【ハリー・ポッター】読めばハリポタワールドがさらに楽しくなる本
全世界で大人気のファンタジーといえばハリー・ポッターシリーズですよね。私も大好きです。
何がいいって、J・K・ローリングによって綿密に練り上げられた物語の世界観!細部まで作りこまれた設定が、魔法界は実在するのでは?と思わせてくれます。
そんなハリー・ポッターシリーズをさらに楽しむことができる本を集めてみました。実はJ・K・ローリングは本編以外にもハリー・ポッター関連の本を出しているんですよ…!
1.「ハリー・ポッター」本編 全7巻
まず絶対に外せないのが全7巻のハリー・ポッターシリーズです。
ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上・下
ハリー・ポッターと不死鳥に騎士団 上・下
ハリー・ポッターと謎のプリンス 上・下
ハリー・ポッターと死の秘宝 上・下
ハリー・ポッターは好きだけど映画しか見たことがないという人!もったいない!
映画では、物語を2時間の尺に収めるためにかなりのエピソードがカットされています。さらに映像のインパクトを優先するために細かい展開を改変しているシーンも多いんです。それによって魔法世界の神秘的な部分や戦闘シーンの迫力がアップしているので、映画は映画で素敵なんですが…。
でも!物語としておもしろいのは圧倒的に原作!
ストーリー展開が丁寧なのはもちろん、たくさんいるキャラクターの掘り下げもかなり深くまでされています。映画では1度も顔出しされなかったロンの2番目の兄・チャーリーだって本当はたくさん出番があるんです!
どの巻もかなりの追加エピソードがありますが、1番読んでほしいのは「死の秘宝」のラストシーン。映画ではほとんど背景扱いだった各キャラクターの戦闘シーンにどれほど感動するか…。
単行本だと1冊1冊が分厚くて手に取りづらいかもしれませんが、字が大きくて行間も広いので思っているよりサクサク読めますよ!
ちなみにハリー・ポッターシリーズは文庫版、新書版、新装版などデザインやサイズ違いで複数出版されています。中身はどれも同じですが、表紙のデザインや冊数が違うので、お好みのものを選んでくださいね。
2.「ハリー・ポッターと呪いの子」
ハリーポッターシリーズを読み終えたら次に読んでほしいのが「ハリー・ポッターと呪いの子」です。これは小説ではなく、舞台脚本のシナリオ形式になっていますが、「ハリーポッターと死の秘宝」から19年後の世界を描いています。
ハリーとロンとハーマイオニーが親になった世界線、気になりませんか?
彼らが一体どんな仕事に就いているのか?誰と結婚したのか?その他のキャラクターたちは?という疑問の答えがこの1冊にすべて詰まっています。
そしてこの「ハリー・ポッターと呪いの子」の舞台は、現在日本でも上演されているんです!
