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年をとることと自分のエネルギー放出について考えた日

「モノのために家賃を払うな!」あらかわさんの取材。2018.3.12@青葉台

御年おいくつになられるかわからないけども、長い白髪をきれいにカールされたご婦人。事前に見ていた写真の印象からだと、おっとりゆったりした方かと思いきや、前のめりに話をする。温かいエネルギーを放出する人。なので私も対抗してみた。「ワンピース」でいう覇王色みたいなやつで笑。「波動」「流れ」「手放す」ということが多岐に渡る話の中でも共通のキーワードだった。

私も40の大台が見えてきて、自分に対する何かの「諦め」を強いられるように感じるここ数年。一方で諦めたくはない、あがき続けたいと、もがき続ける。髪を人生初のベリーショートにしてみたり、今までできる限り避けてきた書くという仕事を積極的にやってみたり。

美容師の友人と会っては「引き算」の話をする。流れには逆らえないし、手放すべきものは積極的に手放すんだけど、諦めない。それって感受性を高めて周囲の状況や方向を見極め、自分を客観視できるように努め、自分と周りの最適な距離感を見極めるような作業かな。その上で相手に心を開くと、自分にも相手にも心地のよい波を創り出せるような気がする。

そのためのエネルギーをね、自家発電しつづけられる状態に置いておくために必要なもの、そしてそれを知っていることじゃないかな。あらかわさんが「愛」だと言っていて、言葉にして伝えるのが恥ずかしいこの単語に変わる表現が他にないかなぁと模索中。「動力源」とか。私にとっては、相方・子どもとの触れあい、漫画、写真、川・河・海とか水場、山、映画、酒・街。

お土産にもらった塩飴がすごく美味しかった。アンティークな一枚の絵のような時間だったな。

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