一発試験で免許を取得した話
2021年12月、かねてからコツコツと取り組んでいた一発試験に無事合格し、晴れて免許をゲットしました!
いえーい!
折角なので、これから免許を取得される方の参考になればと、合格するまでの流れを少しずつ書いていきたいと思います。
一発試験とは
簡単に言うと、免許合宿や教習所に行かずに直接試験場に行って学科試験や技能試験を受けることです。
え、そんなことできるん?!
って思いません?
私は思いました(笑)一発試験の存在を知ったときはすごく驚きました。免許は教習所に行かないと取れないものだと本気で思ってたし、これ知らない人割と多いと思う。ほんと。
ただ、一発試験はもともと免許を失った人たちのための救済措置らしく、私みたいな運転歴ナシ超初心者には向かない試験です。
メリットやデメリットについて解説します。
一発試験のメリット
費用が安く抑えられる
教習所に通うとなると30万近くかかりますよね。(私は都内在住ですが、近辺の教習所はAT限定でも軒並み30万以上でした)
一発試験だと仮免5000円ちょい、本免も5000円ちょい、取得時講習が15000円くらい、免許交付料2000円ちょいで合計25000円ほど。
圧倒的安さ!30万払うのばかばかしくなっちゃいますよね。
まあ、これは試験すべて一発で通ればの話ですので、本当はもっとかかります笑
私は総額10万いかないくらいでした。内訳は後ほど書きます。短い期間で免許が取れる
これはぶっちゃけ人によります。親戚が教習所の人で教えてくれる(羨ましい…)とか、練習時間が多く取れるとかでなければ、パパっと取れるものではないです。試験場の混み具合もありますしね。
実際私は仕事しながらコツコツやってましたが、取得に半年かかりました。運転歴がある人ならまだしも、初心者の場合だと普通に教習所行ったほうが早く取れると思います。
一発試験のデメリット
試験に落ちれば落ちるほど費用は増える
一発試験の採点は現役の警察官です。当然教習所の教官よりも採点は厳しくなりますし、試験の車両もいつも使っている車ではありません。試験に落ち続けるとその分費用もかさんでいきます。
なので上達が遅い人やあまり練習時間が取れない人、本番に弱い人にはあまりオススメしません…。試験は平日のみ
これ、会社勤めの私にはなかなか厳しい問題で、去年の有休のほとんどが免許試験に消えました。逆に土日休みじゃない人にはいいかもしれませんね。あと時間の融通が利く学生とか。リミットがある
一発試験はダラダラと取れません。仮免許に合格してから本当の闘いが始まると言っても過言ではないくらい、仮免許取得後が大変です。
実は仮免許には有効期限があり、それは交付後6ヶ月です。それまでに本免試験に合格しないと仮免許も失効し、すべて最初からやり直しとなります。←私の1番の恐怖はこれでした。教えてくれる人がいない
当たり前ですが、教習所に行かないとなるとまず自分の先生を見つけないといけませんね。親や兄弟、友人、恋人など使える切り札は全部使って…と言いたいところですが、先生になる人にも条件はあります。確か免許取得後3年以上だったかな?それくらい経過していないとダメです。
なんかぱっと見、デメリットの方が多くない…?
と思った方正解です!
初心者には向かない試験であることが一目瞭然ですね。
個人的に感じた一発試験に向いている人(初心者)は、
免許は欲しいけどお金を払いたくない!
そのためには努力と時間を惜しまない!!
くらいの気概がある人かなと。
実際、親がお金を出してくれるとか、教習費用は出せる、もしくは免許合宿に行く時間があるといった方はわざわざ茨の道を行く必要はありません。
私はどうしても30万を払いたくなくて、一発試験を選びました。
だって、30万ってアメリカだとカーレースの学校に入って選手になれるらしいです。中国や韓国などご近所さんでもだいたい10万くらいだそうで、まあもちろん日本の教官の教え方がとても丁寧だったりいいサービスを受けられる環境こその30万という考え方もありますが、私は出せませんでした…。
先ほどチラッと書きましたが、身近に教習所の教官がいて教えてくれるみたいな環境に恵まれてる人だったり、初心者だけどすぐ上達する自信がある人は、一発試験オススメです。
これから一発試験の準備や、必要書類、実際の試験の体験話なども少しずつアップしていく予定ですので、よかったらそちらもぜひ見てみてください!
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