好きな会社の株を買ったときのこと

はじめに、この記事は『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(長い)ゲスト情報の解禁があった翌日に書いています。
平成FINALを冠する作品に、素敵なキャストの皆さんが関わってくださること、そしてこのサプライズな告知が(少なくとも私の耳には)一切の事前漏洩なく届いたこと、本当に嬉しく思っています。とってもとっても楽しみです。

さて、そのときいろいろな話題に触れる中で、twitterにて気軽に下記のようなpostをしたら、思った以上にRTされてちょっとびっくりしました。

せっかくなのでこれに関する話をもう少し書こうかなと思います。

まずこれ、twitterのほうでも後に自己リプで訂正いれたのですが、誤りがあります。決算報告書じゃなくて事業報告書ですごめんなさい。
結局決算のことが書いてある書類ではあるのですが、言葉を混ぜこぜに使って混乱を招くといけないので念のため。
それから、IR情報ですので東映オフィシャルサイトで誰でも閲覧できます

以上訂正と補足でした。

さてここからはタイトルの通り、たいしてお金を持っているわけでもない私が5年前に「好きな会社の株を買ってみたい」と思ったときの話です。
株式投資のノウハウといった話ではないし、今もそういった知識はほとんどないので、そういう話を求めている方の役には立ちません。
ドがつくレベルの初心者の話なので「株って触れたこともない」くらいの人のほうがまだ、読んでて面白いかな思います。

(好きな会社の)株を買うのが憧れだった

さて、既に上で話に出ているのでお察しかと思いますが、スーパー戦隊や仮面ライダーのファンです。本格的にはまったのが中学3年生くらいのことで、それからずっと好きでいます。
好きというか、一時期大げさでなくそれらの作品に心や命を救われていた部分があって、いつしか作品単体というよりは、そういった作品を毎年送り出してくれる企画や制作をする人々、企業にも興味を持つようになりました。

いつもそれらの作品を通して、あまりにたくさんのものをもらっていたので、感謝の気持ちが尽きなくて、その気持ちをどうにか形にする方法はないかなあと思っていて、「あっ株だ」と思ったのがいつだったかは忘れたのですが、割と早い段階から、漠然と思っていた気がします。
大人になって、まとまったお金を持てるようになったら、株主になりたい。

ひとつめは、純粋にその会社に投資をしたいから。
ふたつめは、株主総会に行ってみたいから。
みっつめは、株主優待をもらってみたいから。

そんな理由で漠然と株買ってみたいな~と思っていたのですが、それが現実味を増したのは、社会人になってからでした。

わからないことは聞いてみる

社会人になってすぐは、知らなかった税金とかもあって信じられないくらいお金が出て行き(これ完全に不勉強な私が悪いんだけど、給与明細見て「こんなに引かれるの!?」とびっくりする新入社員多いと思う。まだ働いていない人は覚悟しておいてほしい)、そんなこと忘れきっていたのですが、数年経って生活ペースにも慣れ少し貯金ができた頃、そういえば株買ってみたかったんだよなと思い出しました。

その頃といえばまだリーマンショックの余波が続いていた頃で、恐ろしく株価が安く、いつ上がっていくかも想像できなかったような年です。
おかげさまでというかなんというか、手元には学生時代にちまちま貯めていた分と合わせて、ギリギリ最低単元を買えるくらいのお金がありました。

「これを全部使えば株主になれる」「でもそれはさすがにリスクが大きすぎる」「でもやっと貯まったわけだし」「いやでも上がるかはとにかくまだ下がるかもしれないし」

うーんと悩みつつ、でもせっかく今その気になったのだから、とりあえず口座だけでも作ってみよう。そしてもう少し余裕ができるか、さらに株価が下がったら買えばいいんじゃなかろうか。

そう思ったので、とりあえず証券会社の窓口に行ってみることにしました。

この時点での株の知識、社会の授業と、周囲の人の話と、石田衣良の『波の上の魔術師』のみ。我ながらちょっと浅はかすぎではと思いつつ、わからないことについてはどこから調べていいかもわからないタイプなので、いいじゃんプロに聞いて考えようと思って、とりあえず手近な証券会社に赴きました。

本当はどの会社にするかとかもっと研究したほうが良かったんだろうけど、サイトだけ見ててもよくわかんなかったから……。

窓口でいろいろお話したこと

というわけで、予約もなにもせず窓口に行きました。(今から行くつもりのある方はしたほうがいいです)幸い空いてた。
担当してくれたのはベテランぽい雰囲気の男性で、まず下記のことを相談しました。

・株式口座を作ってみたいこと
・株の知識は基本的なこと以外まだほとんどないこと
・できれば今後WEBなどで簡単に取引できる方法をとりたいこと
・できるだけリスクの低い方法をとりたいこと
・どれくらいの金額があれば始められるのか、手数料はどれくらいかかるのか

私の話を聞いた担当さんは、それらの質問に答える前に「何故株を始めようと思ったのか?」ということを尋ねてこられたので、素直に「好きな企業があって、初めてまとまったお金ができたので、そこに投資をしてみたくて」と答えました。
「ああ、それは素晴らしいきっかけですね」と答えてもらったのを覚えています。

それから、上記の質問の回答以外に下記のようなことを教えてもらいました。

・証券会社によっては、単元未満でも株の売買ができること
・初心者の場合、まずは少額から試して様子を見るほうがよいこと(当然だ)
・バランスを見て複数の業種が異なる企業の株を購入するのがおすすめなこと

