滋賀のTeamEnjoyというチームでポケカをしておりますナルオと言います。思いがけず時間が出来たので、備忘録も兼ねて10月27日ドラスタ京都シティリーグS4で使用したミュウミュウ型こくばバドレックスのnoteを書いてみようと思います。

シティリーグの結果は全勝優勝という出来すぎなものでしたが、運にも恵まれた上、構築も一般的なものと大差ないと思うのでほぼ全文無料です。シティの感想を踏まえた現在のレシピを有料にて掲載します。

11/15★たくさんの方に購入して頂きました。ありがとうございます。シティから2週間たった現在のレシピも有料部分に追加しました。11/10にチームメンバーの瀬田くんがシティで使用し、優勝したレシピとほぼ同じものとなります。

ナルオ成績

2021シティリーグS1best4

2021シティリーグS2優勝

2021シティリーグS3best8

2021シティリーグS4優勝

運に恵まれ大層な成績です。ちなみに優先権でドヤ顔で参戦したJCSは2−3ドロップです。

ミュウミュウ型こくばバドレックスを握った理由

京都CL後、皆さん御存じの通りクワガノンが大量発生したこともあり、ミュウVMAXや、ゲンガームゲンダイナなどの悪軸のデッキが大きく数を減らしました。そんな中台頭してきたれんげきウーラオスが猛威を奮いだし大会で結果を残しはじめます。クワガノン、ミュウVMAX、れんげきウーラオスの三すくみに、はくばと三神が外側からそれをニラんでいるというのが10月中旬の環境図でした。

そこでクワガノン相手にはオロヨノとミュウミュウのハンデスで対応でき、れんげきウーラオスにも弱点有利が取れるミュウミュウ型のこくばバドレックスが環境に合っているんじゃないかと思いシティ候補として煮詰め出しました。まぁもちろん僕が思いつくことは他のポケカプレイヤーも当然思いつくということで、シティの前週に行われた非公認大会ではこくばバドレックスが増加。なんならそれを見越した悪パーフェクションやムゲンダイナが数を増やすところまでメタが回り始めていました。もう一つの候補デッキであった三神ファイヤーを握ることも考えましたが、こくばのデッキパワーがやはり魅力的で、悪とかそう何回も踏まへんやろ！の精神でこくばを握ることに決めました。

当日使用したレシピ

キチンと回りさえすれば、大抵の試合はこくばのパワーで押し切れる&不利な状況もタッグチームで返せると考え、安定感重視をコンセプトに構築しました。以下簡単に採用理由。

こくばＶ、VMAX　4−4

試合中に3体は立てたいのでフルで採用。Ｖは1枚プロモにしていましたが、クワガノン対面、ミュウ対面のシャドーミストが強すぎるので4枚ともシャドーミストの方を採用。プロモこくばの仕事であるサイド2枚アタッカー、対ザマゼンタ要員などはザシアンやタッグチームで担えます。

ザシアンＶ

初動の安定を担う1枚。オロヨノスタートした際にも特性でエネ加速すれば手張り込みで先2からナイトウォッチャーが打ち始められます。その他三神ファイヤー対面では対ガラルファイヤー用アタッカーとして活躍。鋼弱点のためオーラバーンを耐えることが出来る(オルター込みオーラバーンは耐えませんがこくば対面ではオルターを使わないことも多いです)先殴りできれば2体ガラルファイヤーを持っていける。またＶなので前に出せば2−3-3プランを押し付けることが出来る。。。と真面目に考えて採用しました。新しいカードなのでとりあえず入れてみたかったわけではないです。実際オロヨノを加速して押し切った試合や特性のおかげでエネが足りて勝った試合もあったのですが、反面ただの置き物になる試合も多かったです。はっきり言って初動はこくばいっぱい並べた方が強ぇです。安定感というコンセプトには合ってたので良しとしています。

