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雨の中のチームラボも、趣があった話。

やほ。

チームラボ佐賀のnote2本目です。
ここでは、期間限定展示について感じたことなどをnoteしていきます。

2度目の屋外チームラボ。

東京に住んでいると、「チームラボ=屋内」のイメージが強くなりがちですが、
自然との調和で屋外のアートも複数あります。

自分も、今年の3月に水戸市の偕楽園のチームラボにいきました。
(本noteリリース時点で、全く書けていません泣)

その時の屋外展示と今回の展示で何が違うのか、
チームラボをそれなりに理解したうえで見る屋外アートは何か違うのかを感じたいなと思って、今回の2回目の屋外チームラボに行くことにしました。

が。

まさかの雨。

前日と翌日は天気が良かったのに、中日の大事な時だけ雨。
しかも午前中はなんとか天気も耐えてくれたんですが、
午後3時を過ぎると、もうだめでしたね。

そこそこ強めの雨も降っており、気温も下がりめ。

ただ、なかなか雨の中でのチームラボを見る機会もそうあるわけではないので、
それはそれで楽しもうと気持ちを切り替えました。

作品は全て見切ったのですが、数が多いので、
厳選してnoteします。

本物の池に描かれる、鯉の軌跡。

廃墟から抜け出して、麓の方に向かって歩くと見えたのは、
なんの変哲もない池でした。

最初は純粋に鯉が泳いでいるだけで、まあ普通だなと思っていたのですが、
小舟が来たと同時に何かを感じとります。
このままでは終わるわけではないと。

案の定、鯉がどんどん集まり、
作り成したのはカラフルな軌跡。

インスタのリンクを載せているので、
ぜひ広がる様子を動画で見てほしいです。
動画で見ても感動します。

呼応する森。

森の木々たちが、音を出しながら呼応してどんどん色が変わっていきます。
これも一定のリズムがあるわけではなく、
その場面場面に応じて呼応していきます。

前回、偕楽園でも同じような作品を見ていましたが、
今回は”森”でそれぞれの木が密集していたので、
呼応する雰囲気を非常に掴みやすかったなと感じます。

暗闇の中にひっそりと佇む茶屋。

ある程度見切ったところで、EN TEA HOUSEに行くことに。
ただ、明らかに地図ではあっているのに、
お茶を飲めるような場所はどこにも見当たりませんでした。

5分後、自分たちの真後ろに、ひっそり佇むお茶屋さんを発見しました。

なぜ、暗かったのか、
演出の関係上そうせざるを得なかったのです。

お茶の中に花が咲き、グラスを話すと散っていくその儚さ。

お台場でもお台場でも同じお茶を飲んでいて、
暗い空間だったからこそ、場所を見つけられたのかなとも思います。
美味しかったです。

後々分かったのですが、
お台場で飲んでいたお茶も、リコネクト(六本木サウナ)で香りとして使われていたお茶も、ここ武雄市や近くの嬉野で採られた茶葉を使ってたんですね。

目の前に突然現れた滝。

森の中を歩いていると、
本当に突然大きな滝が目の前に現れました。

映像として流れ落ちる滝と、
リアルに存在する岩がマッチして写真のような構図になっています。

もちろん、滝に手を置くと、
そこの部分は勝手に避けてくれます。

自然と共存するチームラボらしさを体感できるアートでした。

偕楽園とはまた違った、具体と抽象。

最後に見たのが、「具体と抽象」という作品です。

3月に訪れたチームラボ偕楽園にも同じ作品があり、
その時に度肝を抜かれたのですが、今回の御船山でも同じ作品があるとのことで、最後の楽しみに取っておきました。

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偕楽園のはこんな感じでした。

偕楽園の場合、後ろの作品の光も相まって独特な雰囲気を出していたのですが、
御船山では周りには作品は一切なく、
この「具体と抽象」の作品があるのみでした。

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なので、暗すぎて撮影が難しかったのですが、
幾何学的なアートも、チームラボの魅力であり、
この線を単に木に反映させるだけでもアートになる面白さを改めて感じました。

自然状況や周りの環境によって、1つのアートでも味方が全くもって変わる。

御船山で初めて見た作品、これまで見た作品の2種類ありましたが、
それぞれの良さがあり、
同じアートでも場所によって感じ方や受け取り方が全く違うものなんだなと感じました。

自然の中に浮かび上がるチームラボも、
総じて、非常に楽しかったです。

次は佐賀ではないかもしれませんが、
機会があれば別のにも行ってみたいですね。


はなも(ん)

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