目が覚めたら7時だった。
こんな時間に早起きするなんてすごいじゃん私、と感動したけどベッドに入ったのは3時間前だったことを思い出して二度寝する。

最近夜中に誰かと話したい衝動に駆られてしまう。
しかし友達を睡眠不足にするのは気が引けるので、昔の男たちに片っ端から電話を掛けている。
使えるものは元彼でも使え、と偉い人が言ってた。

元彼たちは私に甘いので「いつでも掛けてきてね！」と言ってくれる。
遠慮なく甘えさせてもらったが、昨日電話した男から「これから仕事行ってくる」というLINEが6時に入っていた。
さすがにちょっと申し訳ない。

二度寝から目覚めると11時だった。
日が長くなってきたのでまぁ乾くだろうとナメた態度で洗濯機を回す。

洗濯が終わるまでの間、リビングの床に倒れてみた。
「寝る」とか「横になる」という表現が正しいのだが、今の私には「倒れる」がふさわしい気がする。

そうしてじっと時計の音を聴く。
チクタク。
チクタク。

しばらくすると洗濯機が軽快なメロディを奏で、「洗濯終わったから取りに来い」と催促する。
うん、分かってる。
行きたいんだけど身体のどこにも力が入らないんだ。
もうちょっと待って。

なんとか起き上がろうと試みたけど駄目だったので諦めた。
諦めが早いのは私の長所だから許してほしい。

テーブルに置いていたスマホから突然LINEの通知音がしてビックリして起きた。
あ、起きられた良かった良かった。

洗濯をどうにかこうにか終えてnoteを開いてみる。
この前「本が読めなくなった」と書いたけど、リハビリも兼ねて記事をいくつか見てみた。

分かったのは、日常系や笑える記事なら読めるということ。
深く思考する必要があったり深掘り的な記事は今の自分には読めない。

だから読める記事だけ読ませてもらってます。
私のポリシーに反するようで申し訳ないですが、今はそれでご勘弁下さい。

夕方になったので仕方なく身支度を整えて近所のスーパーへ。
今日は夫がゴルフなので疲労回復メニューとして生姜焼きの材料を買う。
ビタミンB1が豊富なのでゴルフの日は豚肉料理が多い。

卵売り場へ行ったら低価格帯の卵が全て売り切れで、1パック10個入り450円の「地養卵」か350円の「きよら」のどちらか、という選択を迫られる。

鶏はすぐに増やせないんだから受け入れよう、と自分を納得させて「きよら」にした。
「きよら」美味しいし黄身の色が鮮やかだもんね。

家に帰ってビールを飲みながら料理を作っていたら夫が帰ってきた。

「昨日寝れた？」
「うん」

夫はゴルフで4時起きだったので、ほぼ入れ替わりだったのだ。
こんな無茶苦茶な生活をしていることをやんわり心配しつつも、詳しい理由を聞かないでおいてくれる。

そして生姜焼きの写真を撮り忘れた。
トップ画は過去に作ったルーロー飯の写真。
台湾料理好き。

ご飯を食べながらWBC強化試合の日本対阪神を観戦。
大谷さんが2打席連続スリーランという漫画みたいな活躍をしていて笑う。
ひとりだけ次元の違う野球をしていた。

心配なのは村上宗隆と山田哲人。
栗山監督は村上を4番に置きたいようだけど、このままだと大谷さんを4番に据えるかもしれない。

そして山田哲人は重症な気がする。
全然タイミング合ってない。
2009年のWBCで最後の最後にセンター前を打ったイチローみたいに、ここぞというところで打ってくれれば文句はないけど、別にセカンドは哲人じゃなくてもいいしな…。

セカンドで思い出したけどみなさん知ってましたか。
故障で離脱した鈴木誠也の代わりに我がソフトバンクホークスの牧原大成が追加招集されたのを。

実は牧原についての記事を書こうと思ってたんだけど、大谷さんのインパクトで霧散した。
でも「牧原…？誰…？」って人が多いと思うので簡単に紹介しておきたい。

牧原大成は福岡県出身の30歳。
福岡ソフトバンクホークスに育成（お給料が出る練習生）で入団し、翌年に支配下登録（正式なプロ契約）。

内野・外野の全てのポジションを守れるユーティリティープレイヤーだが、特にセカンドとセンターに置くとスーパープレーを見せてくれる。
足も速いので、走り屋・周東佑京のカードを早々に切った後でも代走要員として使うことが出来るのだ。

打率はそこそこだが、鈴木誠也の穴を埋められる程のホームランバッターではない。
今回はあくまでもスーパーサブとして呼ばれたのだと思うが、彼の「万能御用人」としての力は凄いので、万が一他の選手に故障トラブルがあっても安心。
ソニー損保より早く駆けつけます。

うだうだ書いていたらそれなりの文字量になってしまった。
今日は誰にも頼らず眠れると良いな、と思いながらもうハイボール3杯目。

おやすみなさい（形式上）。