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英検一級体験記⑥受けてみた感想、参考書以外にやったこと

この記事で英検体験記は終わりにしようと思います!ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後に、受けてみて感じたこと後悔したこと、また参考書以外にやったことを書き残しておきたいと思います。まぁ勉強法というのは本当に人に合う合わないがあると思うので、あくまで私のケースです、ご了承ください

やってよかった

短期集中

時間があまりなかった(自らそうした、怠け者なので数ヶ月もの勉強期間は設けられなかった)ので、効率を意識して短期間で集中して対策をしました。これは良かった。その人のタイプによると思いますが、自分は昔から長期間根気良く勉強を続けるのが苦手で、期間を決めて集中して目の前の課題に取り組む!というこの形が適していました。
おかげで一次は試験まで1ヶ月、二次は2週間ぐらいになったところで本気を出して追い込んだわけですが………もちろんある程度ベースの学力がないとその期間でやるのは難しいと思うので、年に一回ぐらいはTOEICを受けておいて良かったです。


過去問を通して解く

集中力が持たない、というのも課題だったので、敢えて練習として【リーディング100分+リスニング30分】を一本通して毎週過去問を解くようにしたのはまぁ良かったかと思います。おかげで時間配分に関してもそこまで苦戦することはありませんでした。そもそもTOEICに比べると問題数は少ないと思うのでありがたい…

二次対策は暗記をしない

ある程度定番のフレーズは覚えていましたが、「これを聞かれたらこう答える」というのは意識しすぎしないようにしていました。二次の記事にも書きましたが、本番は意外なトピックや質問が来ると思っていたので、仕上げられた文章を思い出して読む、というのは通用しないと思っていました。それよりも、その時頭に出てきたことを何でも外に出す、という練習を意識したのは良かったです。(まぁ二次の結果は素晴らしいものではないのですが)

語彙暗記を諦めない

とにかく一次でつまずくのは語彙力の無さだったので、それはもう最後まで途方に暮れていたわけですが、「どうせ全部覚えるのは無理だけど、残っている時間でちょっとでも覚えよう」となんとか前向きに頑張れたのは良かったです。時間をかけて、それはもう単語帳一冊全てぐらい暗記できていたら、かなり一次は気持ちも楽に受けられたとは思いますが…

やっておけばよかった

英作対策

本当にこれに尽きます。まだ手をつけやすい単語暗記に比べて、創作しないといけないので苦しかった英作。完全に逃げていた(甘くみてもいた)ので、もうちょっと対策していれば高得点を狙えたと思います。


参考書以外に触れたもの

YouTube

英検の関連動画、かなり見ていましたね。
以前も書きましたが二次の前は一ノ瀬先生のチャンネル(英語ファイル)はずっと見ていました。

なんと12時間で100問 二次のスピーチをする動画があるんですよね〜。バイリンガルで英語教育のプロの先生が、その場で考えるトピックに短時間で考えて2分スピーチをする、というのは回答の仕方だけでなく思考のプロセスも見られてタメになりました。音だけでも良かったので、風呂に入っている時、ご飯を作っている時、直前は食事中でも流していました。12時間となると、見ているこちらも終わったら達成感がありましたね〜
あまりに動画を長く見過ぎて、私もすっかり生徒になった気分でした。合格報告したいぐらい😂

他に見ていたチャンネル…↓

英語学習のモチベーションを上げさせてもらいました、大変お世話になりました!

あとは10年ぐらい前から趣味にしている、海外のVloggerの動画は息抜きに見ていました。ちょうど10月でVlogtoberが沢山上がって楽しかったな〜

ちょっと本当に昔から見ている人たちすぎてあんまり教えたくないぐらいなんですけど…………
他にもたくさんいますが割愛。

Podcast

そこまで頻繁ではないですが、たまに散歩の時など聞き流していました。

その他適当に英語でのニュースなど…


新聞・ネットニュース

英字新聞は一度だけコンビニで買ってみましたが全然読まず…結局スマホでネットニュースを見るに留まりました。

・Smartnews (アプリ)
英語設定にすると、様々な新聞社の記事が一覧で出てきて読みやすかったです。基本的にはここから、各社のサイトに飛んだりして通勤時間に読むことが多かったです。
・The Japan Times (アプリ)
たま〜に覗いていました。
・NHK world news (テレビ番組)
朝、NHKでやっていたので日本語音声を消してたまに見ていました。ニュースとニュースの間に、80年代??っていうような質感の自然の映像が数分間出てくるのがシュールでした。

テキスト以外に英語関連で触れていたのは、たしかこんな感じでした。
留学していた時も思いましたが、案外、日本にいても英語だらけの環境に身を置くことは可能なんですよね…見るもの聞くもの読むもの、全部英語にはできるので…逆を言えば海外にいてもほとんど日本語しか使わないことも結構できました。(実際にそうだった人)

番外編

最後に、大いに感謝しているものです

電子辞書

年季入ってる

高校生ぶりに引っ張り出した電子辞書。結果的にかなり活躍してくれました。
今の時代、すぐスマホかタブレットで、単語も熟語も発音も調べられますが、勉強しているといちいち調べるのが非常に面倒になってきます。誘惑も多いし。
やはり単語の意味を調べるという目的では、スピード感も内容も、電子辞書がかなり便利で重宝しました。実家から持ってきて良かったです。


最後に

孤独にヒィヒィ言いながらやっていた英検の勉強ですが、10年前とは違ってブログなどで体験記がたくさん読める時代で感謝していました。同じように純ジャパでも一発合格している人がいたり、体験記を共有してくれる人がいたり。接触こそしないもののそれらの見知らぬ人からたくさん勇気をもらっておりました。

今回、無事に取れてとにかくホッとしたし、「実は受けてました」と後から報告した人たちにもかなり喜んでもらえたのですが正直なところ大事な「取った後」これからのことを考えるのはしんどいです。これまではただ勉強すれば良かったので。

一級を持っていると言っても、英語は仕事では使わないしプライベートでも全然使いません。
漠然と、海外で生活したい、働きたいなど思うことはあるのですが(すごく思う)、この英検という形である程度はスキルを認められた後、自分はどうしていくのかというのは大きな問題で、どうしよう でもせっかくだから活用したいなぁというジレンマとこれからも戦っていきます。

あとこういうことは学生時代にも学んでいたのですが、今回も再認識したことは、大事なのは英語「で」何を話すのか。
英検では単なる4技能だけでなく思考力、世界への関心など様々なスキルを見られています。でもそこまで専門的な知識を求められているわけではなく結局は論理的に話せるか、なのである程度は対策できると思いますが…私の世代までで受けてきた英語教育だけで立ち向かうのは、なかなか厳しいと感じました

でも本当に取れて良かったな!安心です。
次、これぐらい何かを頑張るのはいつになるんだろうと既に緊張しております。が、せっかくだしもうちょっと大好きな英語に携わって生活したいなぁと思うこの頃でした。

それでは!だらだらと書いてしまいましたがこれにて終了。
ありがとうございました。

ちょっとでも誰かのためになれていれば幸いです。

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