ポルトガル語とスペイン語

今日からチリへお仕事に行ってきます。
普段は必要に迫られて、ポルトガル語を勉強していますが、ブラジル以外の南米へ行くときも必要に迫られて、ほんの少しだけスペイン語を勉強します。
スペイン語とポルトガル語はかなり近いと言われています。ブラジル人の同僚に聞くと、スペイン語でもゆっくり話してもらえれば、6割は聞き取れると言います。
でも、「おはようございます」はポルトガル語では「ボンジーヤ」、スペイン語では「ブエノスディアス」。
おいおい、最初に覚える言葉から全然ちがうじゃねーかよ。もうスペイン語なんかやーらない。
とそれを口実にスペイン語は勉強しないと決めていたのですが、ふとスペルを見ると、「Bon dia」と「Buenos dias」。あれ?近い。
なになにBon=Buenoで、スペイン語は複数形で”s”が付いてるって。やっぱり近い(汗)
「水」は両方「アグア」だったり、数字が一緒だったり、少し前から気付いてはいたんです。
もしかして、こういう気付きを重ねていけば、スペイン語もできるのかな...って、やっぱり無理だよなぁ~。
2才の息子なんかは「Bon dia」って言っただけで、周りのブラジル人に「かわいい、かわいい」って褒められて、美しい女性がキスしてくれて、そらモティベーションも上がるわ。
こっちは、アラフォーのおっさんが、仕事の為に必要に迫られて、半泣きで勉強しているんだから。
もう脳も劣化して、メモリも半減してんだからな!

なんか昔5か国語ペラペラの才女とかテレビに出てたけど、絶対嘘だよな~。
結局言語なんか語彙力なんだから、せいぜい日本語+英語+片言の数ヵ国語なんだろうなぁ。
だって、ブラジル他の南米はスペイン語だけど、国々で単語が違ったりするから、コミュニケーション難しいって聞くし、完全に使いこなせる言語が3ヵ国語以上あるってあり得ない。
たぶんTV局にいいようにタイトル付けられて、本人はバレるんじゃないかってハラハラしてたんじゃないかな?

日本に帰っても、日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語も話せますとか言う人間にだけは、私はならないでおこうと思います。