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NPCJジェネレーションカップ出場

おはようございます、成田です。

先日の成瀬さんとのM-1挑戦の4日後にボディビルの大会でした。

そもそもなぜ僕がボディメイクを始めたのか?

よく聞かれることがあるので、ここで過去のツイートを参考に僕のボディビルをはじめた経緯について説明しよう。

今年(2019年)の1月末に、こんな食事会が開かれました。

この時に、パーソナルトレーニングジムを経営する氏家さん(↑のツイートの人)と出会い「成田さん、身体でかいですね、可能性の塊だから今から減量して一緒に大会でましょうよ」と持ちかけられました。

はじめは、「はいはい、社交辞令ね」くらいで受け止めていたのですが、氏家さんから再三にわたり「いつから始めますか?」と聞かれるようになりました。

大会?ボディビル?普通に生活してたら無縁だと思うじゃないですか。最初は笑ってごまかしていたんだけど本気で考えてみました。

ここで僕の思考はメリットの数とデメリットの数、そして、メリットの質とデメリットの質を頭の中でポイント化してどこかのタイミングで思考が「やるぞ」と決まる性質を持っています。

「ボディビルに出ることで得られるメリット・・・は?」

超いっぱいある

「ボディビルに出ることで失うモノ・・・は?」

ない・笑

よっし!ということで(単純・・・)

出場を決めました。

ちょうど2月2日に35歳の誕生日を迎えたばかりというのも後押ししてくれました。あっという間に1年なんか過ぎてしまうし、増量して減りにくくなってきたことにちょっと恐怖を覚え、本気で減量をすることにしました。

出場を決めて減量をスタートするんだけど、いかにこれまでの僕自身が持っていた筋トレに対する知識が浅はかで間違っていたのかを思い知り

「そりゃ太るよね~」っていうことばかりでした。

例えばライザップのCMを見て、そうかライザップは糖質制限なのか!と

極端にお米の量を減らしてタンパク質重視の食事をしていました。それでも、結局何が糖質なのかの知識も浅はかなので米を食わない程度のことしか考えられず、結局PFCでFC過多で脂肪はどんどん蓄積されていったのだと推測します。

ちなみにPFCをご存じのない方向けに以下貼り付けておきます。

また、食べる順番を野菜から・・・最後に糖質⇒血糖値を緩やかに上げて脂肪になることを防ぐという順番もそもそも食事内容が間違っていれば効果も半減してしまいます。

基本的にカロリーオーバーだったな・・・と。あっあと、タンパク質を沢山とれば良い!と思ってコンビニでファミチキ買ってさ、なぜかその後にラーメン食べちゃダメだよね。

(この時期はとてつもないストレス状況に晒されても居たので、相まって食べ過ぎ、飲み過ぎでしたね)

そして、食べなければいいのでは?と食事を1日1回にするとかやると今度ストレスが溜まって結局食べてしまう、という悪循環まで引き起こしていました。(とにかくやることが極端・・・)

いよいよ体重も84キロになり、靴紐を結ぶのもしんどくなってきました。

洋服も入らなくて「何を着ればいいんだ・・・くらい」

いや~思い返すだけでぞっとする程体重の増え方と落ちにくさはエグかったな・・・と。

それで思い切って氏家さんのサポートの減量がスタート。

人生が変わるのは一瞬、もっと早く動けば良かった

驚いたのは、先にも書いたとおり「自分の食事方法がいかに間違っていたか」を思い知らされたことです。

今はっきりしているのは、筋トレと食事制限どっちが減量に重要かと聞かれたら「食事!」と断言します。

それくらい重要。

ご参考までに。

あなたは糖質制限?それとも脂質制限??

