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9月12日公開セミナー⑧「確実に繁盛するためのたった一つの法則」レポート(最終回!)

9月12日のGYOZAMANIAの天野社長と成田直人さんの公開セミナーのレポート第八弾をお届けします。

今回のキーワードは理解
やっぱり質問に多く挙がるのは、周りが思うようにやってくれないこと。
では、自分が考えているようにやってもらうにはどうしたらいいか、目線を下げた上で、どんな風にやって行けばいいか、そんな内容になっています。

第八弾の今回が最終回となります。
あと2回くらいかなと思ってましたが、書けること書けないことを振り分けて行ったら1回分になってしまいました。あまり長くなるよりはいいかなとも思いますし、スパッと終了ということで、最終回行ってみましょう。

成田直人:
今、動画を見ている方から入った質問なんですが、、例えば、AさんとBさんというアルバイトがいて、Aさんは10秒で1枚の餃子を焼けますが、Bさんは1枚焼くのに30秒かかります。でも、Bさんにもやっぱり10秒で焼いて欲しい。そういう時、天野さんだったらどうしますか?

天野裕人:
ご質問ありがとうございます。
そうですね、普通は速い方にお金をあげますよね。ボクだったら作業分解します。そのBさんも、全部の作業が遅いわけじゃないと思うんですよ。皮伸ばすのは速いけど、包むのが遅いとか。当たり前ですけど、そういうのは人それぞれですから。そこで一番言っちゃダメなのは、「お前、作るの遅いよね。」じゃないですか。

成田直人:
確かに。全部否定することになりますからね、

天野裕人:
でしょ? 「はあ?」ってなるじゃないですか。
ボクが得意なのは2ストライク1ボールって言うんですけど、悪い点を指摘する時は、まず2つ褒めるんですよ。「あれいいよね、これもすごくいいと思うんだ。」って。そうやって2つ褒めてから「ただ、これはこうした方が良くない?」と指摘してあげると、結構受け入れてもらえるんですよ。「あれできてないよね。」っていきなり悪い点を伝えたら、ふてくされません?

だから、「皮伸ばすのはすごい速いし、焼くのもうまいけど、包むのがちょっと遅いから、そこをこうすれば速くなるし、すごく良くなると思うんだよね。」みたいな話をすると、わかってもらいやすいですよね。

成田直人:
なるほど、これはすごい。

天野裕人:
こういうことって現場に行ってないとなかなか出てこないと思うんですよ。
愚痴が多い人も、いつも愚痴を言ってるわけじゃなくて、何かに対しての愚痴が絶対あるはずなんですよ。だからそういうのも細かく分解していくと、その人が嫌だと思ってることにたどり着けるんで、ボクの対応も変わってきますよね。

成田直人:
うん、すごくわかりやすいです。これは是非皆さんにも試して欲しいですね。ありがとうございました。
では、次の質問に行きます。お店をきれいに保つために、スタッフにどのような指導をしていますか?

天野裕人:
綺麗ってクリンリネスですか? 逆になんで汚しちゃうんですかね。

受講生:
汚しちゃうと言うか、お客様が来店した時に、ちょっとでもストレスを感じると成約に至らないと思うので、私としてはできるだけ綺麗にしておきたいんです。私は自分が立ち上げた店なので、トイレ掃除にしても、床掃除にしてもピカピカになるまで磨くんですけど、スタッフは掃除はするんですけど、なかなかそこまではやってくれないんです。

成田直人:
それぞれ「キレイ」の基準が違うんですね。掃除という行為はしているけれども中身にバラつきがある。

天野裕人:
なるほど、今ボクに言ってくれたみたいに「キレイ」の基準を合わせるための話はされてますか?

受講生:
そうすると、「普通にキレイにはしてるからいいじゃないですか、なんでそれ以上やらなきゃいけないんですか?」って。なぜやるかが曖昧だから、やってくれないのかなとも思うんですが・・・。

天野裕人:
そうですね、今おっしゃってくださった「なぜやるのかが明確じゃない」というのが一つのポイントで、それが明確になればできそうな気はしますね。

質問者:
天野さんのお店では、どんな風に明確にされているんですか?

