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私は、タイルとタイルの間の目地としてでも輝こうと思っている。

なにやら、最近、「折衝」ばかりで疲弊しています。

「折衝(せっしょう)」とは、できるように話し合い、折り合いをつけることを言います。元々は中国から来た言葉です。「衝」には「衝く(突く)」という意味があり、孔子が使った「相手が衝いた矛先を折る」という言葉が由来とされています。

A社の部長と交渉して、折り合いをつけ、A社の課長に言いにくいからと、私が間に入ってみたり。B社の部長と当社の営業に挟まれてみたり。まさに緩衝材です。物事を思った通りに進めるためには、なだめたり、誘導したり、納得させたりが必要ですね。

登場人物は外にも中にもさまざまいて、それらの潤滑油となって、物事を円滑に進めるのが、私の役割なのですが、こういうのって、何職って言うんでしょうね。
緩衝職?

製造部門にいながら、営業部門と製造部門の間に立ち、お客様と当社の間に立ち、部下と上司の間に立ち。

ま、結局、うまくことが運ぶたびに「俺じゃなきゃ上手くいかなかった」とニヤリとするわけなんですけどね。

ま、やりがいありますよ。


でもね、製造部門に席をおきながら、製造業務をせずにあっち行ったりこっち行ったり、でも休憩や休みはしっかり取る私を見て、製造部門のメンバー達は、「なさじさんの代わりに、誰か作業者を入れてほしい」と言う雰囲気もありそうです。

そんな雰囲気を感じると、世の管理職は、どうするんでしょうね。

「私はこんなに大変だ」を周りに撒き散らすんでしょうか。それって、note界隈でもよくみる『残念な上司』の出来上がりですよね。

あ、次回は「とは言え、管理職ってラクなんでしょ?」あたりを書こうかな。ふと浮かびました。

いつも読んでいただきありがとうございます。