僕は糖質制限と脂質制限のどちらをするか聞かれてわからないし、ご飯は食べたいから脂質制限を選択しました。

これがどはまりしすぐに体重は落ちるし体脂肪も落ち始めました。

そしていよいよ人生初のパーソナルトレーニング。

ここでもはっきり言っておきますね。

僕的な筋トレ加重表を創るのであれば

自重・・・1倍
ジム・・・10倍
パーソナルジム・・・100倍

くらいの感覚です。とにかく別次元、時間も短時間ですむし終わった後マジで動けなくなります。

具体的に僕に訪れた悲劇とは、帰りのスーパーでペットボトルを買おうと思ったのですが、持ち上げた瞬間に筋肉が攣りました。500mlのペットボトルを持ち上げて腕の筋肉攣っちゃうんだよ?そんな経験ある?ないでしょ・笑 車で行ったんだけど、帰りの運転結構怖かったな・・・(なので電車で行くことをオススメします。ハンドルきる力も残されていません)

タンパク質(一日150g以上)、低脂質(一日20g以下)と糖質も今までよりは少なめ、小麦粉禁止というルールのもと食事も管理しました。

毎日食べたものは写真を取ってトレーナー陣に送ってアドバイスをもらうということを続けました。

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これはnoteを書いている今日までの体重経過表です。

今年の1月に84キロあるのがわかりますよね。

そして、72.5キロが5月4日の大会当日です。キレイに下がっているのが見てわかりますよね。

適切な管理の下、脂質制限をすることで確実に体重は落ちます。

そして高タンパクと筋トレもあり筋肉量はできる限り落とさずに脂肪を落とすという方法で体重が減り続け代謝は上がり痩せやすい体型にどんどんなりました。

たった3ヶ月で、11.5キロの減量に成功しました。

周りからも「食事制限大変じゃない?」とよく聞かれました。

例えば大好きなラーメンもパスタも食べられない・・・うどんもね。

お菓子だってダメ!ポテチなんてもってのほか(脂質髙いから)、揚げ物食べられないから、串カツ田中だっていけない。

それでも続けられたのは「意志」を強化する「目的」だったなと思います。

・経営者として
・トレーナーとして
・父親として
役割は一つじゃなくて、沢山あります。

それぞれの役割で心身共に健康な身体はとても重要であり師匠でもあるアチーブメントの青木社長も

健康を失うとすべてを失う

と言っています。まさにその通りだなと実感しました。

筋トレは途中から氏家さんからお兄さんのたかひささんに変わりました。

理由は、「コンテストを目指すのであれば僕よりも兄の方がプロなので!」

ということで3月中旬くらいから尊久さんに変わりました。

↑ぜひみんなフォローしてね!

ここから僕も本格的にサポート体制を構築することに決めました。

名付けて「チーム成田」です。(ダサい・・・)

今振り返っても減量は1人でやるよりも必ずチームを作るべきです。やはり誰かに承認されたり、叱咤激励されることでモチベーションをキープすることができます。中には1人で何でもこなせる人がいますが、僕みたいな凡人気質の人は、周囲に色んな仲間の協力を募ってやるべきだと思っています。

それほど減量は自制心との戦いを強いられるので「みんなが応援してくれているから」「力になってくれているから」という動機付けはとても重要であると思っています。

1.まめちゃん@-5才BODYのトリセツ

まめさんには主にストレッチをお願いしています。何より専門知識がとにかく半端じゃない。筋肉の細かい動きまで完璧に理解をし、どうしたらお腹がへっこむか、どうしたらベストボディに近づくかをわかりやすく教えてもらえます。僕みたいに身体が硬い人は最初むちゃくちゃ痛いと思いますが、全員受けるべきだと本気で思っている。インナーマッスルを鍛えて体幹をしっかりさせたい人にはお勧め。というか僕は一生お世話になります。

2.えりぃ@10/14ベストボディ出場

えりぃさんは、確実に実年齢よりも5歳若く見える(これはこれで失礼か)脳科学アプローチによるダイエットコンサルです。すごいのが、毎日食事内容を共有して脳の状態を最適化することで体重がむちゃくちゃ落ちるわけです。これには驚きました。運動が苦手・・・もっと若々しくいたい、という方はぜひ一度えりぃさんのコンサルを受けると良いです。マジで。特に運動するのが苦手な人にはお勧めです。