このことについてもう少し触れます。

単元未満の株を買う

そもそも、株のやり取りには「単元」といって、会社ごとに売買する場合の最低単位が決まっています。
例えば株価(1株の値段)が100円でも、最低単元が1000株であれば、売買に当たり最低でも100円×1000株=100,000円が必要になるという感じです。

……なんですが、証券会社によっては、単元に満たない株を売買できるんですね。
最初に引用したpostではうっかり「まめ株」とか書いちゃったんで使ってる会社がばれる感じなのですが、基本的には「単元未満株」と呼び、証券会社によって通称がついていたりします。
取引時間が固定されているので、スピード感に劣ったり、手数料が余計にかかったりといった制約はあるのですが、これなら1株からでも取引ができる。
さっきの例で言えば、極論100円からでも投資ができるわけです。すごい。

ということで、「予算全てを使って単元を買うのはやめて、まずは単元未満株から少しずつ慣れてみましょう」という提案をもらいました。

繰り返しになりますが、株の売買は単元でのやり取りが基本なので、所持している株が単元未満の場合、議決権はもらえません。つまり株主総会にも参加できません。また、株主優待ももらえないことが多いです。

ただ、私の一番の目的は「好きな会社に投資をしつつ、あわよくば資産を増やしたい」(どさくさにまぎれて欲が出る例)なので、その提案は初心者も初心者の身に最適で、まずはそこから始めてみることにしました。(そして私が買った会社の場合は未満株でも一定の優待がありました)

口座の開設と初めての投資

ということで、その日は話を聞くだけ聞いて、いろいろ相談をして、インターネット口座の申込資料をもらって帰りました。
このあと私が開設することになる口座は、基本的にネットか電話でやりとりをするもので、本来口座を開くのにもその後の運用にも窓口に行く必要がゼロなのが売り……なのですが、窓口に行ったからこそ知識も増えたし最適な方法が分かったし、行ってよかったな~と痛感しました。

帰って資料に目を通してサクサク申し込んで1週間くらいで開設完了。
ここまで無料。

こっちがお金を預ける側なのだから、よっぽどのことがないかぎり大丈夫だろうと高を括っていた部分もあったけど、恥ずかしいくらい知識のない状態の人間にも嫌な顔一つせず本当に丁寧に説明をしてくださり、めちゃくちゃハードルが下がりました。わからないことはプロに聞くに限る。
(というのは多分私のやりたいことがはっきりしていたからで、そこも漠然としているとわからなかったり、場所によっては不本意なセールスに引っかかってしまうこともあるだろうけれど、基本的にはまず詳しい人に聞いてから持ち帰って考えればいいやという姿勢でいます)

担当さんと相談して決めたのは

・まず、リスクが低い現物取引の口座を作って、元の予算をまるっと入金
 (使わないうちは証券会社が運用に利用し、少しだけ利子がついたりする)
・そのうち、最悪ゼロになっても泣かない額を新予算額に設定する
 (実際そういうことは滅多にないが稀にある)
・その額の半分で、買いたかった会社の株を買う
・残りの半分で、別業種の株を買う。一部を自分の判断で運用してみる
・慣れてきて運用が上手くいく、あるいはまた自由に使えるお金が増えてきたら、少しずつ投資額を増やして、単元分の購入を目指す

という感じです。

まず新予算額ですが、これは本当にゼロになっても受け流せる最大限の額に決めました。そもそも(投資を検討している企業から)これまでもらったものに対する感謝の気持ちがあったので、今の自分に払える、その気持ち分の限度額、という感じです。

別業種の株というのは、例えばエンタメのように流行に左右する業種なら、インフラ系のようなある程度落ち着いた業種と抱き合わせるとか、円高のときに強い業種(食品など)なら、円安のときに強い業種(自動車など)と抱き合わせると、リスクヘッジになるということ。

いくつかおすすめを聞いて、数日新聞やニュースや株主優待の一覧をみたりして、どきどきわくわくしながら投資先を決めました。

そんなこんなで5年が経ちました

5年が経って株主総会に行けたかというと、まだ行けていません。

初めて株を買った数か月後にアベノミクスが起こりいきなり株価が上がったとかそういうこともあって、原資はキープどころか資産はそこそこ大きくなったのですが、その分買い足すのが難しくなって、なかなか単元までは手が出せなくなってしまいました。悲喜こもごも。

途中でNISA(一定範囲内の投資であれば、そこで発生した利益に税金がかからない制度)が始まったのでそちらに移し替えつつ、今もちょこちょこ買ってみたり売ってみたり、喜んだりがっかりしたりしながら、いまだにこつこつ勉強をしています。

私はたまたまタイミングや運が良くて、あまり損もせずにやってこれたから言える部分もあるけれど、好きな会社の株を持っているというのは、それがちょっとでも、やっぱりとっても嬉しいです。
初めて事業報告書の入った封筒が届いたときの感激は、今も胸をくすぐります。まだ第一歩だけど、憧れてた大人になった!という気持ちがありました。

もちろんリスクのあることなので、簡単にはおすすめはできないし、きちんと運用しようと思ったらそれぞれ勉強は必要です。(そして私は最近運用は放置して、当初の目的だった好きな会社の株だけ保持したままたまにチャートを眺めるだけと化しています)
ただ、本当に掛け捨ての心意気で買うなら簡単だし、もし興味をもっているならば、思ったより容易く世界は開けるよという話でした。

早く株主総会行ってみたいな! 突然非課税で1億円もらえたりしないかな!

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