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【近況釣果】阿久根市での海釣り(3)。チダイが1匹釣れました!

こんにちは、なっしぃと申します!

前回の記事では、東京を離れて大学での合宿で1週間滞在した、鹿児島県阿久根市での釣りについて、8つの釣果内容のうち2つをまとめて書きました。

  1. 「個人釣り1回目inサンセットロード」10月25日(水)5:00-7:00 

  2. 「阿久根大島付近での船釣り」10月25日(水)8:00-12:30

  3. 「個人釣り2回目in阿久根新港」10月27日(金)16:30-18:00【今回】

  4. 「個人釣り3回目in阿久根新港」10月28日(土)6:30-8:00

  5. 「個人釣り4回目in阿久根新港」10月28日(土)17:30-18:30

  6. 「個人釣り5回目in阿久根新港」10月29日(日)16:30-17:00

  7. 「個人釣り6回目inキャンプファイヤー」10月29日(日)17:30-18:00

  8. 「個人釣り7回目in阿久根新港」10月30日(月)6:00-8:00

今回の記事では、上記の3のフィールド調査の内容についてまとめたいと思います!

今回の記事の内容は東京や神奈川ではないですが、鹿児島の阿久根市という地域の自然の素晴らしさ伝えたいと感じましたので、ぜひご閲覧ください。


それでは、鹿児島県阿久根市での釣り内容をまとめていきます!
違和感や疑問・感想など、感じたことがあれば是非コメントしてください!

個人釣り2回目in阿久根新港

日付:2023年10月27日(金曜日)
時間:16:30〜18:30
場所:阿久根市新港(鹿児島県阿久根市)
天気:晴れ
一緒に行った友人:もっちー
釣れた魚:2匹(チダイ1匹[自分] 、ヘダイ1匹[もっちー])

16:30 - 釣具店でエサ調達&阿久根の堤防に到着

エサは近くの釣具屋「井出つり具店」さんで青イソメを買いました。

釣具屋にはおじいさんが2人座っていて、イソメを買っている最中
「君たちみたいな頃が一番楽しいよねえ」
「わしらもよお釣りしたわなあ!行っといで!」
と、励ましの言葉をいただきました。

「ありがとうございます。行ってきます!」と言って、釣り場に向かいます。
とても釣りの玄人なオーラをまとった釣具店のおじいさん2人でした。

阿久根新港の堤防に到着しました。

釣り人もちらほらいます。十数人程度
堤防にはたくさんの人懐っこいネコがいました

車を駐車して釣り道具を準備していると、ネコが寄ってきました。

私たち釣り人に対して全く怖くないのか、近寄ってきては撫でて欲しそうにゴロゴロしたり、車のトランクに乗ってきたりと、すごい好奇心旺盛なネコちゃんたちと遭遇しました。

車のトランクに平気で乗ってきたネコ。完全に舐められてるw

17:00 - 釣り開始!すると…釣れた!!

堤防釣りを始めました。

魚を待っていると、数十メートル離れた場所で釣りをしているおばあさんたちが「こらあ!まあた魚だけ取っていきやがってあのやろう…ハッハッハッハ!」ってネコに怒っている声が聞こえてきました。

怒っていて、呆れていて、だけどどこか楽しそうな声でした。

そんな声を聞きながらぼーっと日の入りの光に照らされた海面を見ていると、アタリが!

え、魚だ!なんだなんだ!!絶対釣り上げてやる!!
と思って、糸を切られることもなく引き上げれると、まさかの「鯛!!」

やばい!堤防で鯛が釣れた!嬉しい!!!人生初の鯛の釣果!!!!

真鯛か?なんだ?と思って、調べると、チダイという鯛らしいです。
真鯛よりも淡白で上品な味わいで、どんな料理にも合うそうです。

このチダイは夜に捌いて、研究室のみんなで食べます。

18:00 - だいぶ寒くなってきた!

風が吹いていて、堤防がとても寒くなってきたので、ずっと釣りをしたくて耐えていましたが、釣り竿を動かしていたい気持ちよりも寒さに流石に負けて、車にジャケットを取りに行きました。

ジャケットを着て堤防に戻ると、もっちーにも当たりが!

画像荒くてすいません。2人とも焦っていて急いで動画を取って、スクショしました

なんと、もっちーも、また鯛を釣り上げました!
こっちの鯛はなんだか、赤じゃなくて、黒?灰色っぽい!