3.チャリ走社長→山田元康→HTML5スタートアップ社長

やまさんは、ボディメイク関連の仕事をしているわけではなく、プロ経営者です。なんとあのチャリ走(ガラケー⇒ニンテンドーDSソフト)を作った人、なぜこのチームに入っているのかというと僕の応援団(やる気スイッチを押す係です)です。やっぱり厳しい人がいないと締まらないので、後押ししてもらうために入って頂きました。途中からはご自身のダイエットにチームを活用されるようになった(笑)のですが、とても優しく思いやりに溢れたとても素晴らしい経営者です。

と、たかひささん・氏家さん入れて6人で再スタートを切りました!

本当にみんなのおかげですね、何もかも。話をトレーニングに戻しましょう。

正直たかひささんと出会うまでは自分の身体に全く自信なかったし、むしろ銭湯とか温泉とかできれば入りたくない・・・ぶよぶよの身体だしね。

特に邪魔をしたのは高校時代にインターハイに出た時の身体の残像があって、変にプライドも高かったわけです。

だから朝顔を洗う時に洗面台に映る自分の顔を見てへこむし、洋服着替える時にどんどんきつくなることにげんなりしていました。

とにかく自分に自信がありませんでした。

これがよくないのが仕事にも悪影響が出る、ということです。

僕的には氏家さん(弟)は筋トレの動機付けで、たかひささんが筋トレの専門家というイメージです。

そして、尊久さんのトレーニングを本格的にはじまり氏家さんとの違いで一つすぐに気づきました。それは・・・筋肉痛が長い、とにかく長い!

それだけピンポイントで特定の筋肉を鍛えられている証拠。

僕の肩はメロン(笑)みたいにどんどんでかくなるし、苦手だった胸も少しずつついてきた。燃焼効果を高めるためにスクワットもするんだけど、170キロで5回もスクワットしたりと負荷も回数も僕の身体に合わせてちょうどよくかけてくる、だから効く。

そして、たかひささんは絶対に無理強いしないし超謙虚です。

基本的に彼の使う言葉はシンプルに3つ。

「成田さん、やっちゃいましょ」
「成田さん、いっちゃいましょ」
「ナイスぅ~~~~!!」です笑

一部の噂ではこの三つしか言葉を知らないとか・・・笑

明るくて優しくてそして、トイストーリーのウッディにそっくり笑なイケメンな先生です。

よければインスタもフォローしてね。とにかく超ムキムキだから!

そして、減量も佳境を迎える4月中旬。

ここから人生で初めての日焼けサロンに通い出す笑

まさかね、一生縁がないと思ってましたがいくことになるとは・・・

ちょっとヤンキーになった気分でしたね、はい。

さらに、超苦手なサウナにも通う毎日。体重はここにきてさらに落ちて72.5キロまで落ちました。

塩サウナでお肌つるつるだし、水分はいいかんじに 抜けていきました。

72.5キロって30歳前の頃の体重ですね、たぶん。あ~俺太ってたんだな・・・って。

そして、っというまにトレーニングを初めて3ヶ月が経ちました。

直前の食事内容はカーボアップという手法を取り、

どんだけ糖質とんねん!というくらい食べまくりました。

そして、当日。

いや~コンテストも超緊張しましたよ。だって周りみんなバッキバキなんだもん。半端ないですよ。僕なんか歯が立たないどころから・・・恥ずかしささえ出てきそうなほど。それでも最後までやりきって無事最下位笑

いいのいいの、順位なんか。それよりも3ヶ月前の自分とは激変した姿に正直満足していたし、酔いしれてました。

この頃から鏡見るのも嫌じゃなくなったし、本当に毎日の幸福度は確実に上がりました。

2月と5月の違いは、

・イライラしなくなった
・身体が軽いのがわかる
・靴紐楽ちんに結べる
・一日の活動量が増えた
・会社の売上は激増した
・仕事の集中力がアップした
・研修で午後疲れが出たのが最後まで超元気、アンケート結果もうなぎ登り

と、良いことしかないのです。

そして、たった5日間の自由な食事期間を終え、早速9月に向けてスタートします。

9月の目標は体脂肪一桁!

