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察するをやめる

阿吽の呼吸という言葉があるが、そんなものは僕にとって夢幻である。
純粋に他人の気持ちが分からないのだ。
何故彼女が不機嫌なのか?お客さんがどうして欲しいのか?
本当にわからないし、聞いて共感できない。これで営業を3年半していたのだから、会社及び上司は多大な損害を被っていた。

僕は結婚して2年が経つが、当初は喧嘩が絶えなかった。
何故なら彼女の気持ちが分からなかったからだ。「疲れているから家事をして欲しい。」、「生理だから辛い。」、「晩御飯は肉ではなく、本当は野菜を食べたい。」など、枚挙にいとまがない。

そうして話し合いを続けた結果、1つの結論が出た。
「察するをやめよう。」ということである。
ただそれだけである。
それ以来必ず口に出して気持ちを表現している。
例えば妻がお皿洗いをしたとしよう。
以前であれば、僕が疲れて気がつかず、妻は私がこんなにしてるのに、といった負の感情を溜め込んでしまっていた。こういった小さなすれ違いが、数年後に爆発してしまう。
「あなたはいつもそう!」といった言葉に思い当たるふしがあるのではないだろうか。

今は、妻が

「お皿洗った!」
とアピールするようになった。僕はありがとうと感謝を述べる機会を貰うようになった。
お陰で、僕がありがとうをいう機会が多くなればなるほど、感謝の気持ちと何かしなければという気持ちが湧いてくる。

皆さま、アメリカ人になったつもりで是非ともご活用下され。

#夫婦 #コミニケーション #喧嘩 #昨日はお皿洗いました

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