マーシャドー2枚

相手の雪道をはがす、自分の雪道を貼るために相手の混沌のうねりをはがす、自分の雪道を自分ではがす、というのが役割のほぼ全てです。特にはくば対面ではリセスタ雪道という無限の負け筋が存在するので必ずベンチに置いておきたいです。雪道を貼られただけで動かくなるような手札ならこくばＶより優先して序盤に持ってくることもあります。混沌のうねりと1−1で採用していたこともありましたが、自分が貼った混沌のうねりをマーシャドーではがして雪道を貼るという動きが弱かったのでマーシャドー2枚にしました。

クイボ4、水晶4、おこう2、ポケ通1

クイボ3やおこう2ポケ通なしのレシピも見かけますが序盤に並べたいポケモンが多いのとコンセプトの安定感を重視してこの配分になりました。特にクイボはタッグチームをトラッシュに送れる貴重な手段なので4は確定だと思っています。

マリィ4、博士3

マリィナイトウォッチャーが最強&追加効果ホラーハウス後に必ずマリィを言いたいので4枚採用。3−3でも回せると思いますが安定感重視のこの枚数。

雪道1

ミュウVMAXや三神に止まってもらうため、終盤貼りながらスタンプします。1枚なのでご都合感が強いですがスタジアム不採用だとマーシャドーを自ら退かすことができず負け筋になる試合もあるため採用。マリィでボトムに送れば案外終盤まで残せます。途中で切ってしまってもリセスタナイトウォッチャーでミュウVMAX以外なら止めれるので問題なしとしました。不利対面のダイナ、ゲンガー戦ではリセスタ、雪道、ペイルムーン（オロヨノ現物）で一応ワンチャン作ることが出来ます(やったことない)

超エネ14

最終目標が場に11枚エネを貯めてVMAXワンパンラインまでダイガイストの火力をあげることなので、サイド落ち・トラッシュしてしまうことも込みで14枚。釣り竿も入っているので13枚でも回ると思いますがここはコンセプトを忘れずに。

採用候補、不採用理由

マホイップＶMAX

進化ラインが増えると安定しないのが嫌だったことと、鋼弱点のVMAXということで三神ファイヤーに採用されているザシアンに有効に働かないと感じ不採用にしました。ちなみにミュウVMAX相手にはマホイップ型の方が有利だと考えていますし、ミュウ型とマホイップ型でこくばミラーした場合もマホイップ型の方が強いと思っています。

あなぬけのヒモ

ミュウVMAXのダイナバリアで延命されるのを防ぐため採用を検討しましたが、火力が上がり切っていないと結局新しいVMAXを差し出されてしまい倒し切ることが難しくなるので不採用にしました。もちろん強い場面も多く、入れ替え1枚をあなぬけにするなど全然ありだと思います。マホイップ型ならあなぬけを採用していたと思います。

ツールスクラッパー

枠が足りず不採用。エネ、釣り竿、マリィ、ポケ通あたりが入れ替え候補になると思います。シティ後の対戦でマントついたスイクンがエネ1枚足りず落とせず負けたのでやっぱり欲しいなーと思っています。

当日のマッチアップ

イオルブサンダース○

はくばスイクン○

れんげきドラパ○

れんげきウーラオス○

決勝トナメ

ミュウVMAX○

スイクン○

れんげきウーラオス(再戦)○

悪全く踏んでへんやんけ！はい、全部かわしました。一応三神ファイヤーには五分とれる自信はありましたが、まさかマッチすらしないとは思ってませんでした。豪運ですね。ただ7試合で事故は一度もなく、逆にお相手の事故を拾う試合がありました。まさにコンセプトである安定感重視が活きた結果ですね！とそれっぽいことを言っておきます。

最後に

自分はCL福岡は落選してしまいましたが、出れていたならこくばを握っていたと思います。やはりCLという連戦を戦い抜くのに安定感というコンセプトは大切です。なんてったって事故負けしたくねーですから！各対面のプランなど書きませんでしたが、質問あればDM頂ければ答えます。ここまで読んで頂きありがとうございます！

以下有料部分でシティ後のレシピ。少し差し替えたモノになっています。よろしければどうぞ。

11/15追記しました。