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2018年6月22日公開セミナーレポート⑨「売れ続ける店と売れない店の違い」

今回は「自分の仕事の知識を徹底的に高める」という話です。
突き詰めて勉強していれば、何を聞かれても即答できるし、そのくらい卓越した知識に支えられたイベント・企画であれば、他が真似できないものになる。そして、他の業界では当たり前にやっているけど、自分の業界ではやってないことに着手していくことが大切だと。

では、行きます!

まず、自分の会社で扱っている商品やサービスを徹底的に熟知する。後はそれらに関連する情報、周辺知識を身につけることが大事です。

ボクは紳士靴の Web サイトを立ち上げようと思ってます。
ABCマート時代、オタクだなって自分でも思ってたし、周りからも言われてたんですが、靴に関しては当時から病気なぐらい勉強してました。靴の作り方の本が6,000円ぐらいで売ってるんですが、その内容はもう全部マスターしていて、今は自分で自分の靴を作ろうと思ってるんですよ。

オンラインサロンでも、みんなに3万円ぐらいずつ出してもらって、俺がみんなの靴を作る。超良くないですか? 靴脱いだら“成田直人”って書いてあんの。どこのパチもん?みたいな感じですけど、そういうのやりたいんです。

靴って面白くて、皮も色んな種類があるんですよ。皮だけじゃなく靴の製法も、例えば、アッパー(甲の部分)とソール(靴底)を普通にペタッとくっつけるセメント製法や、雨にちょっと強いグッドイヤーウェルト製法、雨に弱いけど反り返りがよくて軽いマッケイ製法とか、組み合わせた製法とか、何十種類ってあって、それぞれの特徴があるわけです。そういうのって意外とみんな知らないですよね。

社会人になる時には、靴選びとかマナーを勉強するじゃないですか。だから、ある程度ニーズもあると思うんで、そういう情報発信もしてみたい。
その時も、さっきのSEO対策の成功事例があるんで、紳士靴とか、初めてのビジネスシューズって入れたら、俺のサイトが全部トップにくるようして、楽天とかAmazonにリンクを張って、とかやりたいと思ってるんですよ。もちろん、それも自分の仕事に直結するように設計していくわけです。

(参考)ボクのWebサイトが、販売員研修というキーワードで1位を取ったんです
6月22日公開セミナー「売れ続ける店と売れない店の違い」レポート⑦

話を元に戻すと、
ABCマート時代、すごい勉強してました。当時はドイツ語とフランス語は読み書きができたし、海外の工場からのレポートは全部現地の言葉で書いてあるので、辞書片手に読むわけです。
皮のなめし方も、タンニンなめしって言う植物性のなめし方や、クロムなめしってっていう金属系のなめし方とか、色んななめし方があって、ABC マートでは扱ってないんですけどずっと勉強してました。そこまで突き詰めて勉強してると、何を聞かれても即答できるんですよ。

店内のイベントの企画も、知識が卓越してると誰もパクれなくなるんです。例えば、“初めての靴の選び方”ってイベントをやろうってなったら、ボクはできるけど、同じぐらいの知識量を持っていなきゃ、そんなの真似できないじゃないですか。だから同業がやっていたとしても、知識が卓越できていればOKなんですよ。

あと、他のお店で経験したサービスは、ちゃんと記録を残しておく。何気なく店に入らない。店に入ったら必ず良いところ悪いところを残しておく。
ボクの研修の受講生は、それをきっかけにグッチで接客を受けたりしてて、良かったところを次の研修で発表するんですけど、そういう取り組みをすることで、“知ってること分かっていること”が増えるじゃないですか。
色んな企業、色んな店舗の取り組み事例がわかっていくので、それを自分の知識とマッチングさせて企画を作っていく。

Webで商品やサービスを売るんだったら、当然売れてるWebサイトを研究するじゃないですか。それと同じなんですよ。

なんでボクが自分の媒体を持ってコラムを書こうと思ったかって言うと、あまりやってる人いないんです。ブログはいますけど、ボクみたいにキーワード選定して、SEO対策してって、そこまで熱入れてやる人ってあまりいないんですね。だから、まだそこで市場を取れると思ったんで始めたんです。

売れてるコラムニストの人たちが、どういう記事を書いているかを見て学ぶ。例えば、自分が思わず最後まで読んでしまった文章は全部スクラップしておいて、自分の文章を作る時に見返したりしてます。そこでも、他の業界からパクるってことをするわけです。
あとは自分の仕事の知識を徹底的に高める。ボクは、小売・サービス・飲食業向けのコンサルをやってるので、色んな事例やトレーニングによる成果、他のコンサルタントの事例。それこそ海外まで研修を受けに行ったりすることもあります。

そういう取り組みを深めていき、さらには他の業界の人たちが当たり前にやっているけど、自分の業界ではやってないことに着手していくこと。

オンラインサロンも、ボクのようなコンサルや研修講師って、あまりいないんですけど、他の業界では増えてきてるじゃないですか。で、ボクは他のサロンにも入って、そこで勉強したことは自分のサロンにも置き換えていますし、そういうところも踏み込んで行って、少しずつブランディングしていくってこともやってます。

自分の活動範囲の中で、突き抜けた知識や経験を持つってことがすごく大事なんです。

レポートの連載は不定期になりますが、次回もご期待ください。

少しでも興味を持っていただけたら、下記のオンラインサロンを覗いてみてください。きっと悩みも解決できることと思います。

レポート担当:柴田(junx2)

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