーランドが好きすぎて年間パスポートを買う人とあまり変わらない心理なんじゃないかなぁと思います。笑


そんな私ですが、実はこの春から東京の住まいを鎌倉に移すことになりました。

鎌倉も、神奈川の一大観光地です。どんな生活が待っているか今から楽しみです。

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