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物語生成システムとChapGPTを使った短い物語生成の遊び

物語生成システムには、文章を度外視した物語の構造やストーリーを生成させ、ChatGPT等の生成AIには、物語の展開や文章化を行わせる、という役割分担が可能なのではないか、という考えに基づいた、簡単な遊びを示す。
この試みも、連載中の実験的暗号化小説『無題』とは異なるが、マガジン『流動小説集』の中に入れる。

物語生成システムに短い物語のストーリーを作らせ、これを与えてChapGPTに物語文章化するように指示した。
ChatGPTに対しては、「入力した文章を使って、物語を作ってください。」と一度だけ指示した。
何度も指示し直せば、質が上がる可能性があるが、一度だけなので、元の物語の中で使用されていない事象がかなりあるようである。
また、元の出力には意味の通じないところがあるようなので、これを直せば展開と文章化はもう少しうまく行く可能性がある。

【物語生成システムの出力】
親が病で死ぬ。蛇が「智慧が何処にアル」ことを勇士に尋ねる。勇士が智慧を蛇に教える。蛇がビューローに埋まる。蛇が皇女を王様に要求する。皇女が王様へ流れる。皇女が王様を去る。勇士が支店に外出する。勇士が噂を小耳に挟む。勇士が被害を知る。勇士が冒険を決意する。勇士は支店から湖沼へ出国する。老婆が「勇士が絃楽器を聞く」ことを勇士に命じる。勇士が命令に従う。勇士が絃楽器を聞く。老婆が勇士を樫に連れる。勇士が杖を発見する。勇士が杖に乗る。杖が浮かび上がる。杖が養魚池より堰まで飛ぶ。勇士が養魚池をパトロールスル。勇士が養魚池より堰へ移動する。蛇が堰に到達する。勇士が蛇と戦う。蛇が暴れる。勇士に傷が付く。蛇が勇士に敗れる。皇女が堰へ網を張る。皇女に羽が生える。皇女が浮かび上がる。弓取が矢を皇女へ射る。皇女が空を泳ぐ。皇女が空から池まで落ちる。皇女が池へ池より行く。スピッツが皇女を池から地面へ引き上げる。皇女が地面より堰へ帰着する。勇士が皇女を蛇から取り戻す。勇士が堰より脱出する。蛇が養魚池へ埋まる。蛇が「蛇がピンを勇士にスピッツで刺す」ことを計画する。勇士が養魚池に群れる。蛇がピンを勇士に絃楽器で刺す。院主が勇士へ近付く。院主が養魚池で魚釣りをスル。院主がピンを勇士より抜く。勇士が息を吹き返す。勇士が蛇に接近する。勇士が蛇から支店へ逃げる。勇士が支店より堰に流入する。勇士が堰より支店に到着する。男が言い張る。王様が支店を荒らす。男が報酬を王様に要求する。王様が勇士と会う。皇女が勇士と会う。勇士が傷を顔に持つ。皇女が支店に来場する。皇女が「勇士に傷が付く」ことを思い出す。皇女が真実を知る。勇士が王様を支店へ置く。皇女が真実を打席に伝える。王様が真実を知る。王様が「男が王様に「仲間はずれが嬲物を助ける」ことと嘘を言う」ことに気付く。男の真実が嘘偽りが露見する。勇士が支店を浦へ進む。勇士がコルセットを着る。勇士が美しさに輝く。蛇が支店に到達する。王様が蛇を容赦する。王様が男を容赦する。皇女が支店より浦まで飛ぶ。勇士が皇女と結婚する。王様が浦を登る。王様がお一方が邦を勇士に与える。

【ChaGPTによる敷衍と文章化】
かつて、平和な王国に住む親しみやすい王様がいました。王様には愛する娘、美しい皇女がおり、彼女は王国中で人気のある存在でした。
しかし、ある日、王様が病に倒れてしまい、悲しみが王国を包み込みました。王様の病気は深刻で、王国の医者たちも手を尽くしましたが、どうにも回復する気配はありませんでした。その中で、謎めいた蛇が王国に現れ、勇士に「智慧が何処にアル」と尋ねました。
勇士は困惑しましたが、蛇に対して王様の智慧を教えることを決意しました。すると、蛇はビューローに姿を消しました。
数日後、蛇が再び現れ、今度は皇女を王様に要求しました。皇女は驚きましたが、勇士はその願いを受け入れ、皇女を王様の元へ連れて行きました。しかし、皇女は王様の元に到着するや否や、自らの意志で去ってしまいました。勇士は支店に外出し、そこで噂を聞いて被害を知りました。勇士は冒険を決意し、支店から湖沼へ出国しました。
湖沼で老婆に出会った勇士は、「勇士が絃楽器を聞く」という不思議な命令を受けましたが、従順に従いました。すると、老婆は勇士を樫の木に連れて行き、そこに杖が置かれているのを見つけました。勇士はその杖に乗ると、杖が浮かび上がり、勇士を養魚池まで飛ばしてくれました。
勇士は養魚池を巡回し、やがて堰まで到達しました。すると、蛇が堰に現れ、勇士と戦いました。激しい戦いの末、勇士は蛇に傷を負わせましたが、自らも傷ついてしまいました。
その後、皇女が現れ、堰に網を張り、羽が生えて浮かび上がりました。弓取が矢を放つものの、皇女は空を泳ぐようにして逃れ、池まで落ちてしまいました。勇士は皇女を池から救い出し、二人は再び固い絆で結ばれました。
しかし、蛇はまだなお勇士への復讐を企んでおり、「蛇がピンを勇士にスピッツで刺す」という計画を練っていました。勇士は養魚池に群れることでピンの攻撃をかわしましたが、蛇の執念深さを感じました。
その後、勇士は再び支店に戻り、院主と出会いました。院主は勇士に魚釣りを教え、勇士は息を吹き返しました。勇士は蛇に接近し、ついには支店から逃げることに成功しましたが、堰に流れ込んでしまいました。
堰に到着した勇士は、男と会いました。男は王様に報酬を要求し、王様は彼に会いました。その後、皇女も王様に真実を伝えました。王様は男の嘘を見抜き、その真実を知りました。
勇士は支店を浦に向かって進み、コルセットを身に着けると、美しさに輝きました。蛇も支店に到達し、王様と男を容赦しました。一方、皇女は空を飛び、浦まで飛びました。
そして、勇士と皇女は結婚し、王様も浦まで登ってきました。王様は勇士に王国を託し、「お一方が邦(くに)」という名の土地を授けました。

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