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螢の光レコードBEST3

500万の貯金でレコードを買いあさりクレジットカードを4枚作った結果、多重債務者となり26歳で195万円の借金を抱えている私が、愛した「螢の光」レコードとは何か。コレクションの中から、独断と偏見でBEST3を発表する。

「螢の光」といえば、お客さんに閉店を伝える曲として耳にする機会が多い。私が4年前、バイトをしていたスーパー銭湯でも、夜23時50分になると「螢の光」が流れていた。幼い頃から馴染みのある「螢の光」を各社比較してみたいと思う。

第3位 コロムビア 螢の光
日本コロムビア社の、すぐに役立つ!!実用レコードシリーズ「卒業」に収録されている「螢の光」が第3位。非常にスタンダードな演奏で、可もなく不可もない。単調すぎたところが、優勝できなかった要因だろう。

表面
裏面

第2位 東芝 螢の光
東芝の「螢の光」が第2位。表紙の夜景が、別れの雰囲気を漂わしている。曲はしばしば3拍子のワルツのテンポにアレンジされている。この幻想的な「螢の光」を卒業式で聴いたら、涙ぐむこと間違いなし。

表面
裏面

第1位 ビクター 螢の光
ビクターの実用レコード「式典」に収録されている「螢の光」が第1位。吹奏楽、独唱、合唱が収録されており、バリエーションに富んだ作品となっている。ビクターの実用レコード「式典」は「君が代」レコードランキングでは3位に沈み、今回の「螢の光」で雪辱を果たす格好となった。

表面
裏面

「螢の光」を聞くと、どうしてこんなにも閉店時間を連想してしまうのか。私はデカビタを飲むと、必ず亡くなった曾祖母の事を思い出すのだが、これは「螢の光」現象なのかもしれない。

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