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2023/5/1

肌の調子が良さそうで悪い。砂漠地帯みたいになっている。水不足かな。

朝早く起き曇りを確認して、代官山へ行く。初めてのネイリストさんは疲れていた。(でもこのネイリストさん、良い人で好感度高しです)終わった頃には晴れてて気持ちのいい天気。
お散歩日和だ。
街をぷらぷらして、青果屋さんでフルーツサンド買ってスーパーの紙パックコーヒーと一緒に公園で食べて(メロンがものすごく美味しくて目が飛び出た)渋谷までお店を見ながら歩いて、あまりにも空が綺麗だからその気持ちよさを伝えるために動画撮りながらカフェを探した。

そんな今は現在14:30。気分はだいぶいい。

耳のお供はAdeleの「Hold on」。彼女にとって苦難の続いた時期に作り上げたアルバム『30』の中の1曲だ。
彼女の経験がふんだんに盛り込まれているこのアルバムは歌詞も歌声も重い。冬のビロードのような夜空に合う声をしていると思う。ずっと彼女の音楽を聴いていると満腹感で胃もたれしてしまうわたしなんだけど、最近はイヤフォンをつけたら最初に再生してる。

自分の心の芯が羽みたいに軽くない時にテーマ性のある作品を見たり聴いたりするとそちらに引っ張られてしまう。必要のないとこまで落ち込んだり、心配してソワソワした経験があるわたしはこんな時なるべく頭を使わず無意識に笑ってしまうライトな作品を好む。これまでもそんな作品にたくさん助けられてきた。でも今回ばかりはその処方では治らなかった。なかなか浮上が難しく、心では何事も全てうまく行くシュミレーションをするんだけど表情が追いつかなかったり、頭が罪悪感をすぐ正当化したりと復活への機会になかなか恵まれなかった。親切で素直でありたい心とそれを邪魔する何かがせめぎ合い、後者が優勢のまま時間が過ぎてしまった。
この1ヶ月、前者が勝たなかったのはタイミングが合わなかったからなんだと思う。あとほんの少しの勇気。それさえ合えば全ては決まっていたかのようにバランスを取り戻していたはず。与えられたその時間の中でわたしはもがいたり沈んだりを繰り返したおかげで最近、少しずつ光が差してきたように感じる。

光を感じた原因の1つに音楽がある。直接皮膚から温度を感じはしないけど、音の可能性の無限大さに救われたと今回感じることがあった。その可能性を操って人はさまざまな音楽を作り、まるで初めから決まっていたかのように誰かがそれを聴く。この一連の流れのなんと尊いことか。


辛い時にそばにいても苦に感じないものは痛みを知っている人ばかりでないことはわたしも分かっているけど、今回ばかりはそう思うほかなかった。

そして素直でいることはどこかで痛みを伴うこともあるけど、必ず自分を助けてくれる1番の友であることを忘れずにいたい。

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