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イノナカの蛙大海に歌姫を知らす〜INNK EXHiBiTiON & A GOODDAY TO DiEイベントレポート

どうも、桂木なる(かつらぎ なる)です。

7月27日に開催された、ホロライブの音楽レーベル〈イノナカミュージック〉所属のAZKiと星街すいせいのイベント、『INNK EXHiBiTiON』とAZKiの2nd LIVE『A GOODDAY TO DiE』に参加しましたので感想等綴っていきたいと思います。

INNK発足後初のライブイベント

まずは『INNK EXHiBiTiON』

ホロライブの音楽レーベル〈イノナカミュージック〉は前回のAZKiの1st LIVEの冒頭に星街がオープニングアクトを披露した後にツラニミズより、この2名と共に新レーベルの発足の発表がありました。今回はレーベル発足後初となるイノナカ( INNK)のイベントとなりました。なんだかこうやってライブイベントで2人がステージの上で揃っているのを見てると、「お、ついにINNKが本格的に稼働してきたな…」と今後の活動が更に楽しみになるイベントでした。

このライブで一番印象に残ったのはやはり星街がAZKiのオリジナルソング『いのち』をカバーした事ですね。カラオケで何回も練習をしていたけど大半は泣いてしまった…というエピソードを語ってくれましたが、歌詞の意味を噛み締めながら歌うと泣いてしまうよな…と凄く同感してました。わかるよ。歌唱時もラストの落ちサビ辺りから感極まる歌声になる星街に私もやられてしまいました。

INNKはまだまだ発足したばかりで、沢山の可能性とセンスを秘めているに違いないという確信があるので、これからも瞬きせず一瞬一瞬をしっかりと追いかけていきたいと思います。

進化し続ける歌姫

続いてはAZKi 2nd LIVE『A GOODDAY TO DiE(AZ葬)』

Virtual Diva...歌姫とあるだけあって元々のポテンシャルは高くてこれまでの楽曲や、YouTubeでのライブ配信ではいつも聴き惚れていましたが、AZ葬でのAZKiは、歌声に感情が支配されてしまうかの様な程にまで進化を遂げていました。正直いい意味で恐ろしいなって思いました。成長のその先の成長がまだあるのか…と考えると本当に…。だからこそVsinger達にはゾクゾクさせられるというか、それを見届ける楽しさがあるなって私は思うのです。音楽の可能性とチカラはムゲンダイっていう昔からの私の思想は間違ってないなって。

だからこそなのですが、まだAZKiの事を、歌声を、可能性を知らない人がまだ居るんだろうなって事を惜しく感じます。私はもっと沢山の人にAZKiの歌声に魅了されてほしいと思ってます。私はこれからもAZKiのイベントレポートも、楽曲についても自分の解釈の中ではあれどこのnoteを使って沢山発信していき、これからのAZKiの活動の活性化の僅かでも力になれたらいいなって思います。

届かないなら届くまで沢山綴る。

カタチないいのちをカタチづける事

セットリストの中で『いのち』が今回アコースティックver.で披露されました。

この曲は〈リアルの物理的な死とバーチャルリアルにおける死〉についてを主題材として作詞されている曲です。詳しくは下記ライナーノーツを読んでみてください。


ここから綴ることは私の解釈や考えを含みます。バーチャルとしての生死観というか、別れというか、いづれにせよAZKiのライナーノーツの通り記憶から風化して無くなった時だということは同感でした。どこかで聞いた『俳優は二度死ぬ』みたい。一度目はVの世界から居なくなること。二度目は記憶から消える事…みたいな。私も一度目の死は何回か経験しました。正当な理由であっても、不当な理由であっても、どっちであろうと悔しくて、やるせなくて。だからこそ最後にファンとしてできるのは記憶を風化させない事。幸いにして、一部の推しVの子の動画はまだ残っているのでたまに見返すようにして、楽しかった記憶を蘇らせています。

私としてはどうしてもMonsterZ MATEの『daydream』と『いのち』を重ねてしまうんですよね。別に主題材は違うと思う。でも根本はどちらもそういう風に捉えてしまいたくなるんですよ。儚い。バイバイじゃなくて最後はまたねって言いたい。オタクの妄言です。

話が逸れてしまいましたが、AZKiの存在証明ってこの今迄配信されてきた楽曲達、そしてこれから配信されていく楽曲達がそうなのではないかなと私は思っています。AZKiがこの〈存在証明〉を遺してある限り〈開拓者は開拓者である事を忘れずに居れる〉AZKi忘れたくない恐怖を回避できる。カタチないいのちを音楽のチカラでカタチ付けてくような感じ。

AZKiがこれからどうなってくのか。この先数年後もバーチャルの存在として残り続けるのかなんて分かりはしないけど、私からはこれだけ。

貴女の素敵な歌声をこの先も沢山遺していってほしいです。

LIVEでは今後のライブイベントについての告知が沢山発表されました。これからもAZKiの、星街すいせいの、イノナカミュージックの活動に大きな期待と声援を送り続けていきたいと思います。


素敵なライブでした。

ではまた、桂木なるでした。

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