私、本当はほたるちゃんが1番好きだったんだ
タイトルのほたるちゃんは国民的アニメ、美少女戦士セーラームーンに登場してくる儚げな美少女、土萠ほたるちゃんのことです。
セーラームーンのアニメの再放送を初めて観た時、女児はとても驚きました。
女の子が戦っている!
今まで観てきた戦隊モノでは女性の隊員はいても捕まったりして、あまり積極的に戦ってるイメージがなく、女の子も戦えるんだ🔥
と、すぐ毎週の放送が楽しみになりました。
当時は誰派、とか幼稚園で話していましたが、やはりセーラームーンが人気だったように思います。
セーラームーンこと、月野うさぎはドジでおっちょこちょいな中学生。敵をこわい!と言いながら戦う姿に親近感と応援をした記憶です。
小さいながらに新鮮なヒロインでした。
これは我が家の話ですが元気で明るいことが良しとされて、私は育ちました。(大なり小なり皆様、そういうことがあるでしょう)
悩みがない、なさそうに見えることが良いこと、という刷り込みで育ちましたので、何となく蛍ちゃんが好き、と言えなかったのです。
セーラームーンやセーラーマーズ、セーラーヴィーナスなど明るく天真爛漫なキャラを好きと言ってました。
何なら、今の今まで自分の好きを誤魔化していたのです。自分のキャラじゃない、という曖昧な外圧で……
ついしっかり者の長女なので、周りの期待に答えてしまいます。それは明るくて良い子、ということです。
暗い子や活発じゃないことはあまり良しとされていない時代でもあったのかなあ、と今になっては思います。
だから、自分のキャラじゃない。自分のガラじゃない。と自分の好きという気持ちに蓋をしました。
ほたるちゃんは病弱で見た目も儚げ。大人しくて優しい女の子。
自分とは正反対の存在。そんな子を好きだなんて言えない。
好き=なりたい、ではないのに子供の頃はそういうことは分かりませんよね。
そんな幼少期の思い出を30過ぎまで引き摺るなんて思いもしませんでした。
今までほたるちゃんが1番好きって言ったことなかったんです。
この間、るつたさんとお出掛けした際に話の流れでサラッと言った自分に驚いてたのです。
そうか、好きって言ってもいいし、似合わないなんて言われない。
そんな当たり前のことに気が付きませんでした。
これからは自分の好きという気持ち、大事にしなきゃ。
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