最近ナレーション実績紹介より取材記事の紹介の方が多いんじゃないかと焦りを感じている、会社員ナレーターのむとうまきこです。

私、そんな、面白いでしょうか……ほんと、すいません…（土下座

　ともあれ、今回はいつもとちょっと違う切り口でして、「そういう取材待ってたー！」（何様）という内容。とても楽しくお答えさせていただきました。

　私が取材いただいた部分は紙面掲載のみのようで、ネットニュースには主役たる広告代理店勤務芸人・ラランドのサーヤさんの記事のみ上がっていました。

↓記事はこちらです↓

　「副業でナレーターって儲かりまっか？」ということではなく、特に「今の時代に兼業・副業をすることの意義」「会社との折り合い」について掘り下げてくださって、パラレルワーカーしていることに意味を見出している私としては、とても嬉しいお問い合わせでした。

　私がお答えした内容は…あまり反映されなかったですが（；；）、記事本編でサーヤさんが答えていらっしゃる部分が、私が答えた部分かと思うほど共感できる内容でして。

「今までは仕事を一本に絞るのが格好いいし、一本に絞ってやっている人こそ真剣なんだみたいな雰囲気が強かったと思うけど、ここにきて収入の柱っていうのは何個か持っていた方が安心だという考えが出てきた。本気で何かをやるために、もう一個ちゃんと食いぶちを持つというのも、真剣な態度なのかなと私は思います」

それーーー！！！ほんそれーーーー！！！！
なにこの人！すごいね！
え！？　24歳！？！？　すご！！
（24歳って言えば、何の考えもなしに前職辞めた年だわ…）

　記事で使われなかった部分をツラツラ書いていきますが、どんな業種・雇用形態でも、絶対の安定・安心はないということをコロナ禍で痛感しました。

　コロナ以前から、特に女性は配偶者の転勤・育児で会社を辞めざるを得ない・働き方を変えざるを得ない率が高くて、それは今や女性だけの問題でもありません。
　自分では辞めない・辞めたくないと思っていても、（最終的には自分の決断であっても）大いなる力に翻弄されることって、誰の身にも降りかかることだと思っています。

　そんな中で、「運良く入れた会社に一生ぶら下がって生きていく」なんて、リスクにしか感じません。
　一方で、じゃあ全部手放して「明日からフリーランスでやっていく！独力で生き抜くんだ！」というのもまたリスキーです。「え、お前まだ会社員やってんの？」みたいなプロブロガーみたいなことは口が裂けても言いません。

・会社員として組織の歯車しながら、替えのきかない部品になることを目指す。
・でもどんなに優秀な部品になっても会社が一生守ってくれるとは限らないし、必要以上に一生この会社に尽くさなければと義理立てする必要もない。
・会社以外に収入の柱を作っておけば、会社が倒れても、人事異動のはずれを引いても（笑）、パワハラ上司に当たってしまっても、いざとなれば辞めればいいと思える。
・不思議なもので、「いつでも辞められる」と思うと、なぜか頑張れる。嫌な事も、あまり嫌に思わなくなる。
・しかも副業することで得た知識・コスト意識や、ダブルワークを両立させるために自然と身につく時間管理能力は、本業の能率もUPさせる

　そんな循環が理想だなぁと、思うのであります。

注：むとうの会社関係者様へ（念のため）
　現状人事異動のはずれも引いておりませんし、パワハラ上司にも当たっておりません(´▽｀)毎日楽しくお仕事させていただいております(´▽｀)「いつでも辞められる」とは思ってますが、なげやりにお仕事しているわけではないことを申し添えます(´▽｀)　笑

　都度自分語りがやかましくて申し訳ありません…ほんと何様……（土下座

　でも最後にこれだけ書かせてください！
　今回勇気を出して「何で私を知りましたか？」「なぜ私でしたか？」という2つの質問を記者さんにぶつけてみました。そうしたら、「noteで知った」は想定内だったのですが、「なぜ私だったか」の質問には、以下のようにお答えくださいました。（一部抜粋）

noteでの書き方がとても丁寧で信頼できる方だと思いました。また、他の媒体への取材を拝見し、こちらの質問にお答えいただけるのではないかと思い依頼させていただきました。

　私は、「女性だから」「子供いる主婦だから」という選ばれ方だと思っていたので、まさかnoteの書き方でお声がけくださったとは……とても光栄なことで、感動しました。

　私が通ってきた道がどなたかのお役に立てばという気持ちで、でもできるだけドヤ感を出さずに書きたくて、私なりに心を込めて書いているつもりですが、今回このようなコメントをいただけて、ただただ嬉しく思います。

　これからもツラツラと書いてまいります。皆様どうぞよろしくお願いします(*´ω｀)

　あとは「地方在住」「Iターン」系の取材が来れば、私を構成する要素はコンプリートです。という、アピール。笑

＊過去に取材いただいた記事はこちらです＊

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