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レアなイチローアイテム?

先日、日本の仲良くしている友人からLINEが届いた。

その友人宛に見ず知らずの人からFB経由で「〇〇(私)さんと連絡取りたいのですが連絡方法がわかりません。もしご存知でしたら連絡先を教えてください。」というメッセージが届いたそうだ。彼女はこれは新手の詐欺メールじゃないか?と疑って、先に私に確認をしてくれたのだ。

見覚えあるその送り主は詐欺ではなく(笑)、私が2005年にカナダに居た頃の友達と判明。全くの他人様にメッセージを送ってまで連絡取りたいとは何事か?!そう思いながら、おそらく10年以上は開いていないであろうFacebookにログイン。変わった仕様に戸惑いながら、彼女からのメッセンジャーを見てみると、どうやら当時の仲間が日本に遊び来るらしく、私にも声をかけるため探してくれていたとのことだった。

覚えていてくれたんだ!嬉しい!今は日本に居なくて行けないけれどLINEの交換をし「次回は日本で会おうね」って話をした。

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「ICHIROアイテム」と表題を書いておきながら、関係のない前置きが長くなってしまいましたが。。。

そんな久しぶりに開いたFBの写真の中から、シアトルマリナーズの試合観戦に行った時の写真を発見しまして。というわけで本題に。。

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これは14年前の2005年(4月下旬)。アメリカ感たっぷりのSafeco field。当日は早めに到着したにもかかわらず、そこにはもうすでに長蛇の列が出来ていました。実はその日、イチローがMLBで前年(2004年)に262安打を樹立した記念の「イチローのバブルヘッド」が無料配布されるとてもラッキーな日だったのです。ファンサービスとしてアイテムの無料配布はたまにあるそうなのですが、選手のバブルヘッド人形(頭が揺れる人形)は現地ファンからは根強い人気を誇る大定番のファンアイテムなのだそうです。イチローの記念人形なんて本当にラッキー!

(写真で手にしている箱がその時頂いたものなのですが、中身も見ずに実家に仕舞い込んであるので今更ながら検索してみました。※画像お借りしました↓)

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更にこの日はイチローが試合前に観衆に向かって”英語でスピーチ”をした日で、英語で話すイチロー、そしてすごく緊張しているイチローを生で拝見することができました。その時は目に見えてガチガチの緊張感が伝わってきたけれど、感謝を表す英語のスピーチ素晴らしかったです!(後日、このスピーチをするのに緊張して試合前に戻したというエピソードも聞きましたが本当かどうかはわかりません。)

私は野球もイチローも詳しい!大好き!という訳ではなかったのですが、やはり当時話題のアメリカで活躍する日本人!!興奮して応援せずにはいられませんでした(←いわゆるミーハー)。観客席のアメリカ人半分くらいが背番号51 ICHIROのTシャツやユニフォームを着ており、私も慌てて試合開始前にショップでTシャツ、帽子、サインボールとか買ったのを思い出します。ちなみにSafeco fieldはフェンスの網?みたいのはありません。普通にファールボール直撃の危険があります(笑)。ファンから ”いらないからつけないで!”との熱い要望で取り付けなかったのだそうです。他のアメリカの球場もそうなんでしょうかね??

MLBの事も選手もほとんど知識がなく、野球観戦慣れしていない私でしたが、さすがエンターテイメントのアメリカ、終始本当に楽しかったというのだけは覚えています。そして何よりも、アメリカ人の多くのファン達が「イチロー!イチロー!」と絶叫している中での観戦、鳥肌が立つほど感動し、肌身でイチローというスターの偉大さを感じました。そんな経験ができただけでも私には貴重な体験でした。

余談ですが、ヘッダー写真は当時アメリカのスタバで販売されていたイチローのスタバカードで、これをスタバで使うとだいたいの店員さんがイチローの会話を振ってくれて楽しかったです。日本でも同じデザインのものが発売されていたようなのでお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そして、もう一つのアイテム。その時から更に時代をさかのぼります。オリックス時代のイチロー選手。今はもう多大な影響力を持って完結されたイチローですが、オリックスで数々のヒットの記録を更新していた若い頃のイチローと言えば、お父様のチチローさんの存在もよく話題になっていましたよね。

そのチチローさんからテレフォンカード(←時代感じます!!)を頂くという嬉しい事件もありました。それはまだ就職したての頃、来客にコーヒーを出しに行った先輩から内線電話がありました。先輩は小さな声で囁くように「チチローが来てるよ!」と。「うそ?!」それを聞いて私ともう一人の先輩は、すかさず行動。仕事のそぶりをしながら見に行ったのです。そこには、もう本当に肌艶の良い、笑顔輝く「チチロー」さんがおられまして、その場の空気がパッと明るくなっていたんですね。リラックスしていて穏やかな雰囲気でいらしたので、チャンス!とばかりに、お話させて頂いたり一緒に写真撮らせて頂いたりしました。(←やっぱりただのミーハー!)。そして最後にチチローさんから「もう随分前のだけれど。応援してあげてくださいね。」と、当時オリックスにいたイチローの200本安打記念?のテレフォンカードを三人で頂戴いたしました。若気の至りとも言える勢いで、図々しくお声かけしたにもかかわらず、快く対応してくださって本当にその節はありがとうございました。

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と、なんだか自分の持っているイチローのアイテムとミーハーな話だけになってしまいました。申し訳ありません。。

それにしても、イチローの引退。。。イチローとカズはずっと現役だと疑わなかったのでとてもびっくりしてショックでしたが、もう「ありがとう」の一言です。

プロの覚悟、自覚、こだわり、見えないもの含めて全部がカッコ良かったです!イチローご本人及び、支え続けてこられた方々も皆様本当にお疲れ様でした!

最後に。今では日本、アメリカ中で賛賞されるほどの素晴らしい存在のイチローですが、若かりし頃(22歳)の映像を見つけました。「(ジョーダンに)会ったことが宝物です。」と笑顔で答えるピュアなイチローが印象的です。イチローのアメリカンドリーム、とうに初まっていたのかもしれませんね。

ジョーダン『アメリカにはプレーしに来ないの?』

イチロー『あはは、(貴方のように)腕が3倍くらいになったら来るよ!』


今日もお読みいただきましてありがとうございました!










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