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劇団 短距離男道ミサイルの魅力

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なぜ私が劇団短距離男道ミサイルさんを好きなのか まとめてみました。でも百聞は一見に如かずなので、ぜひ皆さん彼らの公演を見に行ってください!! また、各記事毎に短距離男道ミサイルさ… もっと読む
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目次【短距離男道ミサイルの魅力】

短距離男道ミサイルとは私が一番好きな劇団さんである。今まで筆不精で文章にしなかったが、彼らの魅力を伝えるべく文章化してみた。その魅力をお伝えするのに以下の6つにまとめてみたので(まとまっている??)ぜひ読んでいただきたい。 また、各記事毎に短距離男道ミサイルさんの画像が展開されるが、彼らは「上演中の写真・動画OK!僕らはフリー素材です!」と承諾してくれているので問題ないと思う。 1,短距離男道ミサイルさんの概要 2,演劇の構成 3,私がどれだけ好きか 4,短距離男道ミサイ

1,短距離男道ミサイルさんの概要|【短距離男道ミサイルの魅力】

概要※一部HPより抜粋 『震災直後、僕たち若手演劇人は、なにもできなかった。 震災後の仙台、そして日本を励ましたい、これからの復興に向け、自分たちに出来ることは何かないだろうか。 でも、今まで演劇しかしてこなかった我々にできることは何かあるだろうか。 そんな呼び掛けから2011年4月のC.T.T.sendai特別支演会への参加を機に結成された、新進気鋭の劇団である。  男が昂ぶったときに放出されるエネルギー、汗、涙等のほとばしりが最大の武器。舞台上ではほぼ裸で、開き直ったかの

2,短距離男道ミサイルさんの演劇の構成|【短距離男道ミサイルの魅力】

『仙台・東北に根差した作品性を大切に、各シーンの爆発力・瞬発力で勝負していく特異なスタイルにより生まれた作品群は、 「テンションとエモーションにおいて世界レベル」と評され、仙台のみならず全国的にも高い評価を得ています。 ※若手演出家コンクール2013(主催:文化庁/一般社団法人日本演出者協会)最終審会にて総合演出・澤野正樹が東北在住の演出家として初となる優秀賞を受賞。 福岡国際コメディ演劇フェスティバルにて「コント部門特別賞」を受賞。』(HP:http://srmissile

3,私がどれだけ好きか |【短距離男道ミサイルの魅力】

私がどれだけ好きか、についてはそれを観るためにどこまで頑張れるかという指標があると思う。  ・東京在住の今、短距離さんが関東に来ていて日帰りできるようであれば関東圏内どこでも行く。  ・既に予定が入っている場合はリスケし短距離さんを優先する  ・お金があったら本拠地である仙台へ新幹線使って観に行く  ・DVD売っていたら買う …どこまで頑張れるか書いてみたがあんまり説得力がないかもしれない。 とにかく好きなので、友達、家族、友達の友達などにはぜひ見てもらいたいと思っておりよ

4,短距離男道ミサイルさんのスタイル |【短距離男道ミサイルの魅力】

ここでは他の劇団と比較して私が「これは短距離さん特有だな」と感じているスタイルについて取り上げる。 ・お客さんと対話する 演劇会場に入ってから劇団員が「いらっしゃいませ!」と声を掛けてくれる。本編が始まる前の前説までも作り込んでおり、前回の「走れタカシ」ではお客さんに選曲してもらい、尾崎豊風に歌いながら前説をやってくれた。 ※↑前説(公演前の開場利用の注意事項の説明)で尾崎豊風に歌う本田さん。    演劇の最後の方では客席に仕込んだ衣装をお客さんに探してもらうよう呼びかけ

5,短距離男道ミサイルさんの一番の魅力|【短距離男道ミサイルの魅力】

短距離さんの一番の魅力は、元気にさせてくれるところだ。  元気の源は彼らの誠実でひたむきな人柄と生き方に触れることである。作品のメッセージだけではない、演じる彼ら自身からそれらが溢れ出てくる。  誠実でひたむきなのはお客さんや演劇に対してだけでない。彼らの人生に対してである。好きなことを続けるのは、しかもそれを生活の中心に添えることは経済的にもステータス的にも容易ではない。 みんなどこかで自分の本来求めるあり方に反して、こうあるべき、というところに留まり生活をしている。私も

6,鑑賞後ストーリー|【短距離男道ミサイルの魅力】

 鑑賞前に「ただのギャグでしょ」、とばかにしていた友人の鑑賞後の話を書きたい。公演前は内心ドキドキしていたが、彼が前説で笑いを止められずにいるのを見た時既に短距離さんの手中にあるな、と安心した。劇場を後にした彼の顔は清々しく、第一声は「予想以上に良かった」だった。何が良かったか聞いた所、「ただのギャクじゃないし、レベルが高かった」とのことだ。  こうやって一人でも多く感動を分かち合えることをとても嬉しく思う。 ちなみにその友人は前日一緒にばかにしていた別の友人にも見せたいらし