6/23、24 終わりの花火

6/23 朝。国仲さんが朝ごはんを作っているのを見ている。最初の自炊は最後まで持たなかったぜ まぁ自炊ってもピザトースト作ってたばっかだったんだけど 1/6サイズのめっちゃでかくて美味しいピザがパン屋さんに150円くらいで売ってるもんだから。

バラシ打ち合わせから参加し、16時本番、つつがなく。
牛丼を食べた話をするシーンがあるのだけれど、日本語、英語とルー語字幕であるにも関わらず大きな笑いが起きていて驚いた

バラシには突如ルーマニアの屈強な男たちが大量に現れ、あっという間に終わった。
リリア(会場責任者)と別れる時、うちに働きにおいで、といってくれた(ちょっと嬉しい)
そういえばステファンはハンモックを貸してくれた。

バラシの時は脳が本当に日本語ナイズされてしまうことがわかった。
(あーうんターンアラウンド・・・あそうそうこっちをこうしてうん・・・あーはいこっちから下ろすね〜〜〜みたいな/ポールに英語で頼むぜって言われた/できなかったけど)

終わった後、同じボランティアのシンゴさんが急遽出演することになったパフォーマンスを観に広場に。
広場には見渡す限り人、人、人・・・・

あと、手・・・
とか、惑星・・・

最後の花火はディアナがいい場所がある、と連れて行ってくれて、ボランティアセンター(ピアッツァハーベルマン)から見た。
ルーマニアの学生たちに混ざって。
相変わらず近い

24日

朝からワークショップがあると言うことだったが、ギリギリに起きてしまった。
同じ部屋の面々とタクシーで急ぎ、ギリギリ間に合ったがしばらく始まる気配がない(結局30分後くらい始まった)

ワークショップはファウストが上演された劇場のエントランスで行われた。
どうやらイスラエルのダンスカンパニー「バットシェバ」のリーダーの方?のワークショップだったようで、
シンゴさん(’ダンサー)が、こんな機会は普通ない、と言っていた
ワークショップ自体はとても楽しく、自意識から離れさせるのがうまい・・・と心底感心した。
あーバットシェバのパフォーマンスも観たかったなぁ!

そして、ボランティアプログラムのまとめの会。
全員にギフトバックと修了証が渡される。

今日の予定はここで終わり。

スタンドバイミー

ご飯を食べに行くもの、休むもの、と別れていく。
私と男性3人で、MAXというルーマニア料理のお店に。
がっつりルーマニア料理を食べる。マッシュルームのスープにびっくり。
後ルーマニアの白ワインも美味しかった。
久しぶりにゆっくりしたね、という話になる。演劇祭が終わった後の、この時間がもう少しあったらなぁ!

集団は別れて、私と国仲さんは明日のパーティの準備のため市場に。

明日の夜、各国のボランティアが各々の国の料理を持ち寄って振る舞う、最後のパーティが行われるのだ(フェアウェルパーティというそうだ)
実はこのパーティのことは面接段階でお話があって、みんなそれぞれ自分が作るものを考えていた。
(材料は日本から持ってくるか現地で調達して、自分たちのシェアハウスやホストファミリーの家のキッチンでつくるのだ)

私はナスの揚げ浸しと親子丼(の具だけ)を作ろうと思ったので、鶏肉とナス、卵と玉ねぎを購入。
(ほんだしは持ち込んだが、白だしや醤油などはモトさんやクニナカさんにお借りした)
クニナカさんは味噌を持ってきていて、豚汁を作るという。最高かよ

その後私は料理を試しに作る会。男子6人部屋のキッチンで、
揚げ浸しは北川さんにレシピを教わりながら。
久しぶりの日本食、うまい。
少しずつ人が集まってきて、十分な量の材料を買ったはずだったのが全部なくなってしまった。
明日また市場に行くことにする。

フォトジェニックな一川嬢

明後日の早朝にはもうシビウを発つことになっている。
ゆっくりと過ごす最後の夜だ。
少しずつ人は減っていきつつ、かなり遅くまで話は尽きなかった。

話すこと、なんだかしたことの後悔よりしなかったことの後悔の方が大きい、みたいな話、よくあるけど、私は絶対したことの後悔の方が大きいと思う。だったとして、それでも話さないとね、と思った。思った。

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