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センスのないお土産ばかりなのは何故?

旅行に行ったら、どこに行くか悩みますよね。

それと同じくらい悩むのが、お土産のチョイス!!

折角ならセンスのいいものを選びたいですし、自分が貰って嬉しいものを相手にも贈りたいと思っています。主観的にはなりますが、相手の好みや要望を考えつつ、お財布とも相談しながら精一杯選びます。

私は基本的に渡したい人に渡すので、できるだけいいものを見つけたい。妥協したくない。ですが、なかなか欲しいもの(人に贈りたくなるもの)が見つからない!!あらかじめリサーチしていかない自分も悪いんですが、それにしてもなさすぎる。毎回困るんです。

なんでそう感じるのか、ない頭で考えてみようと思いまーす。

私にセンスがないのかな……。まぁそこは、ノータッチでいきます。笑

私が買いたくならない理由

お手頃なお土産を探していていつも思うのは


「あ、これ、あそこでも売ってたなあ」←ここだけ感出しがち
「別の観光地でも売ってるやつじゃん」←蒟蒻せっけん
「外国人が好きそうだなあ」←スリケン、カタナ、Japan感
「好みじゃないなあ、絶妙にダサい」←あ〜惜しい、あと少し
「中高生が買いそうなデザインで買う気にならない」←大人は卒業するダサさ
「本店・元祖ありすぎ」←全部胡散臭くなって選ぶ気が無くなる

とかとか。あくまでも個人的な意見として。

お手頃価格を超えると「欲しいけど高すぎて手を出せない」になる。で、無難なところに落ち着こうとすると有名どころの、なんの変哲もないお土産になってしまう。

買うけど、満足せずに妥協している場合が多い。

お土産にそれほどプレミア厶感は必要ないのかもしれない。けれど、ネット通販などでいくらでもお取り寄せできる便利な時代だからこそ、その場でしか買えないものを \\GET// したい。

お土産に求められていることって何?

・近所、職場に配る用(量があればなんでもいい)のお菓子
量があればいいので、デザイン性はそれほど重要なことではない。また老舗のお菓子など、無難なものを選べば失敗することはないので、無難な、有名なご当地お菓子が売れるのでは。その観光地のお土産として定着しているものについては、デザインにそれほど難はない印象。食べて消えるものについては、それほどデザインが重要視されていない気がする。有名度≫デザイン性。

・ご当地感
そこに行ったという思い出のために、何処に行ったのか分かりやすいもの。デザインよりもご当地感を重視するのでは。アニメのキャラクターグッズと同じような、キャラクター≫デザイン性の感覚。

・Japan感
外国人観光客の視点からだと、観光地よりもJapan自体への興味のほうが強いのでは。忍者、手裏剣、刀、舞妓……等。観光地とは関係ないジャンルのお土産になっちゃってる。ニンジャにしときゃ何でもいいだろ感ある。

・私が求めること
センスがあって、尚且つご当地感もある。そこにしか売っていなくて、そこまで行かないと手に入れられない。この両立が難しいのかなあ。

お土産業界が想定している客層&需要

・修学旅行生
デザインよりご当地感重視のイメージ、ご当地感あればええんやろ??それか、観光地によくある龍のくっついた刀とか、有名アニメとのコラボレーション商品など。お土産なら何でもいい(極論)!!

・大人
職場、近所で配るためのもの。量、有名度を重視。無難なものがいいのかな。

・外国人観光客
Japan感ある土産ならなんでもいいんだろ〜?という偏見。

結局、なんでセンスがないのか?

・売れたという事実のみで、客が満足して買っているという思い込み。妥協して買っている勢の存在を知らないのでは。

・現状で満足している勢 ≫ 超えられない壁 ≫ 不満 or 妥協している勢という形。今のままでも文句が出ない、少ないのでは。

・ご当地感≫デザイン性、または、有名度≫デザイン性。そもそもデザインを重要視していないのでは。

・ご当地感が感じられ、無難であればいいという考えがあるのでは。

・ご当地感と、デザイン性の両立をすると、センスのいいものがなかなか出来上がらないのでは。


センスよりも、やはりご当地感・有名度が重要視されるのかな。

結局私は、無難なご当地の有名お菓子数種類と、気に入ったキーホルダーだけ買って帰りましたとさ。

—20180301追記—
小学生が選んだオリンピック・パラリンピックのマスコットキャラクターを観て、「なるほどな」と思いました。

—20180302追記—
ヒントになりそうな記事を見つけたのでメモとして貼っておきます。


おしまい。

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