調べると、さっき自分が釣ったのとは違う種類で、ヘダイという鯛らしい!

ヘダイは臭みもなく、淡泊な白身なので塩焼きなどの焼き物にすると美味しいらしいです。こちらも旬の個体はマダイに勝るとも劣らない風味があるそうです。

めっちゃすごい!2人とも鯛が釣れた!しかも別の種類!


このヘダイも持って帰って、捌いてみんなで食べます。

18:30 - 釣り終了!アジトに帰ります。

寒くもなってきたし日も暮れてきました。流石に光も月光以外ないので針に虫をつけるのも大変です。

帰り際、余った餌を捨てるのはもったいないので、近くの釣り人に差し上げることを考えました。
「餌余ってるんですけど、自分たちもう帰るんで、良かったらいりませんか?」と近くの30歳ぐらいの女性の釣り人に話しかけました。
快くもらってくれました。

この女性は、アジが1匹釣れたそうです。

夕まずめの力もあると思いますが、鯛が釣れたのは運が良かったです。
「頑張ってください〜!」と言って、帰ります。

車に乗る直前、別の女性から「ありがとうございます!」と声がありました、どうやらさっきの女性との友人だと思います。餌を差し上げる瞬間を近くから見ていたんだと思います。

19:00 - 捌き

さっき釣った鯛を新鮮なうちにすぐに捌きます。

自分はチダイを捌きます
もっちーはヘダイを捌きます

せっかく釣れた魚は、スーパーで買った魚よりも何倍も丁寧に捌いている自分がいました。
無意識に、釣った魚に対して何か特別な感情が抱いているんだと思いました。

スーパーで売っているが、売っていない特別なチダイ
スーパーで売っているが、売っていない特別なヘダイ

やっぱり、自分で釣った魚はどこか可愛くて、そして儚いですね。

20:00 - みんなでご飯

他のご飯の料理も済んで、研究室のみんなでご飯です。

ヘダイの塩焼き
奥に魚があります

食卓をみんなで囲んでご飯を食べます。
この食卓に釣った魚を加えられて食べていただけてとても嬉しいです。
とてもおいしかったです。

この釣りの感想

釣りの好きなところは、
食べるだけでなく釣る。釣るだけではなく食べる。
という一連の繋がりの鍵になるところだと思っています。

スーパーで買った魚をただ食べていた日常がありますが、釣ることで、魚に対してもっと、儚いという感情が生まれました。

そして、魚、それを釣るという目的にせず、それを手段として、大切に想って捌く、そして他の人に食べてもらう、自分で食べる。

こうすることで、自分はいつもスーパーで買っている魚にも、1つの尊い生命があるんだっていつもより強く感じます。

それから面白いのは、魚の図鑑を見て魚の名前や特徴を座学的に覚えるよりも、実際にその魚を釣ったら、その名前は覚えてしまうということです。

これまでは言語化できる鯛は真鯛ぐらいしか知りませんでしたが、今では「チダイ」という魚がどういう特徴で、「ヘダイ」という魚がどういう特徴で、どういう違いがあるのかとか、うまく言語化できます。

餌を買った。待った。釣った。喜んだ。笑った。捌いた。食べてもらった。食べた。嬉しかった。

この一連の繋がりの長い時間をかけたことで、この鯛は自分の中で大きく意味のある魚になりました。
チダイという名前と特徴も、鮮明に覚えてしまいました。
今後も一生忘れない「いつもスーパーで売られている魚」になりました。

次の釣りの予定

  1. 「個人釣り1回目inサンセットロード」10月25日(水)5:00-7:00 

  2. 「阿久根大島付近での船釣り」10月25日(水)8:00-12:30

  3. 「個人釣り2回目in阿久根新港」10月27日(金)16:00-18:00今回

  4. 「個人釣り3回目in阿久根新港」10月28日(土)6:30-8:00【次回】

  5. 「個人釣り4回目in阿久根新港」10月28日(土)17:30-18:30【次回】

  6. 「個人釣り5回目in阿久根新港」10月29日(日)16:30-17:00

  7. 「個人釣り6回目inキャンプファイヤー」10月29日(日)17:30-18:00

  8. 「個人釣り7回目in阿久根新港」10月30日(月)6:00-8:00

次回も、釣りの予定というより記事の予定ですが、10月28日に行った堤防釣りについてまとめたいと思います!上の4と5です。いやあ、鹿児島での記録、長いですね…。

ではまた、よろしくお願いします〜。


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