起こったことを理解も対処もせず逃げたら、残された側には禍根がずっと残る。「どうしようもない」とはそういうことだ。

とても偉い人との待ち合わせにどうしても間に合わない夢をみました。中学生くらいのこういう類の夢、とくに「家から出られない」「目的地にたどり着けない」みたいなのをよく見ます。リアルで発生すると絶望しかないので夢で良かったですね!

前回の記事で、ちょっと激しいことを書いていましたが・・・その件で先日、当事者たちで集まって話をしてきました。

こういうの、受け付けない人はとにかく受け付けないんだろうな。
「もういいじゃん」とか「時間の無駄」とかってバカにしたり。私も、相手はもう来ないんじゃないかと思っていたくらいだ。でも全員そろった。だいぶ気まずい状態で4人でファミレスみたいなカフェに行き、話をした。

結局それぞれどういう状況だったのか、何を思っていたのか、何を理想としてあの家を借りようとしたのか、いろいろ話をした。向こうが謝ったので、こちらもけっこうちゃんと謝った。話をしたから、許せる気にもなった。やったことは消えないけれど、きちんと話せる場をつくることができたので、時間が経てば大丈夫だと思う。雑談や人生相談みたいなこともやった。私の友人もいたので共通の過去の話とか。普通に楽しかった。意外だと思うかもですが、本当にそうです。

インターネットは便利なツールだけど、「直接会って話す」ことをしないと見えてこないことって、たくさんある。「なんでこんなことをするんだ」と怒っていても、ネット上のやりとりだと、不毛だ。単語の意味とか、言い回しとか、言葉の上手さ、下手さで全部決まってしまうんだもの。

ほだされるよ、人間だから。
敵だと思っていた人間がたまに優しかったり、助けてくれたりとか全然ある。そういうのは奇跡とかレアケースではなくて、人間は気まぐれだから当たり前のことなんだよな。

何も見ず、何も聞かず、何も知ろうとしていないのは恥ずかしいことだ、と、尊敬する作家さんの言葉にあった。例え「自分側からだけ見て合わない」人間が近くにいたとしても、シャットアウトで解決することって一つもない。そんな現代人の常識みたいな、大半の人間と同じ判断をするつもりはない。

って強がってもみるけれど、本音を言うとできることなら私もシャットアウトで済ませたい・・・と思うことは多い。今回含めてそこそこひどい目にはあってきているし、言われたことはやっぱり、ずっと残るし簡単には忘れられない。でもそれでもこのままじゃ嫌で、なんとかしたいから集まって話をしたのだろう。でもこういうのは運が良くないと続けられない。

今回も、うまくいくとは思っていなかった。ただ、起こったことを理解しないまま対処もせず逃げたら、残された側には禍根がずっと残ってしまう。そんなの、どうしようもないだろう。どうしようもないことを相手にわざと与えるのはどうなのか。だから怒った。そういうやり方はただ、卑怯だからだ。

向き合えば誰かの助けにもなれる。別になりたくなくても。例え誰かに激しく怒ったとしてもそれで誰かの上に立ったとかは思っていない。そういうのは正直しんどい。人間平等じゃないとか言うけど、疑念が涌いたときにちゃんと現場で言い返せていれば、みんなその瞬間はかなり対等に近づけます。現場で、っていうのが大事。「後で言う」はネット上での不毛なやり取りと差が無くなってしまうから。

分からないことは聞くし、伝えたいことは伝えようとするし、理不尽だと思ったら怒る。ここ別に神の国でもなんでもないし、嫌な人も合わない人も、避けていてもいつでもどこでも身近でも自然発生する。だから、どこ行ったって似たような感じでやっていると思う。

この記事書いてて思い出したけど、他人に対して、何か些細なことがあったときに「合わない」とかっていう人はただ心が狭いだけだと思うな(元彼にこの言葉めっちゃ言われ続けたけどなんか別れなくて6年も続いたよ、正直3年で良かったよ・・・)。「合わないから会わない」って道理がよく分からん。もっとハッキリ「嫌な思いをする可能性が少しでもあると怖いから自分はやめとく」とかで良くないか。そもそも人の感情は定量化できないし、相手のせいみたいな表現は卑怯だなと思う。そう!「合わない」って、自分が嫌なのを全部相手のせいにするような甘えた言い方だから妙に嫌なんだな!

相手からすればそれは事実ではないんです。本当に縁を切りたいならもう、思うことをもっと分かりやすく言ってくれといつも思ってたし、言う方がいいんだと思います。ぬるい感情を残さない方がいい。


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Natuki Abe

境目にいる人の感覚

誰もが自分に自信を持つのは難しいけれど、やろうと思えばできることはたくさんある。ともすると中途半端ないいとこ取りに見られがちな、サラリーマンデザイナーと副業クリエイターの狭間の日々を綴ります。
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