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ぶどう農家のたまご、3年目です。

少し自己紹介

私は現在、岩手県紫波町の地域おこし協力隊として働いています。
紫波に出会ったのは、多分もう4年くらい前のこと。
紫波に出会って、いろんな人に出会って、紫波町に住みたくてしょうがなくなり移住してきちゃいました。
詳しくはこちら↓

それから2年半。いよいよ協力隊の卒業も近づいてきています。
私はおそらく紫波町に今後もずっといる。と今は思っています。
紫波のまち自体にそこまでこだわりがあるわけではないですが、ここには、生活の中に一緒にいてほしい人たちと、”ぶどう作り”という私にとって魅力的な仕事があります。
それがあるから、この町にずっといたいなと思っています。

ぶどうとの出会い。

さて、私はぶどう農家のたまごとして修行の身です。私が住んでいる紫波町佐比内はぶどうの産地。この場所で、ぶどう農家として稼いでいきたいと思っています。
そもそもどうしてぶどうと出会ったのかというと、実は紫波町の協力隊として移住してくる前から紫波のぶどう農家さんのもとでアルバイトをしていました。
当時盛岡に住む大学生だった私は、縁あって紫波に週一程度通う生活をしていました。もともと祖父母がりんご農家だったこともあり、私の中で「農業」「畑」と言って思い浮かぶのは、果樹でした。りんご以外の果樹栽培は全くやったことがなかった私は、紫波町で盛んに栽培されていた「ぶどうの栽培を経験してみたい」という理由でアルバイトを探し、農協の無料職業紹介所というサイトで見つけた求人に応募して働き始めました。
それまで全くやったことがなかったぶどう栽培ですが、ひと房の葡萄を収穫するまでに、房の選定、形作り、粒抜き、などなど、成長に合わせて何度も手をかける栽培の面白さを感じ、先輩農家さんたちの職人技に憧れました。

それから協力隊として紫波に移り住んだ後も、ぶどう畑でのアルバイトを続け、3シーズン目が終わりました。
一昨年からは、ここで暮らしはじめてから縁あって出会った師匠の元で修行中。
ぶどう4シーズン目になる今年は、その師匠のもとでガッチリと修行をさせてもらい、自分の畑を持つことを目標にしています。
何十年もかけて、手と目と舌と。感覚を研ぎ澄まして作りたい葡萄を追求できる農家になりたいと思っています。

佐比内暮らしとぶどう

佐比内で暮らしてはじめて、ぶどうにはこんなにたくさんの品種があることを知りました。佐比内には紫波ふる里センターという産直があり、ぶどうの季節になると国道396号線に渋滞ができるほど混み合います。佐比内に渋滞ができるとは、驚きでした。ぶどう農家さんたちが出荷しにくると、一瞬にして出荷した分が売り切れてなくなってしまいます。売れる量に出荷が追いつかない。そんな販路があるというのも、この場所でぶどうをやりたいと思う理由の一つです。

佐比内で暮らし始めてから、本当にたくさんの種類のぶどうを食べるようになりました。
おかもとなつかのInstagram、#ぶどうのまち紫波 より。


ぶどうの時期に産直に行けば何十種類もぶどうが売っていて、バイト先でも毎日のようにぶどうをもらって。
冷蔵庫にいつもぶどうがある。
それが佐比内暮らしです。

そして生食ぶどうの時期が終わると、今度はワインが次々に出てきます。
そうやって年中ぶどうまみれの佐比内暮らしを送っています。

ということで今回は、「私とぶどうの出会い」と「佐比内暮らしとぶどう」のお話でした。
次回は私のぶどう修行について詳しくお話しします。


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