夏海

備忘録代わりのことばたち

夏海

備忘録代わりのことばたち

マガジン

  • SEVENTEEN

    主に私がドギョムさんに対して抱く感情について

最近の記事

吐き出す(ダイジェストver.)

ずっと自問自答。私の嫌なところを見つめるしかない作業。振り返って、記憶を辿って、こういうのが良くなかったんだろうな、と自戒して。くるしい。 おまえはいなくてもいいしむしろいない方がいい、というのは、自分でも納得してしまう。面白い人間じゃないし、面白いことも言えないし、何も考えずにただ言葉をばらまいていたら、きっと嫌なことをたくさん言ってしまう。根が、悪い。よくわかってること。 ひとりでも楽しめることを忘れないようにしないといけない。誰かと一緒にいたら楽しい。でも、隣に誰か

    • あとがきのようなもの

      短歌をつくった。 詩や短歌というものは、私にとってずっと「作れないもの」「書けないもの」だった。小説もそう。書くこと自体には強い憧れがあるのに。 「言葉にする」という行為は、「そこにあるもの」を手繰り寄せて、どうにか目に見えるものに収める、という行為のことを指していると思う。 「悲しい」で済むことを、「悲しい」だけで終わらせられたら、文学なんてものはいらない。 「悲しい」の一つをとっても、そこにはその人それぞれの景色やイメージがあって、その「悲しい」という言葉に収まら

      • tanka 2

        伝えたいこともないのに届かない手紙をずっと書き続けている 真っ白なノートに白いペンで書く 君がいたこと歌に触れたこと 誰がどう見ても綺麗なものなのに 実は宙っていくつもあって 優しい が鎖の言葉とならぬよう 優し で止める ここは海底 みずうみの前で佇む あと一歩届いたような気がしていたんだ 対岸にいるはずなのに大きくて隣にいたと信じていたよ 目に見えぬ居場所を分けてくれた人 遠くの河で水面がひかった ここ以外すべてが未開だとしても歩いていけた君をしるしに 伝

        • 優しいってなんだろう

          と、いうことを時たま考える。 優しいってなんだろう。純粋な優しさって存在するのかな。 わたしが人に優しくするのは、心のどこかでその人に「優しい人と思われたい」と感じているからで、結局その行動は相手のためというより自分のためのような気がして、だから自分は醜いとしか思えない。 ずる賢い。心から優しいわけじゃない。自分がつらくならないように、優位に立てるように、予防線を張るみたいに人に優しくしている。真面目なふりをする。 自分単体では価値がないと思う。だから、人の役に立つこ

        吐き出す(ダイジェストver.)

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        • SEVENTEEN
          21本

        記事

          ドギョムとヨントンした

          ドギョムとヨントンをした。 早めに本人確認をしたら順番が1番目になった。15分ほど画面の前でそわそわしながら過ごし、所定の開始時間になってすぐに画面が一瞬切り替わった…?!と思ったら突然iPadに映し出されるドギョムの顔面。 天使がいた 以下、感想です ・いざ始まったら自分がどう映ってるのかわからず怖かった 気持ち悪いオタクの顔をしていたに違いない… ・なのでボードも全体がちゃんと映っているか、自分ではわからない 보여요~?を言えるようにしておいてよかった ㅕとㅛの発音

          ドギョムとヨントンした

          +9

          오늘 하늘

          오늘 하늘

          +8

          많은 사랑 가르쳐줘서 고마워

          年に一度のセンイルでも、伝えたいことは変わらない。사랑해요と항상 행복하세요、ドギョムに伝えたいことは、この2フレーズにすべて収まってしまう、と思う。なぜなら、自分の気持ちを自由に表現できるほど、韓国語に慣れていないから。不自由な言語で表現しようとすると、自ずと簡単なフレーズを使うほかなくなってしまう。だから、どんなに想いが募っても、私の気持ちは사랑해のワンフレーズにぎゅっと濃縮される。 それでいい、というより、それがいい。遠い遠いところにいるアイドルを私は応援している。彼

          많은 사랑 가르쳐줘서 고마워

          この物語はフィクションです

          絡まったイヤフォンの結び目をゆっくりと解いて、綺麗になおすような仕事をしている。解いても解いても紐は絡まって、一つ綺麗にしたと思ったらまた新しいものがやってくる。 やりたいこと。と考えて何も思いつかずただ寝ていたい、と感じたときにまずいと思った。でも本当にそう。寒いし体も重いし、あちこちが硬くてだるい。やりたいこと、ってなんだろう。楽しいこと、は往々にしてあるけどガソリンとして使うには何かが足りなくて、何かが欠けてて何かがかなしい。 こういうとき、まだ毎日の一歩目が踏み出

