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娘が殻を破った日

皆さんこんにちは!
今日は小学生になったばかりの娘が
殻を破って帰ってきました。
それについて記事を書いていきます。
お付き合いくだされば幸いです。

遡る事、1週間前。
入学式も済み、小学校が通常の時間割に
なってから妻も私も気になる事がありました。
娘の髪の毛、しかも決まって後ろの1部分だけ
チョークの白い粉がついてるんです。

最初は、授業の後に黒板を消すお手伝いをしている
という娘の言っている事を聞いて、
みんなやりたがって群がってるから
チョークの粉がついてしまったんだろう、と
軽く考えていました。

しかし毎日つけて帰ってくるし、
うちの娘は髪の毛を触るクセはないので、
こんなに広がるってどんな消し方して
粉ついてんだろ?と不思議に思っていました。

そして休み明けの月曜日の夜、
娘を見てみると

またチョークの粉ついてる!

意を決して聞いてみました。

「黒板消す時、誰かわざとつけてない?」

すると娘は、

「黒板消しを頭にポンポン当てて来る男の子がいる」
「やめてって言ってもやめてくれない」
「遠くの所消してても近くに来る」

などなど、出てくる、出てくる、

チョークの粉の原因が!!

そしてすかさず質問しました。

「先生には言ったの?」

娘の回答。

「先生に言おうとしても、忙しそうにしてて、
ちょっと待ってね〜って言われて終わり」

なるほど。
娘の言う限りは、完全な嫌がらせを受けています。
やめてと伝える、先生にも言おうとした。
でも、先生は聞かない。その子もやめない。

娘は幼稚園時代から、他の子に意地悪されたり
何かされても強く言えない子でした。
帰って来てから、今日〇〇くんに蹴られた、とか
今日〇〇ちゃんに意味もわからず怒られた、とか
たまーにそんな事も言ってましたが、
精一杯の抵抗が先生に言う、でした。

そんな娘が先生すら使えない。
しかも小学校入って数日。
公立の小学校なので、いろんな子がいる。

ちなみに前述の様な事があった幼稚園でしたが
私立の幼稚園だからか、あんまりひどい事をする
子はおらず、先生方もかなり目を光らせて
くれていたので、基本的にはお利口さんばかりが
周りにいました。

トータルで考えた結果、パパとして僕が娘にした
アドバイスは、

やり返してやれ!

泣かせるぐらいやって来い!

という至ってシンプルなものです。

まぁ幼稚園時代も何回かやり返せって言っては
いましたが、どうやら怖くてできないし、
先生に頼ってれば先生が解決してくれる、という
良く言えば平和主義、悪く言えば事なかれ主義の
我が娘。
ただ、今回は幼稚園との違いを力説しました。

幼稚園と違って先生が助けてくれない。
お友達もいろんな子がいる。
黙ってたらもっとひどい事をされるかもしれない。
これから6年間長いから、ここは頑張ってきな。
最悪怒られたら、パパが学校乗り込んで代わりに
怒ってあげるから、そんな嫌がらせに負けるな。

そんな感じで今日、やられたらやり返す事を
アドバイスして娘を学校に送り出しました。

仕事から帰って、娘を見たら
またチョークが…
今日もやられたか…

そして聞いてみました。

「今日もやられたの?」

そしたら娘が目を光らせながら

「やって来たからやり返したら、すぐ泣いた」
「先生にも怒られたけど、やられたからやり返したって言って、先生も怒ってすいませんって言ってきたし、男の子はもうやらないって言ってた」
「男の子2人でやって来たから2人にやり返したら、両方泣いた。男の子なのにダサいよね。」

2人だったのか!

2人でやってて野放しって、どんな学校だよ!
と怒りを覚えましたが、娘はやってやった感
満載って感じで鼻息荒くしてるのを見て
僕は落ち着きました。

決して正しい事ではないのですが、
幼稚園の時からやり返せなかった娘が
自分でやり返して来た事は、今まで破れなかった
殻を破って成長した事に変わりはありません。
まだまだイジメもあるし、小学生でも自殺して
しまったニュースも見かけます。

自分の身は自分で守る

これも小学校に上がったからこそ
教えなければいけない事ですし、
戦って良い相手、逃げなきゃいけない相手を
計る物差しも自分で持たなければいけません。
それでもダメならパパが守ってくれる、という
安心感も持たせてあげたいとも思います。

また、今回は娘の言う事を信じましたが、
まだまだ学校の様もわかりません。
来週には、娘の小学校初の授業参観もあります。
色々心配事も多いので、そこで少しでも
様子がわかれば、と思います。
そして、明日からはチョークをつけて帰る事がない
様に祈るばかりです。

今日は以上です。
ありがとうございました!

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