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3月6日:高校受験終了。人生とはラフテルへの海図なり。

こんばんは。

先週、子供を連れて花粉症の薬を貰うために近所の内科に行ってきました。
僕自身は全く大丈夫なのですが、子供は毎日毎日グズグズと大変そうだったので。

ネットで調べたら採血すると書いてありましたがそんなことはなく、ホイっと簡単に薬が貰えた印象です。しかも大量に渡されて500円。
それまで近所の薬局で3000円出して買っていたアレグラもたくさん貰いました。目薬も鼻スプレーも入って500円ぽっきり。診療代込みで。

医療機関に補助が出てるんですかね?
どうぞどうぞと(いうくらいの印象)、あっけなく簡単に薬を出してくれました。

気持ちの持ちようかもしれませんがこの薬が効き目バツグンだったようで、子供はすっかりご機嫌になりました。
ふーん
花粉症の事よくわかりませんが、そんなもんなんですね。

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今日で高校受験も終わりました。結果がわかるまでまだまだ落ち着かない日々が続きますが、ひとまずホッとしています。
頑張ったのは僕じゃないですけどね。

ワンピースで「ラフテル」という島がありまして。
海賊がお宝(ワンピース)を目指したら、どのルートを通っても最終的にはラフテルに辿り着くという設定になっています。

50歳目前にして、人生ってなんだかこの海図みたいだな、なんて思ったりします。
困難な道があり楽な道があり、派手な道もあれば侘しい道もある。
でも50過ぎて60過ぎて、80歳90歳になったころ、若いときに派手だったか貧しかったかによって老後にどれだけの差があるだろうか。

もしもお金持ちになり人生を歩んでも、人生後半で大きく失墜し貧乏になり、もともと貧乏だった人と同じ余生を送ったとしたら。
若いうちに苦労した分を損とみるか得とみるか。
結局人生最後に辿り着く時間には、大差ないのかも知れません。

僕の兄貴は30代前半で事業を起こしていて、おそらくずっと上手くいっている。「おそらく」っていうのは僕が一方的に距離を取り接してこなかったから、詳しくはどんな人生を送っているのか知らないのだ。
でも昨日なんとなしにおススメに流れてきた兄貴のYOUTUBUチャンネルを見たら登録者数40万人を超えていて、まあ多分上手くいっているのだろうと思った。

僕は自分の人生と兄貴の人生を比べられるのが嫌で、また自分自身比べるのが嫌で距離を取っていたとも言えなくはない。
幼少期より兄貴というのは僕のコンプレックスだった。

でもこの半年くらいは何度かラインのやり取りをしている。
僕は去年仕事を辞め、約半年の無職の末に工場に勤務して、時間に余裕ができて、なんだか色々と憑き物が落ちたように心が平穏になった気がする。

もうすぐ50歳。確かに兄貴の歩んでる人生には及びもしない人生かもしれない。でも、それも60歳70歳になったころにも引きずっているだろうか。
というか、今でもそんなに気にするだろうか。

人生はラフテルへの海図のようなもの。
どの道をたどっても最後は同じ場所に辿り着くとしたら、どれも間違ったルートではなく、最終的には誰もが同じような場所に立つことになる。
だったら、その日その日を納得して楽しんでいける自分だけのの道を選んでいけばいいのではないだろうか。

何度か書いてきましたが中三の息子にとって世間はちょっと生きづらいのかも知れない。
親としてはちょっとでも楽な道を選んでほしくて、こっちへよちよち あっちへよちよちと手を引いているつもりだけれど、なかなか思うようにいかずモヤモヤと悩ましい日々を送っている。

でも例え彼がしんどいルートを選んでしまっても、最後は他のみんなと同じ場所に辿り着くのだとしたら。
彼が選んだことを尊重し、遠くから応援してあげるべきなのかもしれませんね。というか、結局できることなんてそんなものなのかも知れない。

今日県立高校の受験は終わりました。
結果が出て彼がどの選択をしても、それで納得して歩いてくれるのなら尊重してあげよう。
何だかそんな気分になりました。

おやすみなさい。


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