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HUCが『1周年』を迎えて思う希望。

※この投稿は、2020年1月26日にfacebookで投稿した内容を転記したものですので、あらかじめご了承ください。

ここ数日の間、あるコミュニティの活躍と軌跡を見て、感じた事があった。

2019年の1月23日、NewsPics のWEEKLYOCHIAI で「母親をアップデート」という番組観覧をきっかけに、世の中の「母親」を取り巻く常識や考え方を変えて行こうという「母親」達のコミュニティが誕生する。
 
その名は、母親アップデートコミュニティ(通称:HUC )」だ。

▼母親アップデートコミュニティ(HUC)公式サイト


同コミュニティは、「誰も否定しない」という神ルールを掲げ、「無敵の、つながり。母親を、もっとおもしろく。」というコンセプトの元に物凄い熱量で活動の幅を広げていて、先日、2020年1月23日に、1周年を迎えた。

また、同日を 『母親アップデートの日』と提唱していて、今後もますます活躍される事だろう。
 
 
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ちなみに、現在「母親」として何かに囚われたり、苦しんだり、悩まれてる方がいるならば、是非、どんなコミュニティなのか、ご覧になられる事をお勧めする。
きっと、明日以降の自分に前向きなパワーや希望が貰えるんじゃないかな。

さて、そんなHUCの活動は、文字通り「母親をアップデート」することが中心のテーマだけど、母親(=自分)をアップデートでもある。
そしてその潮流は、間違いなく今の世の中を変えるモノになると思っている。

そこで、冒頭に書いた「ここ数日で感じた事」という話に入る。
 
ボク個人としては、昨年のHUC誕生と同じくらいの時期から、
 
 
「父親もアップデートしないとだよなぁ…」
 
 
という気持ちが強くあって、それは社会の体制としても、態勢としても、また個人の問題としても思っている。
でも、身近なところにいる「父親」って、めちゃめちゃレガシーなタイプが多いんだよね。

例えば、職場の同僚とか、付き合いの長い旧友であっても、家事育児への関わり具合の話とかすると、まるで異星人扱いされるレベルで驚かれたり、家事しててすげーなーとか言われたりする。

父親の家事や育児参加なんて、凄くも無けりゃ特別な事でも何でもないといった話や、今の社会における夫婦の在り方とか役割分担の話がいかに不合理かなんて話をしても、そうだな変わろうという肯定的な意見や話の流れになる事は、殆どない。

SNSとかだと、今は家事育児に積極的な夫、父親のアカウントや声も沢山見かけるようになってるし、一昔前に比べたら確実に増えてると思うけど、いざオフラインを見回すと、気付ける機会の問題もあるけど、やっぱり少ない気がする。
 
やっぱり、男社会的なとこは旧態然としていて、しかも、田舎だと特にその傾向は強いんじゃないかと思う。
はっきり言葉にするのも少し憚れるけど、とにかく頭がかたいんだよね。
 
 
そこで一旦話は飛ぶというか、HUCに戻ると、前述のHUCの活動って、まだまだ旧態然とした世の中のシガラミというか、戦後日本の偶像化された「理想の母親像」みたいなモノに縛られて苦しんでいるような沢山の母親・ママさん達に対して、とても大きな勇気や希望、可能性や選択肢といった「気付き」を与えると思っている。

でも、そもそもHUC誕生のきっかけになった番組観覧って「夜10時からの生放送」だったんだよね。
(※先日の1周年記念イベントも「平日」だった)

何が言いたいかというと、こういう機会に参加できる時点で、あくまでも比較的という話だけど(パートナーの家事育児への不参加だったり、母親の社会的立場に対する不理解だったりと)参加条件に際してのハードルがそこまで高くない環境の方達である傾向も、あるのかなぁ?と思っていて。
 
(もちろん全員とは思わないし、勇気を振り絞ってとか、結構無理してとか、色々な方がいたと思いますし、HUCの皆様もきっと初めから前向きでパワーがあった方ばかりじゃなくて、むしろ課題感を持っていたからこそ参加された訳で、参加された事で思考や行動がアップデートされたのだと思っている)
 