天野裕人:
“何のために”を理解してもらえないってことなので、覆面調査はいいかもしれないですよね。客観的に言ってもらえるじゃないですか。上司部下の関係だと「またか~」ってなっちゃう時もありません? でも、違う人から言われたら、結構響くと思うんですよね。だから、第三者を入れて話をしてもいいし毎日言い続けることも一つの手だと思います。

あと、スタッフもキレイにしてないわけじゃないと思うんですよ、キレイにしてる時もあると思うし、キレイになっているところもあると思うんですよ。だから、さっきの2ストライク1ボールじゃないですけど、「この辺とかこの辺はいつもキレイなんだけど、ここがもったいないよね。」とか言い続けてもいいんじゃないかな。

ボクの経験ですけど、これをやると普段部下のことをあまり見ない人も、一生懸命見るようになるんですよ。1ボールを言いたいがために、あいつココいいんだ、ココできてんだって2ついい部分を見つけなきゃいけないから。
だから、あいつはすごくできてるってことがわかるようになりましたし、本当にそう思って褒めるから、褒められた方も、”いいとこ見てくれてる、俺のこと見てくれてるんだ”って自己重要感が高まって、すごく関係が良くなります。これは意外に効果あってよかったですね。

成田直人:
それはすごくいいですね。

天野裕人:
三木谷さんの本で読んだんですけど、1.01と0.99の法則って知ってます?
努力し続けるって結構難しいじゃないですか。だけど、自分の基準を1と考えると、たった1%、毎日0.01でいいから努力する。それを365日やり続けると、1年で37.8、約38倍になるんです。

逆に、基準を1として0.99を365日続けると、0.0255・・・0.026とかになって、結局ゼロになっちゃう。つまり少しでもサボると、一年後には0.0026になっちゃうって法則があるんだって言ってて、すごいなって。
これメチャクチャ面白いんで、三木谷さんの本を読んでみてください。努力は1%でいい。みんな5%、10%ってやろうとするから続かなくなる。少しずつでもいいから続けることで効果が出るってことなんですよね。

成田直人:
ありがとうございます。確かにそうですね。
じゃ、最後の質問ですけど、現場の楽しさと経営の楽しさに何か違いはありますか?

天野裕人:
あります。現場って、現場でしかやれることがないんですが、経営はやることたくさんありますよね。
ボクは世の中にないものをどんどんアウトプットしていきたいんです。それでボクは絶対に真似されたくないんで、真似されない仕組みを作ってます。小籠包なんか特に真似できないと思いますし、それが他との差別化にもつながるじゃないですか。

今は美味しい店がたくさんありますし、特にコンビニは一番のライバルですよ。全部美味しいじゃないですか。この前は生ビールもニュースになりましたよね。店内で食べられるスペースも増えているし、将来的にはコンビニで生ビールとおつまみ買って、その場で食べたりもできると思うんです。

そしたら、絶対にそういうお店にシェア取られるんですよ。普通に美味しいですもん。だからコンビニに負けないためにはどうしたらいいかって結構考えますよね、美味しさとか、そういう場の提供もそうだし、やっぱりボクとしては人、その人に会いたいから行くんだというところも考えていきたいですね。

成田直人:
いいですね。ありがとうございます。それでは時間になりましたので、ここまでにさせていただきます。
天野さん、今日は本当にありがとうございました。

今回の天野さんの話、いかがでしたでしょうか?
本来なら何冊も本を読んだり、色んなセミナーに行かなければ学べないことが凝縮された回でした。もちろんもっと深く学びたいものもあると思いますので、それは改めて本を読み、セミナーに参加し・・・ですが、一番早いのは成田直人オンラインサロンに入ること、ですね。

サロン生は毎月セミナーに安く参加できますし、参加しているメンバーは経営者もいれば、現場経験豊富な方も多い。もちろん成田さんの存在は大きいですが、半年活動してきて、やっぱ仲間の存在が大きいです。一人じゃないって実感するもん(笑)

というわけで最後に定型文を付けて今回の連載を終了します。
レポートにスキが付いたら、また新連載を開始しようと思います(笑)
今回もお付き合いいただきありがとうございました!

一般公開できない内容も含まれているため、レポートでは一部省略してお送りしています。すべてを知りたい方は、是非下記のオンラインサロンに入ることをお勧めします。きっと悩みも解決できることと思います。

レポート担当:柴田(junx2)

成田直人オンラインサロン詳細はこちらをクリックしてください。


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