完全食COMPをゲーマーにお勧めしてたら、公式でゲーマー向けのプロモーションが始まってしまった

自分の好きな物事をお勧めするのは楽しい。何時間も集中して、何文字でも書けてしまう。noteではそういう記事が推奨されてるし、僕も「紹介する人は紹介される人になる」という記事を書いたことがある。

他人に紹介する、お勧めすることの一番の面白さは、見知らぬ誰かが共感して自分と同じように好きになってもらえることにある。仲間が1人増えるだけですごく嬉しい。さらに、自分がお勧めしてることを、それを展開してる企業や制作者(中の人)が知ってくれれば、嬉しさは爆発する。

僕自身にもそういう経験がある。そこで、この記事ではその経験談を紹介しよう。ぜひ読者の皆さんにも、自分の好きな物事をお勧めすることがどれほど楽しい世界に繋がっていく可能性を秘めているかを知ってもらいたい。そして、ぜひ好きな物事についてnoteで書いてほしい。

一目惚れしてすぐお勧め

僕が何をお勧めしてたかというと、いまやゲーマーの必需品となった完全食COMPである。

2016年7月のこと、一緒に合同誌を作ったことのある水原さんがふと「COMP気になる」とツイートしてたのを見かけた。その当時、まだちゃんと自炊していた僕は「完全食」なるワードに惹かれ、サイトを見て、その場でパウダーの4Bagsを購入した(7月27日)。「1杯で完璧な栄養を」とか「自分に時間をプレゼント」とか、サイトを飾るフレーズにも気持ちをくすぐられた。

さらに翌週、届いたCOMPを牛乳と蜂蜜で溶かして飲み、その手軽さとおいしさに感動してトーク配信をした(それが8月2日。当時は毎週トーク配信をやってた)。COMPは明らかに寝食よりもゲームを優先するゲーマー向けだった。僕は勝手に「ゲーミング完全食COMP」と命名し、栄養学に詳しい某アームレスラーに「COMPはどうか」と質問しながら2時間半ほど熱を込めて喋ったのだった(主に相手方が)。

そのときのトーク配信のアジェンダ
◆RAGE感想戦
◆時間がない現代人の悩み
◆ゲーミング完全食COMPとは
◆COMPに足りないもの
◆COMPがeSportsを革新する
◆生存の食事と娯楽の食事

※当時の配信はいま聞いてもCOMP初心者や気になってる人にとって参考になると思う。暇があったらこちらからどうぞ(僕の声が聞きづらいのは仕様である)。「(ものを)食べるくらいなら(血管に栄養を)打てよ」というパワーワードも飛び出した。

※当時はまだCOMP POWDERしかなく、咀嚼が減るのはよくないという話をしたら、のちにCOMP GUMMYが登場した。

COMPの社長がエゴサで拾う

配信でCOMPはゲーマー向けだと騒ぎ立てたわけだが、当時もいまもそんなに影響力のない僕がやんや言ったところで広まるはずもなく。ただ、フォロワーには届いたし、興味を持ってくれる人を何人か見て取れたのが嬉しかった。

ところが配信の5日後、突然Twitterに誰かからDMが飛んできた。開いてみると、鈴木さんだった。そう、既存の栄養食品ばっかり食べて体を壊したことがきっかけでみずから完全な食べ物を作ろうと研究し、ついに本当にCOMPを作ってしまった人である。平たく言えば、COMP社の社長だ。

僕は驚いた。いったいなぜまったく面識のない社長がDMを送ってくるのか? どうやら、僕のトーク配信を見つけ、なんと全部聞いてくれたらしい。「COMPとesportsにはたしかに親和性がある」と断言、そのうえで「esportsについて教えてほしい」と言われた。

応えるしかない。当たり前だ。僕は中の人に声をかけられた嬉しさを噛み締めつつ、esportsの現場に詳しい岸大河を引き連れて、COMP社のオフィスに向かった。

タイミングばっちりでC4 LANが開催

オフィスで、僕たちはとうとうとesportsについて説明した。いまどうなっていて、これからどうなっていきそうか。COMPとesports、ゲーマーはどれほど相性がいいか。そのとき岸はまだCOMPユーザーではなかったが、これ以降、愛好家となった(と思う)。

僕たちは鈴木さんにぜひスポンサーになってみてほしいと言った。そうしたら、鈴木さんが何かいいイベントはないかと訊いた。僕と岸は顔を見合わせた。「そういえば、10月にC4 LANが初開催されるよな」と。

鈴木さんは「どういうイベントですか?」と訊いてきた。僕たちは「ゲーマーが100人くらい集まって3日間ぶっ通しでゲームをするイベントです」と答えた。鈴木さんは大笑いしながら言った、「狂ってますね!」。鈴木さんは狂ってることが大好きなのだった。

