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「こいつは普通の人だ」と安堵させ、「仲間」と錯覚させるという魅力。

本を読みながら、いいフレーズがあると、スマホに書き込んで、自分のパソコンにメールで送る習慣がある。

さっき、そうやって送られてきた中に、こういうメモを見つけた。

去年の5月に書かれたメモ。

どの本なのかはわからないけれど、読んだ本に書かれていたもののようだ。

逸材には共通点がある。それは、瞬時に相手の語彙力に合わせる能力が高いことである。難しい言葉を駆使するわけではないが、難しい話もできる。

うん。うん。

臨機応変に相手に合わせることができるのだ。だから彼らと話しても大衆には彼らの頭の良さがさっぱりわからないし、むしろ彼らを「普通の人だった」「勉強ができるからといって頭が良いわけじゃないね」と、安堵させ「仲間」と錯覚させる魅力がある。

なるほどね。

こういう人になりたいな。

こういう人でありたいな。

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