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結果はコントロールできないが、プロセスはコントロールできる

『働き方の哲学』という本を読んで、仕事をする上で成長実感を得たいなとぼんやりと考えていると、
そもそも自分にとって“成長”とはいったいなんだろうかと、根本の問いにぶつかりました。
今週は、“成長”の定義について自分なりに内省してみました。


まず自分が人生で最も成長を実感できた瞬間を具体例で思い出してみると
・高校生の頃に所属していたボート部の活動
・大学受験
・大学生の頃1年半働いていた長期インターン
が挙げられました。

次にこれらに共通している要素を見つけて抽象化し、どんなシチュエーションで自分が最も成長できるのかまとめてみると、

自分にとって少し難しい目標に挑戦して、努力し続けるその過程そのものに成長を実感している。
結果が良かったか悪かったかは全く関係なく、たとえ結果が良かった出来事でも自分が努力をしたと思えていない成果に対しては、成長を実感できていない。(もしくは成長していない)
したがって、結果はどう転んでも良いから、とにかく自分が本気で努力して取り組むことそのものが成長である。

という感じになりました。
文章にもまとめると、かなり自分の思考がクリアになりました。


『働き方の哲学』の本の中でイチローの名言が紹介されていたのですが、自分の中で非常に強く共感しました。

「たまたま勝つことはあっても、たまたま負けることはない。負けには必ず理由がある。」
「本当の力が備わっていないと思われる状況で何かを成し遂げたときの気持ちと、しっかり力を蓄えて結果を出したときの気持ちは違う」

イチロー


なのでここまでの話をまとめて、自分にっての“成長“について定義してみると、
結果は運任せの部分もあり自分でコントロールすることはできないが、どんなプロセスを積み上げて行くかは自分の意思次第であり、プロセスはそれ自体が自己の内面に貯まる財産や成長実感である」ということです。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もこういった意味なんだろうなと、初めて深く自分の中に入ってきました。


どんなプロセスを積み上げていけば自分が成長を実感できるのか、
その辺りを意識しながら今後は生活していきます🍀


あまり関連性はありませんが、Twitterで見たこの言葉が非常に素敵だったので、こちらに残しておきます。
私が好きな「選んだ道を正解にする」という言葉に近い気がします。

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