見出し画像

ルートヴィヒ美術館展@京都国立近代美術館

今日は、京都国立近代美術館で開催中のルートヴィヒ美術館展へ行ってきた。


みやこめっせで成人式があるらしく、美術館の周辺は晴れ着姿の女性でいっぱいで、なんとも華やか♪

京都国立近代美術館の外観からエントランス

国立近代美術館のエントランス。向かいの京都市京セラ美術館と比べると地味だが端緒にモダンさがうかがえる


アンディ・ウォーホル作のプレスリーがお出迎え♪


4Fの展示会場入り口までの階段にあったロゴ。またこのロゴがなんともモダンでカッコいい

見どころ

今回の見どころは、やっぱりピカソかな。「アーティチョークを持つ女」

ピカソの絵って、いつも賛否両論あって、本当に価値があるのかどうかって議論が耐えないけど、間近で見てみてやっぱりすごいなと思った。

この絵には反戦の思いがこめられているらしい。
第一次大戦中の1941年に描かれたもので、女性の顔は半分に壊れ、右手には武器を、左手の爪は鋭くとがっている。そして、背景はどす黒い灰色。

戦争のさなか、女性も心が乱れ、殺伐としているさまを表しているらしい。

迷いのない筆致で描かれている感じからも、反戦への強い意志が感じられる。

どの作品もそうだけど、現代アートはその表現技法は人それぞれで古典と比べるとずいぶんと自由度が高いが、それぞれの作品から画家の創作への強い熱意とメッセージ性を感じる。

僕も絵を描いたり、演奏したりするときは、技術は磨きながらも、これらの作品のように、自分自身のうちにある強いメッセージや情熱を大切に作っていきたい。

鑑賞後のグルメ

鑑賞後は余韻を感じつつ、京阪三条まで散策。

京阪三条駅前にある「篠田屋」さんでにしんそばをいただく。


篠田屋のにしんそば

中華そばや、カレーうどんのカレーだしをご飯にかけて皿盛りが有名なお店。

お昼時には行列ができるのでご注意を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?