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とても遠く、とても儚く かそけき小鳥のさえずりのように 冬の空を翔るあなたの小さな言葉達 …
螺旋の円十字にきらめく 夏色をした 強い陽射しが どこからともなく 透き通った香りを運ぶ…
街はずれの空に 流れゆく雲の下 凍える少年の影を見てた 哀しみに刺され 裂かれた心 洋服…
朱色に染まる空 山吹色の地平 すれ違う風たちが 詞(うた)っている 切なそうに 別れを惜…
薔薇の雨に濡れて 染まる緋(あか)に 涙滲む 握っていたはずの手が離れ 遠くに消えそうに…
濡れた前髪かきあげて 小さな声で呟いた また友達に戻ろう 涙も流さずに 凍えるような冬の空…
僕は何をしているのだろう 僕は何をすればいいのだろう 何かしらの使命をうけてこの世に生を与えられたのならば それを果たすべく生きていきたい でも その生の目的 使命が分からないんだ 何をするために生まれてきたのだろう 皆と同じ事をして 皆と同じ事を学ばされ 一体何をするためなのだろう 生きるため? どうして生きるの? 子孫を残す? どうしてまた同じことをさせるの? 生きている中で感じる 喜び、悲しみ、憂い、苦しみ、楽しみ、哀しみ・・・・ その数々の感情は何のために
哀しみと怒りに疲れ果てて 絶望した体と心で部屋を飛び出した 薄っぺらな愛情じゃなく 嫌われ…
海の青さも 空の碧さも 君が眩しいと言うのなら 僕が心のblueをさらってあげる そして 新し…
メールの奥で微笑う貴女を思い浮かべる 一人の部屋に響く携帯のメロディ 静けさを刻んだ無機…
詩人の声に導かれる罪人 それは狂人の戯言か いびつな愛に苦しんだ果ての 醜悪な天使のいざ…
静かな夜の時間 一人には淋しいから 過ぎてしまったあの頃を 思い出してしまう 肩を並べて歩…
夕暮れに染まる頃に 奪われた視線は今 貴女を昨日以上 今以上に 綺麗にしてゆく 撫でる空…
頼りない顔した僕に 「可愛い」と呟いてくれた君を 崩れるくらいに抱き締めたいと思う さり気ない優しさで 無邪気な微笑みで僕を魅了した 君に逢えてよかったよ さよならは必然のエピローグ この出会いは偶然のイタズラ 短い夏の終わりに訪れた 意地悪な恋色のピリオド 季節を奏でる光と水の協奏曲が 出会いと別れを連れて来た それでも 僕は 君の記憶を後悔しない 短い夏の小さな恋のメロディ