やほ！

この年末年始ですが、
前半はふりかえりと読書、
後半はコンテンツ消費と仕事に向けた準備をしてました。

特に、昨日は漫画喫茶にこもって、
『鬼滅の刃』の一気読みをしてきたので、
作品の感想と、その他もろもろ感じたことを書き留めていきます。

鬼滅の刃

社会現象にまでなった、鬼滅の刃ブーム。
主人公の竈門炭次郎が、鬼になってしまった妹・禰豆子を元の人間に戻すため、そして鬼を退治していく、その過程を通じて、仲間を連れ、成長していく物語です。

映画「無限列車編」の興行収入は12/28に324億円を突破し歴代1位になり、
LiSAの歌うアニメ主題歌『紅蓮華』は紅白出場+再生回数9300万回(THE FIRST TAKE)、
映画主題歌の『炎』はレコ大受賞+再生回数1.1億回、
それ以外にもアニメの再放送や再配信などなど、
もうどうにも止まらない状態になってます。

そんな中、
経済効果が2000億円にも上っているこの漫画の魅力は何か、
自分自身も学べるものは何かを探るために、
読むなら一気読みだと、
漫画喫茶にこもりました。

常に問いを投げかけられる

率直に、面白かったです。

何か、生きていく上で、大事なことを伝えようとしている、
常に問いを投げかけられている、
そんな感覚でした。

・1つのことに集中する→今の自分、一点集中できているか？
・基礎のたたき込み→ちゃんと下地の部分から、勉強できているか？
・家族の大事さ→親への感謝を伝えているか？
・守るべき存在→常に思いやりを持って人と接しているか？
・命の儚さ→自分だけのものではない、その命を大事にしているか？
・繋がる命→将来のこと、先を見据えて行動できているか？

などなど、盛り沢山でした…

言葉としても、刺さるものが所々にありましたし、
読み終わった後に聞く、「紅蓮華」と「炎」が、
めちゃくちゃ刺さりました。

その中でも、特に刺さったのは、17巻以降、無惨との一騎討ちに入る場面です。
堕姫と宇随の戦いも印象的でしたが、
畳み掛けるように戦いと、フレーズと、考えさせられる内容が…
という感じです。

いくつか紹介します。

自分は何を与えているのか？

人に与えないものはいずれ人から何ももらえなくなる。
欲しがるばかりの奴は結局何も持ってないのと同じ。
自分では何も生み出せないから。

愈史郎
#17-146

結構、最初の配属や臨時異動した時には、それができていたのに、
今の配属になったとたん、それがまだできていないことに気づかされました。

まだ自分の中で、今の仕事に対して教えられることがないのか、
それとも教える勇気がないのかはまだわかりませんが、
自分自身が何を与えているのか、少し意識していくだけでも、
変わってくるのではと感じます。

弱い者なりの行動をできているか？

強い者は弱い者を助け守る。
そして弱い者は強くなり、また自分より弱い者を助け守る。
これが自然の摂理だ。

炭治郎
#17-148

仕事の面で、自分は何を価値貢献できているのか、
この問いに対して答えられなかった上に、
自分自身が”弱い者”として取るべき対応ができていなかったと感じました。

新卒1年目で配属3ヶ月が経ち、
わかることもわからないこともある程度わかってきた中で、
こんなことがありました。

お客様の緊急の対応で、14時までに最初の回答が欲しい、とのこと。
質問をいただいたのが11時45分。
それ以外にも対応すべき案件があって、それでもほぼ1人で抱え込んでしまったことがありました。

結局、先輩方が声をかけて下さって他の案件もどうにかなったものの、
その日は完全に意気消沈してしまいました…

もう少し、人を頼るとか、わからないことを素直に聞くとか、
そういった弱い者としての姿勢を見せていなかったことを一気に思い出しました。
もちろんそれはそれで反省はしているけど、
こういったことは起こさないように、と改めて振り返ってました。

自分は何のために。

何故私は何も残せない
何故私は何者にもなれない
何故私とお前はこれ程違う
私は一体何の為に生まれて来たのだ
教えてくれ　縁壱

黒死牟
#20-178

これは、おそらく考えると延々の堂々巡りになるので、
いったん止めます。

その時々に、面白さを感じるだろう。

それ以外にも、ここで話すとネタバレレベルのものもありますが、
満喫ながら、「えぇ」とか「おぉ」とか、
普通に声出していました。

人それぞれで感想が違ってくるだろうし、
おそらく自分自身が読むタイミングによっても受ける印象はかなり変わるんだろうなあ、と感じます。

アニメはアニメで感じることあるだろうし、
映画は映画でまた違った面白さがありそうだなという感じです。

読んだ価値はありました。

自分の中での問いを立てたい、
ブームになった理由を知りたい方、
とりあえず興味のある方、にオススメです。

(ちなみに、3巻読んで10~15分休憩を繰り返し、
合計で9時間くらいで読破できました。
インスタでアンケート見てくださった皆さん、ありがとうございました。)

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個人的に、あとあとで読んでみたい記事もついでに貼っておきます。

はなも(ん)