逆にいえば、羨ましいとは思っても参加できないママ達、自分もそうなりたいと思ってるけど動けない母親・ママさん達が沢山いると思っていて、その方々にとっては、自分の事はもちろんだけど、自分がそうなる為には、「まずパートナーに先に変わって貰わないと、頭で分かってても自分を変えるのは物理的に難しい」という方、感じている方も多いんじゃないかな…と思っている。
 
全国にいる、今はまだ余裕がない母親達に対して、HUCの皆様の姿はきっと、あなたも自分を大事にしていいんだよ、可能性は沢山あるよ、母親のある「べき」姿なんてないよ、正解は1つじゃないよ、という希望になると思ってるけど、その希望を目にした地方(に限りませんが)の母親・ママ達には、立地や機会の問題から、「それでも私には難しい」とか「パートナーを先に変えないと自分を変える機会に向き合えない」と感じる方が沢山いるんじゃないかな?と。
 
つまり、地方の「母親」を変えるには、まず地方の「父親」を変えないと難しいのかな?って思ったりもする。
 
でも地方の父親は、特に頭が固くてウルトラハードだから、地方の父親達を変えるには、父親(男)達が謎の信心を捧げる「常識」を変える必要があると思っている。

ちなみに、現代日本社会に未だ呪いの網のよに闇の根を張った昭和の固定観念って、もはや時代劇だよなって思う。
 
この「常識」を変えるのって、難しいよね?
でも「母親の常識」はきっとHUCが変えてくれる、と思うよになって。
でも「父親の」が頭につくともっと難しいかもな。
じゃあ「父親の常識」は?
 
 
・・と、思っていた。
ここまでが数日前までのボク。
 
 
そして、先日のHUCの1周年イベントだ。
 
HUCの誕生に縁深い、花まる学習会の代表、高濱正伸先生は、以前から常々「母親は外に繋がりを持つことが必要」と仰っていた。
 
そして同イベントで「男はカッコ悪いと思えば変わる」「母親が繋がってそれが広がれば常識が変わる。」というよな事を仰っていたようだ。
※直に聞いてないので拾い聞きした情報の個人的解釈。

常識が変われば、男も変わる。
本格的に、社会も変わる。

うん、ここでやっと冒頭に繋がる。
 
ボクは「父親が変わらないとな、でも父親ってマジ変わりにくいよな」と漠然と考えていたが(※自分で大きなムーブメント作る気概があれば違うのかもだが)、その答えの1つが、HUCにあった気がした。

HUCの活動は、中心というか入り口としては、世の中の「母親」のアップデートにある訳だけど、その活動の社会貢献レベルというか対象は、決して母親だけじゃなくて、「母親が変わるために必要な父親のアップデート」にも大きな意味を持つんだな、と感じた。
 
HUCの飛躍は、もっともっと母親に繋がりを生んで、小さくても個々の沢山の母親のアップデートが広がると、社会の常識が変わって、常識が変わることで、ようやく父親のアップデートが進んで、そうすると、「父親がアップデートされて初めて変われる母親」まで救いが届く、みたいな。
 
なんか自分でびっくりするくらい、ここ数日の間、涙腺緩みまくってて、なんかすぐ感動して、すぐ泣いてる。笑

HUCを見ていると、人の愛はまだまだ捨てたものじゃないとか、愛がある世界、愛のある繋がりはこれ程に暖かい世界なのかと感じる。

綾波レイの言葉を借りるなら、
「心がぽかぽかする」という状態になる。

自分もアップデートしなきゃなんだけど、とにかく、確信めいた予感。

HUCは多分、時代を変える(変えた)ムーブメントとして、歴史に記録されることになる。
時間によってしか証明は出来ないけど、確信に近いものがある。

だから、母親はもちろん、父親にも、男性にももっとHUCの存在を教えたいなと思っている。


とりあえず今日の時点で感じたことを、そのままここに残してみた。
長くなりすぎて迷子になってきたので、この辺で。
かしこ。

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※この投稿の内容は、2020年1月26日にfacebookで投稿した内容を転記したものですのでご了承ください。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。