日本版のシナリオ本も出版されていて、ロンドン版とはセリフの言い回しや固有名詞が少し変わっています。東京版はロンドン版よりも舞台自体の上演時間も短いので多少削られているシーンやセリフもありますが、日本人が読んでわかりやすいのは東京版の方だと思います。ただ、翻訳者がシリーズ全てを担当している松岡佑子さんではないので、人によっては違和感を感じる表現もあるかもしれません。
もちろんロンドン版と東京版の両方を買って見比べるのも楽しいはず!シナリオ本を読んでから舞台を見に行くのも素敵ですね
3.「幻の動物とその生息地」
ホグワーツ・ライブラリーというシリーズがあるのをご存知ですか?このシリーズは、なんとすべて魔法界の本なんです。ハリー達も読んでいる本たちを、ダンブルドア校長がマグル界でも出版してくれました。
この「幻の動物とその生息地」は、ファンタスティック・ビーストシリーズの主人公でもあるニュート・スキャマンダーの著書です。
「ハリー・ポッターと賢者の石」でハリーの教科書購入リストにあったこの本。ハリー・ポッターシリーズやファンタスティック・ビーストシリーズに出てくる魔法生物がたくさん出てくるという嬉しい解説本になっています。
この本を読む時は、ニュート・スキャマンダーの著者近影を忘れずに読んでください。ファンタスティック・ビースト好きならアッとなる情報が載っていますよ。
カラーイラスト付きのものもあります。こちらは大型本でまさに図鑑!ファンタスティック・ビーストが公開された後に出版された本なので、ニュート・スキャマンダーに関する記述もファンタスティック・ビーストを踏まえたものになっているところがおもしろいです。
カラーイラスト付きだと、より一層これはあの場面で出てきたあの動物だ!と情報が一致するので、余裕があるならぜひこの図鑑バージョンを手に入れてもらいたいです。
4.「クィディッチ今昔」
ハリー・ポッターを語る際に欠かせないのがクィディッチ!これは、そんなクィディッチをスポーツとして解説した本です。
クィディッチが今の形になるまでの歴史や、各国のクィディッチチームの特徴をイラスト付きで紹介しています。
もちろん日本のクィディッチチームも出てきますよ。
日本人はイギリス人から見たらこんなイメージなのか!と笑ってしまうようなチームでした。
グリフィンドールのクィディッチチームのメンバーも読んでいるこの本、クィディッチ好きなら必読の書です!
5.「吟遊詩人ビードルの物語」
「ハリー・ポッターと死の秘宝」で、ダンブルドアがハーマイオニーに遺品として残したのがこの「吟遊詩人ビードルの物語」です。
物語において非常に重要な役目を果たすこの本を実際に読むことができると思うとワクワクしませんか?
魔法界では子どもへの読み聞かせに使われている「吟遊詩人ビードルの物語」は、これだけ読んでも楽しめる童話ですが、「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読み終わった後で読むともっと楽しめると思います。
6.「ハリー・ポッター魔法ワールド大図鑑: ハリー・ポッター公式魔法界ガイドブック」
ハリー・ポッターに関するファンブックや解説本はたくさん出版されていますが、中でもイチオシしたいのがこの「ハリー・ポッター魔法ワールド大図鑑」です。なんとこれシリーズ初の公式ファンブックなんです!
小説に出てきた用語や出来事をただまとめただけの図鑑ではありません。小説には登場しなかったけど、この部分ってどうなっているんだろう?とか、この人ってこの時何歳だったんだろう?とか、読者が気になるポイントを絶妙についた企画がたくさん盛り込まれています。
ホグワーツや魔法省、不死鳥の騎士団の本部にもなったシリウスの家の詳しい見取り図や、杖に使われている素材にまつわる言い伝えなども解き明かされたファンブックです。
しかも全ページフルカラーのイラスト付き!どのページも眺めているだけでワクワクする楽しい仕上がりで、子供も大人も楽しめるようになっています。ぜひ一家に一冊「ハリー・ポッター魔法ワールド大図鑑」を!
7.「新版 ハリー・ポッターへの旅 ~イギリス&物語探訪ガイド~」
最後に紹介するのはハリー・ポッターシリーズの聖地巡礼本です。
ハリー・ポッターシリーズの生みの親であるJ・K・ローリングの生地から、物語に登場した聖地まで、イギリスを駆け回る旅行本になっています。
2016年に新章を追加した新版が出版され、ハリー・ポッターシリーズをすべて網羅するガイドブックとなりました。
小説を読んで、映画を見て、舞台を観て、ファンタスティック・ビーストも見て、最後にこの本を読んでください。
最後に
ハリー・ポッターが好きという人はたくさんいますが、その中には小説は読んだことがないという人も多いです。
もったいない!!
ファンタジーとして間違いなく歴史に残る作品であるハリー・ポッターシリーズは、世代を超えて楽しむことができる名作だと思います。ぜひ家族で楽しんでください。
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