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9月12日公開セミナー「確実に繁盛するためのたった一つの法則」レポート④

9月12日のGYOZAMANIAの天野社長と成田直人さんの公開セミナーのレポート第四弾をお届けします。

今回のキーワードはアイデア、でしょうか。
絶対に自身の目標を成し遂げる!という思いがあっても、そのために何をしたらよいのかは、なかなか考え付かないこともあるかと思います。そこを成田さんが天野さんに切り込んでいきますので、今回もお読みいただきたく、是非よろしくお願いします。

では、第四弾行きます!

成田直人:
全然飲食店に見えなくて、看板に小籠包って書いてなかったら、お客さん来るか不安になりません?

天野裕人:
なりますよ。お客さん来なかったらどうしよう、やっぱり看板に小籠包って書いた方がいいかな、とか思いましたけど、迷った時は自分の信念って何だろうって考えるんですよ。

やっぱりボクはお客様にリピーターになって欲しい、ボクの営業戦略はリピート戦略だよなって考えるわけです。お客さんが0人ということは絶対なく、ネットを見て予約して来てくれるんで、そういうお客さんをリピーターにすればいいんだ、っていうことなんです。新規のお客さんで満席にすることがボクのやりたいことじゃないし、結局それでリピーターにならなかったら意味ないですよね。

だから、リピーターを作るために、もっと美味しい小籠包が作れないか、サイドメニューももっと美味しいものにできないか、っていう顧客満足度を追求していき、お客様に感動してもらうためには何ができるのかを考えるんですよ。「やべえ、お客さん来なかったらどうしよう、やっぱり看板に小籠包って書こうかな」じゃなくて、美味しいものを作るために時間を費やす、それがボクの戦略で、迷ったら必ずそこに戻るんです。

成田直人:
天野さんは頭の中のそろばんがキッチリできていて、リスクを取ってるけど実はすごくリスクヘッジしている。自分の中で行けるって思ってから実行してると思うんですけど、どんなことを考えてるんですか?

天野裕人:
ボクはそんな緻密には考えてなくて、すごくシンプルなんですけど、絶対にその目標を達成するって強く思うことです。あれやって、これやってじゃなくて、一番上の目標を絶対達成する、これをなんとしてでもやるんですよ。

成田直人:
それはどうやって?

天野裕人:
小籠包って、点心の中でもメチャクチャ難しいんですよ。
餃子なんて簡単じゃないですか。

成田直人:
この後、(天野さんの)GYOZAMANIAに行くんですけど・・・(笑)

天野裕人:
GYOZAMANIAは手が込んでいて美味しいんですよ(笑)
でも、小籠包は皮が薄くて破けやすいし、難しいんですよ。だから諦めて違う業態にしたりする人も多いと思うんですけど、ボクはどうやったらできるかをひたすら考えるんです。

それで思いついたのが、美味しいお店で社員を働かせること。
ベンチマークして一番美味しいと思うのがディンタイフォン(鼎泰豊)だったんで、今はそこで社員が二人バイトしてます。修行させてるんですよ。
で、そういう行動を起こしてたら奇跡が起きたんです。その二人は普通のバイトより全然仕事ができるんで、一気に仕事を覚えちゃったんですね。料理長も「お前すごいな」ってすごい可愛がってくれて、仲良くなったので本当のことを話したんです。そしたら料理長が、「だったら俺が作り方を教えてやるよ」って言ってくれて、今は小籠包の作り方を教えてもらっているんですよ。小籠包を作る作業場って、神様みたいなポジションで、普通に入っても絶対やらせてくれないんですよ、すごいと思いません?

それだけじゃボクは不安なんで、他に探していたら小籠包のレッスンを見つけたんですよ。そのレッスンにも通って教えてもらってます。
その先生は主婦の方がターゲットなんで、包むのは遅いですけど、レシピは教えてくれるし、その中には美味しくするためのヒントもあるんです。それに中国の専門の業者さんを紹介してくれたりもするんですよ。
“絶対に成し遂げる”っていう思いから生まれたアクションというのは無駄がないんですよね。そういうアクションから色んな奇跡が生まれるんです。ボクの中では今が本当に奇跡なんですよね。

成田直人:
絶対達成したいと思って、どうしたらできるのかを考えるのはわかりますけど、考え抜いた結果、なんでアルバイトを働かせようっていうアイデアにたどり着いたんですか?

天野裕人:
ボク、アイデアを考えるのはもともと得意なんです。
ただ、絶対に成し遂げたい目標があって、ひたすら考えると、普段だったら見逃しちゃうようなネタもしっかりキャッチできるんですよね。皆さんも意識してたら、その情報をキャッチできるようになったって経験ありません?
例えば、みんなセブンイレブンの看板って見たことあると思うんですけど、今書けって言われても書けないですよね。7は何色だったっけ、とか。何回も見てるのに。でも、セブンイレブンの看板を作ろう!ってなれば、しっかり見て勉強しますし、遠くからみても分かるようになると思うんです。
なので、絶対に成し遂げたい目標があるから、自分にとって良い情報がキャッチできるようになって、これいいなってアクションに繋がっていくんだと思います。

成田直人:
以前、リクルートとサイバーエージェントでトップ営業になった末永雄大さんとセミナーした時に、末永さんが「ボクは決めるっていうことを決めたけど、多くの人は決めるってことを決めてない」って言ったんです。
何が違うの?って聞いたら代償を払うことだよって。
新卒の時から、営業の本を何十冊も読んで、いいと思った人をピックアップして、著者に会わせてくださいって出版社にお願いしてたって。それで、アポ取って全国どこでも行って、毎回「どうやって日本一になったんですか?」、「どうしたらボクが日本一になれますか?」って聞いて、「これとこれをやりなよ」って言われたことをやったらまた会いに行く。それを続けたらしいんですよ。
「そしたら日本一取れるでしょ」って言われて、ぐうの音も出ないと言うか、これを達成したいな~って思う人はたくさんいますけど、“達成したい”ではなく、“決める”ことが大事だと思うんですよ。

天野裕人:
そうですね、決めるってすごく大事だと思います。
ボクは独立する時に絶対成功しなきゃいけない状況だったんで、ラッキーでした。だって嫌じゃないですか。1,000万借金してるのに会社潰れちゃったら、どうしたらいいかわかんないですよね。“絶対成功したい”って想いがすごく強かったですね。
もともとボクはリスク管理が苦手で、あんまりしなかったんですけど、独立してからは最悪の事態を想定して、ってやりますよね。それは一番変わったところかもしれないです。

「やろうと思ってる」って成田さんに言った時に、「思ってるだけでしょ?」って言われたことがありますが、その時に「やると決める」ことの重要性を知りました。
例えば、今年はこれに取り組んで、この目標を達成しよう!だけでは、覚悟が足りないのかなって。何としてでも達成しよう!とかでもなく、達成すると決めることが大切なんだと思いました。

レポートの連載は不定期になりますが、まだまだ続きますので次回もご期待ください。

一般公開できない内容も含まれているため、レポートでは一部省略してお送りしています。すべてを知りたい方は、是非下記のオンラインサロンに入ることをお勧めします。きっと悩みも解決できることと思います。

レポート担当:柴田(junx2)

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