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レコード珍盤紀行、厚生年金保険編

躁状態で500万の貯金でレコードを買いあさり、クレジットカードを4枚作った挙句多重債務者となり、鬱状態で会社を休職し実家へ強制送還。26歳で200万円の借金を抱えている私が愛した珍盤(珍しいレコード)とは何か。今回はその第2弾。この珍盤は「生活の城(厚生年金保険の歌)」という財団法人厚生団(厚生年金事業振興団)によって作られたソノシートだ。

珍盤ナンバー2 財団法人 厚生団 生活の城(厚生年金保険の歌)

表面
裏面
ソノシートは鮮やかな青色

この珍盤の目玉はド直球な歌詞だ。

歌詞

厚生年金は生活の城だ
年とりゃおまえを扶養うだろ
傷つきゃおまえを看護るだろ
なくなりゃ子供を養護るだろ
厚生年金は生活の城だ

厚生年金は生活の城だ
たたかえ生産 若人よ
きづけ根城を 青空に
備えがあれば憂いなし
厚生年金は生活の城だ

そうだそうだよわれらの城だ

松原久人 作詞

「たたかえ生産 若人よ」は昭和ならではの歌詞だろう。この珍盤には2曲が収録されている。1曲目は、この歌をオペラ風の女性と男性が歌い、2曲目は子ども達が歌う。子ども達はどういう心境で「たたかえ生産 若人よ」と歌っていたのだろうか。このソノシートは厚生年金によって作られたのだろうか。そんなことに思いを馳せていた。


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