見出し画像

ロヴァニエミの図書館が改修工事で長期休館へ

ロヴァニエミのAalto建築といえば、市立図書館が有名だ。去年から日本のミニシアターでも上映されていた映画「アアルト」でも印象的な建築として映し出されていた。

本の表紙が開いたように屋根につけられた窓から、昼は中に光が差し込み、夜には外に光が漏れる。

メインのフロアから一段下がったところにはテーブルがあり、これも美しい。図書館自体は大きくないが高低差をつくることで広く感じられるようになっている。壁にそってぐるりと設置された本棚は背が低く、圧迫感を感じさせないながらも、できるだけ多くの蔵書が並べられるようになっている。

2024年4月から1年間の休館へ


私もロヴァニエミの観光のおすすめには、図書館を入れている。しかし、その図書館が2024年4月2日から2025年5月まで改修工事のため閉館となる。

2019年から行なっている工事の最終段階として、床などの大きな部分を工事するそうだ。臨時の図書館として、バスステーション(Linja-autoasema)に「ステーション・ライブラリー(asemakirjasto)」が4月15日にオープンする。すでに3月から移転に伴う作業のために、図書館のサービスが制限される。

旅行で訪れる予定のある人は、最新情報を要チェックである。

ロビーの天窓とランプがお気に入り。細部に宿るデザイン。


# 参考にしたニュース記事はこちら⇩

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?