炭酸ガスだけを取り出す

北大電子科学研究所野呂真一郎准教授は、Mgなどの軽金属で多孔質結晶を作成することに成功。
MgやCaにビピリジンジオキシドという有機化合物を組み合わせて多孔質物質を合成した。
この物質の画期的な性能として、実験段階ではあるが、メタンと二酸化炭素の混合ガスを多孔質結晶に通すと、二酸化炭素を吸着してメタンだけが出てきた。CO2をほぼ100%吸着したことから、窒素と二酸化炭素の分離も可能と見ている。4-5年かけてガス分離膜の開発をめざす。
宇宙船の中の炭酸ガスはどう処理しているのだろう?酸素の供給はどうしているのか?滞在期間は長ければ、循環が成立しているはずだが。炭酸ガス排出が大きな課題だが、発生する場所ごとにこの装置を設置すれば、未然に吸着してしまえるのだろうか?
#先端技術 #宇宙

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