そして、COMPは第1回からこれまでのC4 LANすべてでスポンサーとなってくれている。

COMPが最初にC4 LANにスポンサードしたあと僕が鈴木さんに行なったインタビュー記事があるので、よければ読んでみてほしい(この記事はけっこうシェアされて、COMPのサイトのトップページからしばらくリンクが張られてた)。3日間で0.12ギガカロリーが飲まれたという発言は衝撃だった。何だその単位。

プロゲーマー HATSUMEの誕生

COMPはゲーマーと出会ってしまった。C4 LAN以外にもRTA in JapanやUnityのイベントに協賛するなど、次々にゲーマー向けのプロモーションが始まった。その中でも大きな出来事は、『スト5』や『PUBG』を中心に活動しているHATSUMEさんがCOMPのスポンサードによってプロゲーマーになったことだろう。

これについて僕は直接関わってないが(そもそも最初にトーク配信をして鈴木さんにesportsを説明したくらいだが)、まさかCOMPがプロゲーマーを生み出すとは。ここだけの話、esports界隈は狭いわりに人間関係がややこしいので、個人にスポンサードはしないほうがいいと最初に伝えていた。

しかし、HATSUMEさんはその懸念を吹き飛ばし、COMPにとってよきパートナーとなると鈴木さんは判断したのだ。そう、HATSUMEさんもまた狂ってる認定をされたのだった。実にいいことだ。HATSUMEさんの「度合い」はインタビュー記事を読むと分かる。

そのあともCOMPはesports界隈に広まり続け、それなりにユーザーを獲得できたようだ。ただ、最近はゲーマーに関してはちょっと伸び悩んでるようで(推測)、HATSUMEさんと新たなる計画を進行中……らしい。僕もこの記事で少しでも支援できればと思う。

実はかなりのゲーマーな鈴木さん

ところで、ここまでの話で鈴木さんはゲームやesportsにちょっと疎い人という印象を持ったかもしれない。とんでもない。鈴木さんはゲーマーだ。『プリパラ』も好きで、たまに見かけるツイートの8割は『プリパラ』関連だ(偏見)。

印象に残ってるのは、『The Witcher 3: Wild Hunt』。僕も当時購入したのだが、グラボがGeForce GTS 450だったためまともに動かず、新しくGeForce GTS 760Tiに買い替えた。その話をしたら、なんと鈴木さんも同じく古いグラボでソフトが動かなかったため、最新型に買い替えたのだという。妙な親近感を覚えたものだ。

あと、『ザ・コンビニ』の何作目かの体験版を一生プレイしてたという話も聞いた。狂ってる人が好きというだけあって、本人も相当におかしい。

ともかく、僕にDMを送ってきたことも含め、行動力とそのスピードには目を見張るものがある。こういう人が食を革新するCOMPを作り、展開してると思うと、この先もどんどんユーザーが増えていきそうだと思わせてくれる。

お勧めすることの面白さ

そして先日、僕は新商品COMP DRINKの発売記念パーティに招待された(体調が最悪だったのが申し訳ない)。そこで初めてパックを開けて飲むだけのDRINKに出会った。オレンジジュースなど味つけ用の割材もあったが、まずは生で。なかなかいけた。「ビール生」の代わりに「COMP生」の時代も来るかもしれない。

さて、これが僕の経験談である。視聴者数人のトーク配信の先に、こんな世界が開かれていったのだ。もちろん、最初にこんな思惑があったわけじゃない。とにかく不摂生なイメージの強いゲーマー諸氏に完全食を利用してみてほしかっただけだ。

いまでもそう思うし、だからこそこの記事を書いてるので、「完全食」という言葉に興味を持った読者はぜひチェックしてほしい(僕はもはやCOMP以前に自分が何を作って何を食べてたのか覚えてない)。

僕のようなケースになることは稀かもしれないが、それでも自分が好きな物事をお勧めすることは楽しいし、面白いだろう。お勧めするというのは、必ずしも「お勧めです」と紹介することではない。とにかく何かしらの形で自分の「好き」を表現すること、それに尽きる。

スポンサーがほしいゲーマーも、こんな感じで好きを表現し続けることが大切……かもしれない。

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謎部えむ

eスポーツスリンガーとして日本のeスポーツ業界にまつわるあれこれを取材・分析しています。マガジン「happy esports」の詳細と連絡先は↓のプロフィールをどうぞ。「焚き火を囲って」はジャンル不定で唐突です。「happy game note」はおすすめゲーム系記事まとめです。

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