5月4日の時点での体脂肪はおよそ14%でした。

やはりいきなり3ヶ月で一桁にいくのは無理があったようです。そもそも体脂肪24パーセントあって、14%まで落ちたわけですから、10%減りました。体重の10%だから、8キロ近くの脂肪が亡くなったことになります。4キロ×2のダンベルと考えると・・・

順調な再開をしたかのように見えましたが。実はここから一気にモチベーション停滞期に突入します。

3ヶ月の達成感がパッションダウンを引き起こす

自分にも訪れるんだ・・・とびっくりしたのが、「喪失感」です。

体を作るコトへのモチベーションが一気になくなってしまったのです。これには自分でも大変驚いたと同時に「まぁとりあえずは無理せず続けよう」と折れそうな気持ちに抗おうとせずに流れに身を任せることにしました。

実はこれが良かった。

ここから1ヶ月半の7月初旬まではクライアントに誘われれば食事も行っていたし、お酒もたしなむ程度に飲んでいました。

それ以外の環境は低脂質を守り、トレーニングも欠かさずに続けていました。そして、いよいよ「このままじゃ9月21日の大会出られないな」と思い始め・・・覚悟決めないとな・・・と。

トレーナーのたかひささんからはアルコールは辞めた方が良いと散々言われていたし、それでも自分のモチベーションが上がらないので無理しなかったのが精神的には良かったのですがやっぱり体はほとんど変化しませんでした。

そりゃ5月4日に向けてあれだけトレーニングをして低脂質をキープしてアルコールも入れていないんだから体変わるわけないよな・・・と反省。

これを実体験できたことも自分的には良かった。

やっぱりダメなんだな・・・と確信しましたからね。

そして、7月初旬からまた覚悟を決め直して減量をスタートします。この日から9月21日までは海に行った時に少し飲んだくらいでほとんど飲まずにトレーニングと圧倒的低脂質を守ってきました。

結果的に体重はどんどん落ちていきました。

そして、8月下旬、いよいよ大会1ヶ月前悲劇が襲います。

なんと9月はくっそ忙しくほぼ地方出張という外食の嵐でした。

それもクライアントとの大事な会食だらけ・・・どうしよう。

(※今だから言うけど、本当に辛かったな・・・断るの)

しかし、この時に妥協しなかったことで体重は70キロをきり、68.8キロまで落ちました。体脂肪はようやく一桁へ。

これは嬉しかったなぁ・・・一応9月21日の大会までに一桁いくってコミットしていたので成し遂げることができたのは僕的に大きかったです。

5月4日から9月21日に一番学んだこととは?

①トレーナーの言うことは絶対だ!ということ
②モチベーションが下がったら反抗しないこと
③今できることに集中すること

この3点です。

よく周りからは「成田さんはストイック」と言われることが多いのですが実際はそんなことはありません。自分に甘いし弱いです。だからパーソナルジムに行っているわけですから・・・笑

中でも自分への期待値の高さはモチベーションダウンを引き起こすと学びました。

これは、もっとできる、俺はこんなもんじゃない・・・という過信です。これは良い結果に繋がらないものです。

もっと謙虚に素直に言われたことを淡々とこなしながら体の変化という成功体験を日々体感できるようやりきることが大切だと再確認しました。

今回のモチベーションダウンをキッカケに「自分の弱さ」を理解できたからこそ今後はこの弱さを受け入れた上で無理ないモチベーション管理をしていこうと思います。

こうやって自分を常に進化させていくことが大切ですね!

次は10月14日ベストボディジャパン2019那覇大会!です。

今年最後のコンテスト全力で絞って後悔のない大会にします!

成田直人





小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント