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【CX DIVE 2018】ピースオブケーク 加藤さん講演まとめ

#cxdive に参加したので講演メモをまとめました。
ご興味ある方ぜみ見てみてください。

クリエイターと読者をつなぎ、コンテンツが流通する世界を創る

講演者:ピースオブケーク 加藤さん
アスキーやダイヤモンドの元出版の編集者
堀江さんのゼロや、もしドラの編集者
今はnoteとかを運営してる

ピースオブケークのミッション
誰もが創作をはじめ、続けられるようにする。

日本の出版市場は世界3位で、エコシステムが良くできてワークしていた。
今までは作品の原作は『出版』が担ってた。

なぜうまくいってたか
取次/書店の部分が優秀だった
→2社と契約すると全国の書店に本が配られて、お金がもらえてた
→ファイナンスとディストリビューションができてた

今の課題

ネットの台頭
→ネット上にもGoogleみたいにディストリビューションとファイナンス(アド)が成り立つところもあるが、ほぼない。

上記に気付いた時、ネット上では成り立つ場(プラットフォーム)がないから、ブランドプロミスに寄り添ってピースオブケークがやっている

noteとは

①クリエイターにファンがつきやすい仕組みづくりをしてる
②貯めたファンに対して、ビジネスができるようにしている

→集客とビジネスが別々にあるとうまくいかない

ほぼ日や日経、newspicksも
まずサイトへ集客して、そこで購入させてる

→コンテンツとビジネス、集客が集中してる!
→だから誰もがほぼ日とかみたいにできるプラットフォームをつくった

最近のnoteは流通もかなり増えている
最近独自ドメインつくれるようになったから、企業参戦も。
→うつぬけ、やれたかも委員会とか映像化するようなコンテンツが生まれている

noteはto クリエイター、to クリエイターのファンの2軸に対してビジネスしている

クリエイターが本当にしたいことは?
表現したい?誰かに読んでもらいたい?
という考えをベースにしている
→一番の欲求はなに??
→本当にクリエイターが個人的に求めていることが知りたい。

上記に対するnoteの仮説

自分をわかってほしい、なのでは。
→極論人間はみんなそうだ!

クリエイターがやりたいことが、自分をわかってほしいなら、noteができることは?

→この3つがセット。
→それに対してどう貢献するか、を常に考えいる

表現するために必要なもの
①使いやすさ
UX
→紙のノートに書くような、表現に集中できるようなデザイン

②雰囲気がいい
クリエイティブに対して、怖くない、受け入れてくれる、やな人がいない、というのは重要。
→まちづくりににてる

例)好きを押したらコメントが書ける
→暖かい雰囲気づくり

伝えるに対してできること

①SEO
見つけてもらうために必要。
書いてる人がSEOから流入きてることに気づくぐらい効果が出てる。

②リコメンド
閲覧でデータをとってコンテンツの幅が広がるようにしてる
→人工知能なども活用

他にはメルマガなど。
興味関心で人気の記事配信。
半分ぐらいの開封率。(高い…!)

続けるに対してできること

ものづくりは続けるのが難しい。
①反響がある
クリエイターが一番欲しいもの。
わかってほしくてやってる、から。

noteではおもしろいコンテンツがあったら、反応があるようなしている
→PVが増える、とか。ラインnewsやスマニューに配信して、『読まれる』ようにしている。

裏話
原稿を受け取った時の反応は編集者の最重要タスクだったりする。
→感想のメールはいいことを言おうとしてたけど、おもしろい、と反応があるのが一番嬉しい。

②金銭的、社会的に報われる
生きてかなきゃいけないからね。

昔公募ガイドって本があった。
それぐらいの量ができるようにnote主催や企業とのタイアップでコンテストを実施している
→クリエイターの出口を作っている

今は旅する日本語

例)味の素とチャーハン大賞

今までで一番クリエイターの反響がよかったもの
→賞金の高いもの、ではなく、cakesクリエイターコンテスト
500〜1000が平均のところ9000通来た。
cakesでデビューできるってやつ。
→デビューできる、出口がある、は魅力なんだと実感した。

出版社とパブリッシングパートナー提携
→noteの作家からデビューがきまる
→知らないところでやりとり、があると告知協力できない。この本はこの出版社から出た方が売れた…!みたいなのがあった。
ここでフィーや権利はとっていなくて、クリエイターの出口を増やすためだけにやっている。
→結局はnoteにクリエイターが増えてwinwin。

noteができることのまとめ

noteがやっていること
=クリエイターのための街をネット上につくる

街は、全部カラーが違う。
クリエイターの街を作りたい。

それを実現するためには
カルチャーとアーキテクチャが必要。

アーキテクチャは今までだと広告。
広告はキャッシュ。

フェイクニュースが多いのは一番簡単にviewが稼げる。=アーキテクチャが稼げる

アーキテクチャによって
アーキテクチャがコンテンツを作って、コンテンツを長期化するとカルチャーになる。

新しいアーキテクチャ、
ポジティブなことやクリエイティブなことで、カルチャーを作りたい。
=ピースオブケークのミッション



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