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同じ指輪

彼女は毎日同じ指輪を付けていた。
たまには変えればいいのにと言えば「外したくなったらね」と笑った。

あの頃の母の年齢に並んだ今、私の指輪を娘がいじる。
邪魔なら外そうかと言うと首を振って、
「すきだからつけてるんでしょう?」

的外れに的を射た言葉の中に、いつかの答えを見つけた気がした。

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土曜日の電球 企画 『結婚』。

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七澄シロ【小説】

頭の中を文章にして生きていきたいなぁと歩んでいます。twitterでは140字小説。贈り物に散文詩サービスもどうぞ→http://coconala.com/smartphone/users/297208

140字小説

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