          この物語はフィクションです

          ゆく年くる年(2023)

          正月という季節が昔から苦手だ。一年の始まりの日、というとたしかに区切りのよい日なのだが、あまのじゃくな自分には、一月一日の特別さがいまいち信じきれない。暦というのは人類が勝手に生み出したものに過ぎないでしょ、昨日もその前日も、そこにある太陽は何も変わらないはずなのに、なぜか一月一日というだけで有り難がられる日の出。ごく自然に親戚が集まり、みんなで同じ番組を見て、「みんな」で一緒に「おめでとう」という感覚を共有する感じ。それがなぜだか気持ち悪い。 オリンピックやワールドカップ

          ゆく年くる年(2023)

          私だけの

          ハイタッチ会が当たるか気を揉んでいたころ、ただなんとなく、もしもハイタッチ会が当たったら、もう少し自分の手を労われるようになるだろうか、と考えていた。 人差し指で、親指の爪の横のあたりを押す癖がある。左手なら、親指の左側の部分、乾燥で固くなりやすい部分に人差し指の爪を立てて、ぐっと押す。痛さはほとんどない。やればやるほど、皮膚が固くなるのも、美しくない行為であることも、わかっている。わかっているのに、仕事で小難しいメールを読んでいるとき、現実逃避をしたいとき、私は自分の爪を

          私だけの

          夜が明けることは別れの意ではなくまた夜が来る夢を見ればいい マイナスで生きているからあがいてもゼロだったのに君ってやつは 年輪を知りたいとすら思わない今のあなたは今しかいない 何も見ないで何も聞かないで何も知らないまま綺麗に咲いて

          夜が明けることは別れの意ではなくまた夜が来る夢を見ればいい マイナスで生きているからあがいてもゼロだったのに君ってやつは 年輪を知りたいとすら思わない今のあなたは今しかいない 何も見ないで何も聞かないで何も知らないまま綺麗に咲いて

          また、何度でも

          たくさんの星を見た。どの場所でも、どの会場でも。何度も胸を撃ち抜かれて、どんなに見ても楽しさが消えなくて。 ツアー中に見てきたもの、見届けた景色、その1つ1つを書き出すことは不可能だと思う。何かを書けば何かが抜けて、何かがこぼれ落ちていく。 昔はこぼれ落ちてゆくものに痛みと悲しみを抱いていたけど、今は違う。誰かに共有しなくても、誰かに証明しなくても、私の楽しみは私の記憶にちゃんと残っている。じゃあなんで、わざわざ言葉にして残すんだろう? と聞かれると、それはきっと「未来

          また、何度でも

          あなたの名前を呼んでいいかな

          オフイベの話をしようとすると、去年のBE THE SUNまで振り返ることになる。 あんまり大きな声で言うものでもないので詳細は省くが、コンサート終演後、メンバーが乗った車にたまたま遭遇した。駅までの道を歩いていたら前方から歓声が聞こえたので、見てみると通りを歩くcaratと見られる人たちが停車中の車の窓へ手を振っていた。ああセブチだ、と思った。 わざわざ走って追いつくようなものでもないので、タイミング悪かったなあとそのままスルーした。するとなんと、信号待ちで道路が混雑して

          あなたの名前を呼んでいいかな

          20231130

          太陽を見た日だった。 コンビニで発券したチケットには、アリーナB17ブロックと書かれていた。単純なので、セブンティーンじゃん!と、それだけで喜ぶ。 座席の検索をかけてみたら、センターステージよりも前のブロックということがわかった。プレミアムではなく指定席なので、メインステージから見れば端っこではある。それでも、これまで入ったどの席よりもステージに近い場所だった。 座席の配置は会場によっても違ったりする。あまり期待をしすぎないように、まあ当日入ってみて様子を見よう♪と名古

          きみへ ずっと遠いところにいて ずっと遠い他者でいて 鏡みたいな存在にならないで どうか どうか、それを保てるわたしでありますように

          きみへ ずっと遠いところにいて ずっと遠い他者でいて 鏡みたいな存在にならないで どうか どうか、それを保てるわたしでありますように

          星に思うことの走り書き

          「星を知らない人の歌」ってよく揶揄されてるけど、もう少し想像力を膨らませたらいいのに、と思う。私自身は、この曲が好きというよりドギョムが歌ってくれたから好き、というだけなんだけど。 あの空に浮かぶ輝きを、人はいつ「星」だと学ぶのだろう。 人間は言葉を覚えることで、認知する世界を広げていく、という話を聞いたことがある。赤ちゃんが「ママ」という言葉を最初に覚えたら、赤ちゃんにとっての世界は「ママ」と「ママ以外」になる。次に「まんま」を覚えたら、その子にとっての世界は「ママ」と

          星に思うことの走り書き